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こんにちは、いわあゆ(iwa_ayu)です。

わたしは「カラダメンテキッチン」という屋号で、知人向けに「発酵食」のワークショップを主催しています。
2019年の2月からワークショップを開始し、半年間でのべ106人の「発酵生活」を支援してきました。

よく聞かれる、なぜ「発酵」をテーマにしているのか?
その話を書きたいと思います。

身体を変える、運命の出会い

突然ですが、わたしには信頼のおけるパーソナルトレーナーさんがいます。
知人の紹介で出会い、2018年の6月末から「内臓骨格矯正パーソナルトレーナー」として依頼し、心と身体を整える改善をはじめました。

まだ改造途中ですが、最も身体が変わった時は、約6か月間で脂肪のみ6キロ減量し、ウエストは最大マイナス15㎝まで絞ることが出来ました。

会社の健康診断では身長が1センチ伸び、前年比と大きく変化した下腹部のサイズにお医者さんが、驚きの声をあげ、目を疑って測定し直されたほどでした(笑)

それだけではありません。20年近く患っていたひどい花粉症を克服するという劇的な変化もありました。

最初は簡単に痩せなかった。

通常、ダイエットをすると、筋肉も一緒に落ちてしまいますが、純粋に脂肪だけが落ちたという事は、筋肉はキープしたままという事になります。

どうしてそんなことが出来たのか?

トレーナーの指導をもとに、自宅や会社で出来る、ストレッチ方法や、効果的に絞るエクササイズ、骨盤や姿勢補正に効くような健康グッズなどなど、ありとあらゆる方法を取り入れましたが、その中でも取り立て気を使ったのが食生活だったのです。

最初は、週1回せっせとトレーナーのところに通い、自宅のトレーニングやジムなどを積極的に通って頑張るのですが、1週間たつとぽっこりお腹に戻ってしまう、を繰り返していました。

もともと、身体を動かすことは好きで、ストリートダンスを続けていたり、週1〜2回、5〜10キロを走るランニング習慣もあったので、消費カロリーは普通の人よりも多いはず。

でも、なかなか痩せない・・という悩みを抱えていました。半ば諦め、30代半ばを超えるとこうなるんだな、と加齢のせいにすることで、ごまかしていました。

ふとある日、トレーナーから、
「どんなもの食べてますか?普段の食事を送ってみてください。昨日来た方が腸内細菌のバランスが悪く明らかに悪玉菌が出すガスでおなかが貼る食事をしていました」というメッセージが。

「腸内細菌・・?」このとき初めて腸のことを知ることになります。

「大腸の調子を整える」というCMを見たことはありましたが、腸がどうダイエットと関係するのかよくわかっていませんでした。

わたしは元々和食中心、野菜が大好きで、ケーキやクッキーなどの甘い間食はしないという健康志向でありましたが、お酒が大好きで・・・
毎日欠かさず、たくさん飲み、つまみはモロキュウとキムチ、冷奴だけという生活をしていました。

一見ヘルシーなラインナップですよね。
お酒を飲む代わりに、食べ物は糖質や脂質の低いものを、というせめてもの調整をしていた、、つもりだったのです。

内臓を休めたり整えることで、ココロが安定する???
もともと自己肯定感が低めだった私にとって、目からうろこの話が続きます。
トレーナーさんが教えてくれたことは私にとって、大きな大きな変化をもたらします。

急加速でみるみる変わるカラダ。

管理栄養士の資格も持つパーソナルトレーナー。
毎日3食写メを送り、ストレッチで内臓と骨格を調整する。

徐々にバランスを正していくことで、これまで何をやっても痩せなかったカラダは、みるみるサイズダウンしていくことが出来ました。

左)6月 右)9月 
顔のむくみが全然ちがうw

写メを送っただけで食への向き合い方が変わったため、細かい食事の具体的な指導を受けなくとも、自然と、食生活が健康的になっていきました。

ただ毎食の記録を残すということだけではなく、第3者に見せることを前提にすることで、良い改善と習慣化が実現できたのです。

▼身体改善ごはん記録 2018年7月時

▼(1年後)身体改造ごはん記録 2019年6月

控えめにいって、自炊力がかなりアップしていると思います。
なんといっても目覚ましい品目数の充実さ・・われながらよく作ってます(笑)もともと料理をつくることが好きだったので、私にはとても向いていました。

食事記録を送ることで得られる5つの効果

1、食事の時間を大切にするようになる(自炊の時間が増える)2、毎日何かしら変化のある食事を作るようになる3、器にちゃんと盛る(1人前の量で食べ過ぎない)4、ひとつひとつの料理をしっかり味わう(よく噛む)5、気持ちにゆとりが生まれる

そう簡単に誰でも出来ることではないと思いますが、参考になれば幸いです。自炊ができなくとも、品目が多くなくても、できることからやればよいのです。

もともと母の味が野菜の多い料理だったのと、野菜が大好きなこともあり、わたしの食卓は精進料理のようなヘルシーな料理が並びます。
特に意識したのは、単品食べではなく、様々な食材が持つ異なる栄養素を採れるよう、品目のバリエーションを豊かにすることです。

野菜ばかり採るので、トレーナーさんからはタンパク質をもっと取ってね、などのアドバイスはありましたが、基本は「腸が喜びそうな理想的ですね~」と褒められる毎日でした。

ちなみに1年たった今でもたんぱく質がなかなか接種できない課題は抱えています(笑)

ポイントは、

腸内環境を改善すること。そのために必要な栄養をとること。

腸のための食事ってなんだ?(笑)と初めは思いましたが、アドバイスをもらいながら腸について自分で興味を持つようになり、本を読んでいくことで、筋肉増強よりも内臓のコンディションをいかに整えるか、そして腸がどのくらい影響力を持っているのかを学び、腸内環境と発酵食品の関係性について知ることになります。

発酵×腸の関係をサクッと学ぶのにおススメな本

とてもわかりやすい本がこれ↓。

「腸活」に興味を持ち始めたビギナーにぴったりの軽めの内容になっています。
特に、「加齢とともに代謝が悪くなった気がする」「ダイエットしてるのに、なかなか痩せずに悩んでいる」「アレルギーに苦しんでいる」人に、ぜひ一度試していただきたい。

こうして、わたしは自分の体質改善をもって、カラダメンテキッチンの礎を築くことになります。体験談ほど説得力のあることはありません。

体当たりの社会実験野郎という肩書をつけられたことがあるとおり、気になることはとにかくやってみる。そして得られた知見はシェアしたい。成功も失敗も他人と分かち合うのが私の信念です。

こうして、自分の身近な人たちに得た知見をシェアする「カラダメンテキッチン」をスタートしたのです。

発酵というと、なんだかよくわかんないいけど、「お味噌」とか「お酒」なら身近じゃありませんか?自分が育ってきた食環境なのに、日本人は知らなすぎるのです。

カラダメンテキッチンに参加してくださった人たちの反応を日々拝見して改めて痛感することは、なんでも出来ているもの・安定しているものを買うことに慣れすぎていて、どうやって作られているか関心を持つことも、保存料によって状態が変化しないことに、疑問にすら思わないのです。

現代人にとって、発酵を学ぶことは、生きることを見直すきっかけになると強く実感しています。

順調に見えた体質改善。いきなり調子を崩す。

と、ここまでサクセスストーリーを描いてきたわけですが、順風満帆かと思いきや、突如上手くいかなくなります。

なぜなら、年始から私の生活は激変しました。

自分を改革しようと、とにかく朝から夜までひた走り、チャレンジする毎日。早起きして朝活をして、仕事して、夜はビジネス系のサロンに通い、仲間と飲んで終電で帰宅する。
あれだけ時間をかけていた自炊の時間はなくなり、外食が続く日々。
お酒をいっぱい飲んで帰宅して罪悪感があるので、翌朝は豆乳だけ、という日もしばしば。
当然運動の時間もありません。

こうして、私の身体はまた変わっていきます。
完全に元通りとは言わなくとも、常にむくみ、人生初のくびれを手に入れたあの身体はどこへ行った?状態。

外食続きでトレーナーに送るのも気がひけてしまうし、トレーナーのところにいく時間も取れなくなってしまい、ますます悪循環になっていったのです。

「とにかく、身体も心も休めたい」

その思いが強く、GW中はすべての約束を絶ち、引きこもり、今年2回目のファスティングをしたのです。乱れた自分を強制的にリセットし、マイナスをゼロにするための時間でした。

結果として、1回目とはとても程遠い成果。
ファスティングは、ただその断食期間をどうにかすればよいのではなく、前後がとても大切で、ほぼそれがすべてと言っても過言ではないほど。

食事を採らないので当然痩せるには痩せますが、断食明ければすぐに戻りました。

やはり毎日の少しずつの積み重ねが大事

運動を週に2~3日やっていた私にとって、良い身体を作るのは、食事だと、声を大にして主張します。どんなに運動をしても痩せなかった私が、ちゃんとごはんを食べる(むしろ食事の量もカロリーも増えた)だけで痩せていったのですから。

痩せたければまずは、食事を大切にする。やみくもに炭水化物を抜く糖質オフダイエットは、自分の筋肉や骨を細くするだけで、リバウンドしやすく、どんどん痩せにくい体質を助長するので、おススメしません。

今すぐできるココロとカラダを整える7つのポイント

とても簡単すぎてびっくりするかもしれませんが、誰にでも出来ることしかありません。

1、旬をえらぶ2、食品添加物を避ける3、精製されていない食品4、複合炭水化物5、良質なオイル6、まごはやさしい(キッコーマン参照)7、色のある食材、色どりの豊富さ

すべて完璧に出来ることは難しくとも、ちょっと気を配るだけで違うと思います。

この7つのポイントに加えて、手っ取り早く食生活を健やかにするのが「カラダメンテキッチン」で伝えている座学の知識と、ワークショップで持ち帰っていただく「料理のもと」です。

カラダメンテキッチンとは

改めて、カラダメンテキッチンとは、誰もが自宅で簡単に健やかな食生活を送るためのキッカケづくりをする場です。
意識高い系と思われがちな「発酵」というキーワードは使いません。

日本人にとって身近な「お味噌」や「ぬか漬け」について学び、もとを作ってお家に持ち帰っていただき、早ければ次の日から使える!という発酵生活支援をしています。
調理法を学ぶわけではないので、料理教室とは一線を画し、あくまでその食のメカニズムや手作りを楽しむことを第一としています。
ですから、お子さまでも参加が出来ます。難しいことをやっても定着しないので、すぐに実践できることや実践しやすい仕組みを提供しているのです。

参加者同士がグループメッセンジャーで繋がり、日々の困りごとやノウハウを共有し合える環境も用意しています。
一回いったらそれきりの料理教室とは違います。みんなが日々の情報を交換することで、すぐにサボりがちな人にとってもいい刺激ができるのではと思います。

カラダメンテキッチン主催者として初心に返る

いまわたしは半年間の乱れた時間を取り戻すためにまた生活を整えるフェーズに入りました。トレーナーと相談し、忙しい自分に出来ることをコツコツとやっていきます。

ちょっとやそっとの環境変化に影響を受けない、安定した身体づくりを目指していきます。自分が身をもって体験したことが全てだと思います。

少しでも多くの人に、ココロとカラダを健やかにする、そのために日々の生活で実践できることをこれからも発信していこうと思います。

カラダメンテキッチンはnoteのマガジンで日々の情報発信をしています。よかったらフォローをお願いします

またワークショップは現在知人のみに提供していますが、ご用命があれば出張ワークショップも可能ですので、またはコメントにてお気軽に、ご連絡ください。


ありがとうございます。日ごろお世話になっている周りの人たちへの恩返しのために使わせていただきます^^