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街角のイノベーション

2019年に関門海峡というフィールドで歴史に思いを馳せることをコンセプトにした「関門時間旅行」というオンライン配信プロジェクトがありました。そこでナビゲーターをされていたのが岩崎達也先生。広告代理店でコピーライターとして活躍された後に、日本テレビに移られ、その後は大学教授をされている業界の大先輩です。

その岩崎先生の最新作が「街角のイノベーション〜なぜ人は挑むのか〜」が発売となりました。好きをカタチにするガイドブックと銘打たれており、技術革新や発明のようなイノベーションではなく、自分の人生や周囲の人たちの日々を少しだけ豊かにするような取り組みが写真多めで紹介されています。

ホスピタルクラウン、温泉ソムリエ、クリエイティブファシリテーター、料理人、作家のご夫婦、ホヤおやじ、富士通のプランナーさん、そして僕が住む門司港をアートを通じて盛り上げているMAPの皆さん・・と顔ぶれも多彩で活動内容も様々。でも、それぞれが活動する想いのようなものを、岩崎先生ならではの専門家の視点×やさしい眼差しで綴られています。

本の冒頭にイノベーションの定義と範囲を「街場(のイノベーション)」とし、身近なことのより良い変化に「自分がやりたいから」「楽しいから」という気持ちで取り組んでいる姿は、たしかに読み手に「これでいいのだ(バカボン風)」という安心感と、何かをはじめてみる勇気を着火してくれそうです。

この本に紹介されている、僕が住む街の仲間たちの活動はこちらから:
https://mapopengate.wordpress.com
https://moji-porto.com/

↑ この本にも紹介されているPORTO菊池くんが自費+クラファンで撮った映画「門司港ららばい」

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街角のイノベーション〜なぜ、人は挑むのか〜(2021年、下町書房、岩崎達也)

【本日の朝食】

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アボガドとキッシュのプレート。キッシュはガルバンゾー(ひよこ豆)・茄子・ツナをココナッツミルクをいれたアパレイユで焼き上げています。

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