- 運営しているクリエイター
記事一覧
毎年100公演あれば良い?
今日の仕事でも言われたんですよ。
「音楽だけで食べてるってすごいですね!!」
そういう時、その場では言えないですけど多くの演奏家はこう考えるんです。
「同じような依頼が年間100〜150公演あれば全然問題ないですよ!」
元プロオケ奏者として、そこで「ん?」と考えるんですよ。
同じような公演を年間100公演するって、どういうことなんだろうって。
まずそれを事務的にやり取りするのはかなり大変なの
お前ごときのレベルで仕事を選んでんじゃねぇ!
先日、後輩のヴァイオリン奏者からある意味ショックな噂話を聞きました。それは
という内容です。
まあ、そう言うわけではないんですけどね。
ちゃんと受けてます。
でもあながち間違っていない。
これを聞いた時、「ああ、僕が今までやってきたことは、口に出さなくても意思として奏者界隈に広がり、結果として自分が思っていた通りになっているな」
と言うことです。つまりある特定の〇〇業者からは、現状として
ほとんどの演奏家に必要なのは演奏力ではなく集客力だけです
僕らのような日本一流、世界一流ではない、無名であり、言ってみれば中途半端なアーティストで、音楽を「食べていくための収益」として成り立たせる人のみの話でして、まあ、言い切ってしまうのは失礼な話なんですけどね。
さて、まずは昨日(2023.1.26)のコンサートにご来場いただき、本当にありがとうございました!!僕ら夫婦の率いるNewTonesのコンサートも宗次ホールで18回の出演。もうすぐ20回にな
パソコン部屋を改造しました。
疫災で学校や園が長期に休みになり、リビングに常に子供たちがいる状態が続いてました。そのため登園中にリビングで事務仕事をしていたのが出来なくなってしまったのです。
これまでどのような感じでリビングで仕事をしていたかというと、
2015年頃の環境2017年頃の環境2019年頃の環境そして2020年。芸術家の支援金制度でFOCALのスピーカーやウルトラワイドの単体ディスプレイを手に入れた経緯もあり、
「音楽で食べていく」というテーマ - 1 -
よくあるテーマですよねコレ(-2-を書くかは気分次第)
いきなり話題が逸れます。こないだもプロオケの団員が自分のSNSで自分のオケの公演を宣伝してるのをみて、「すごいなあっ」って感じる自分。同時にそれって自分の方がおかしいのでは?と感じました。
自分の所属するオーケストラの公演を宣伝することって会社の収益を上げるためを考えれば別におかしくもなんともない、ある意味当たり前の行為なんですが、僕はほ
バイオリン奏者として自己分析
なぜ僕はオケに普通のエキストラ出演の話が来ないのか
なぜ複合コンマス業だと好かれるのか
なぜイベント演奏で好かれるのか
なぜレコーディングの仕事が絶え間なく来るのか
僕は顔はモブキャラであり、オーラもない。妻に言わせればかなり一般人の臭いがする。どちらかと言えばオーケストラの奥の方で演奏して、どこかのレッスン教室に雇われの身で安く教室の肥やしになってそうな男なのだが、
なぜそうなっていないのか
「稼ぐ」なら教室かオケマンか
教育者か演奏家か、という意見はさておき
ここではどちらが稼ぐのに優位かということで試験的に数字を可視化してみようと思う。
様々な楽器があるが、僕がヴァイオリン奏者ということもあるのでヴァイオリンで見る。ヴィオラやファゴットやチューバのような(ある意味)マイナーな楽器の人、ごめんね。先に謝っておく。
まずオケマン。
プロオケを辞めるために準備したこと
楽器の演奏スキルをもってしての行為であり、いわゆる普通のサラリーマンが独立するのとちょっと違いますが、オーケストラに就職したヴァイオリン奏者が折角手に入れた固定給や世間的地位を捨ててまでフリーランス奏者になった当時は同業者も周りの一般人も僕の行動を聞いて「馬鹿」と揶揄したものです。
辞めた当時は、普通のサラリーマンと同じ3大ローンを背負っていました。
それをいかにして克服したか、何を用意したか、
高い機材を買う理由③<スピーカー編>
前回、<②マイク編>を書いたので次は<スピーカー編>です。
僕のスピーカー遍歴はざっくりこんな感じです。
①15000円くらいのAIWAのCDラジカセコンボこれって数えに入れていいのかな?
大学生になった時に買ってクラシックをこれで山ほど聴きました。
プロのクラシック音楽家になるを考えたらなかなかありえないクオリティかもしれませんが、そもそもスピーカーの「音質」など全然気にならず、「お金ないし