政治に興味が高まりつつある雰囲気

僕が年齢が上がってきたからなのか、少しずつ政治に対して興味を持ってきた人が増えてきたような気がする。

それぞれの信じる政治政党や個人候補者の声に耳を傾け、本当に信頼できる人に一票を投じるという行為に、興味と関心を持って足を運ぶ人が増えてきたという雰囲気を感じている。


ぼくは地方自治体の政治の世界に4年だけ寄り道し、その上で個人での活動をそれまで以上に、自分のなかで納得できる道を模索しながら進めてきているつもりだが、間違いなく政治の道に寄り道したことは大きな財産になっていると胸を張って言える。

今回は大きな大きな舞台ではあるが、このタイミングで参議院議員の候補者として立候補した友人もいて、結果はどうあれとても大きなチャレンジをしていることについて素晴らしいことだと思うし、大切なことだと思う。


結局・・・というつもりはないが、本当に気に入らないなら、自分で立候補をしてなんとかしてやるんだという気持ちを持つことが、周囲を最も本気にさせる行動であることは間違いない。

どれだけ高邁な意見を持っていても、個人で叫んでいて影響力を持てるとしたら、よほどの人脈があるか、ビジネスや社会活動で一定の位置を占めている限りにおいてのみだ。政治家になるというのはそういう影響力がある。


だから少なくとも一度は選挙で被選挙権を行使すべきじゃないかと思う。


政治に興味を持ち、選挙に興味を持ち、次は選挙戦を勝つことに興味を持つ人がもっと出てきていいんじゃないかと思う。国会じゃなくてもいいから、県でも大きいなら、市議、町議、村議でも十分だと思う。

合議制で、それぞれが平等に意見を持って代表して意見をもって、それぞれの正義がどこにあるのかを示し合いつつ、微妙な折り合いをつけるということについて知ることで人生が豊かになる人はきっと多くいるはず。


数年前の選挙で、この選挙で勝たなかったら終わりという論調で出ていたような党があったような気がするけど、その論調は僕はあんまり好きじゃないし、その最後の手段を使うには焦りすぎているし、政治に関わってないからそういう安易な言葉遣いをするんだと思う。

何年も何年も周到に用意され、信頼を集めるために、頭を下げ、耐え難きを耐えてきた人たちの分厚い覚悟を、簡単に打ち破れるものではないってことを僕なりには感じられる4年間だったし、いまはそこに覚悟を持って本気で取り組むよりも、他でやりたいことを真剣に取り組んでいるつもりだ。


今回の選挙でも、次回の選挙でも、徐々に徐々に、政治に興味を持って、選挙に興味を持っていく人たちが増えていくとしたら、いつか出馬することに興味を持って行動を起こすことを真剣に検討してみてほしい。

僕もそれは力を貸せる部分があると思うし、それはとても応援したい。それは大きな成長の機会になり、社会に明らかな変化が生まれ、必ず学び大きな時間を、自他共に与えることになることを確信しているからだ。


今回の選挙戦で熱くなった思いが、またひとつ伝播し、さらに本気になる人が増えるのだとすると、各党が熱量を持って取り組んでいる今回の選挙戦もとても意義あるものだったと振り返ることが出来るように思う。


そうした真剣な作戦会議を、また誰かとできたらいいなと思う。

急に読者の方からサポートもらえてマジで感動しました。競馬で買った時とか、人にやさしくしたいときやされたいとき、自暴自棄な時とか、ときどきサポートください。古民家の企画費用にするか、ぼくがノートで応援する人に支援するようにします。