今日はジョン・レノンの命日

日本時間では明日になりますが。
少し前に、ジョンの番組をNHKで観ました。

なぜならいま

https://www.cdjournal.com/i/news/john-lennon/88889
ジョン・レノン（John Lennon）40回目の命日に際し〈ダブル・ファンタジー展〉会場に献花台を設置 - CDJournal ニュース
ジョン・レノンが凶弾に倒れてから40年となる12月8日（火）から12月10日（木）までの3日間、東京・ソニーミュージック六本木ミュージアムで開催中の〈ダブル・……
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ダブルファンタジー展をやっているから。

ジョン・レノンは
1940年10月9日第二次世界大戦中の
イギリス・リヴァプールで生まれました。に

ジョンは父が失踪し
母親は違う男性の元に行ったので
伯母のミミに育てられましたが

ジョンが5才になった時に、
突然父親が舞い戻り
ジョンに「お父さんとお母さんの
どちらと一緒に居たい」と
選択を迫ったそうです。

最初、ジョンは父を選びましたが、
その後、結局母を選びました。
　
ジョンはよく詩を書いていたらしいけれど
伯母さんはその詩を書いた紙を
捨ててしまったそうです。
「書いた詩を捨てると僕が有名に
なってから後悔するよ。」といったのに
「早く勉強しなさい。」という
おばさんを、ジョンは絶対に許さないと
思いました。

ジョンの内側には強い怒りがありました。

ジョンの母親のジュリアは
ジョンが１４歳のとき親友の目の前で車に
はねられてこの世を去ってしまいました。

喪失は彼に影を落としました。

成功の絶頂にある頃
彼はヨーコに出会いました。

惹かれあってゆきました。

そして、ヨーコは彼の話を沢山聴いて
救い出してゆきました。
そして、セラピーを勧めました。

そこでジョンはアーサー・ヤノフの　
「プライマル・ スクリーム・原初療法」
を受けたそうです。

原初療法とは
（長く抑制された幼い頃の心の痛みを、
繰り返しさかのぼり、感じ、表現する
ことが必要であるとする精神病の治療方法）
と、Wikipediaには載っています。

そこでジョンは癒され、ヨーコの愛をもって
蘇りを果たしていくのですが
ジョンはこんなことを言っています。

恐怖や苦痛の感じ方をどうするか
それがわかったので、
私は以前よりも恐怖や苦痛に対処できる
ようになったと。
彼自身は変わることなく
恐怖や苦痛を追い出す思考回路か出来
恐怖や苦痛はのこりません。
体内をめぐって出ていってしまうのだ
と。

原初療法は
催眠誘導をして、潜在意識優位する
私のやっているヒプノの中では
インナーチャイルド療法に相当しますが
トラウマが強ければ
インナーチャイルド療法だけでは
追いつきません。
トラウマケア療法が必要になりますが
それは深い経験値が必要になります。

子供は
親が叩く、叱るなどの暴力行為をしたり
服従させるように躾けると、
おとなしく服従する事しか出来なくなります。
命令を聞くしかない場合は
子どもは親に依存せざるをえません。

そうでないと、見捨てられ不安を
抱いたりして、自分を抑えるしかないと
思ってしまうからです。
これが抑圧です。
抑圧には
無意識の抑圧も、意識的な抑圧もあります、
苦しみを発散せずに繰り返し感情を
抑制しているとどんどん無意識化
されて気づかなくなってしまいます。

幼児期に十分な愛をえらたと感じてない
脳の記憶は、潜在意識と顕在意識を分離
させる時期（6歳から12歳くらい）に
ハートに重石を乗せて閉じてしまいます。

潜在意識下の苦しみ悲しみは
なにかある度に苦しいと訴えたくなります。
しかし、そのモヤモヤした感情を
抑圧が慣れている脳みそは抑圧させます。

その、どうしようもないものを
男子は外側に吐き出します。
暴力や暴言など外側に向かいます。
また、タトゥーや、過剰ピアスなども
その一環です。

女子は内側に向かいますから
リストカット、拒食過食
体を傷つける→援助交際
タトゥーや、過剰ピアスなどもそう。

その不安感は脳に残っていますから
常に不安や、わけのわからないモヤモヤ
悲しみに苦しまなければいけないのです。

それを取り除くのは
瞑想だけでも
ボディケアだけでも、
はたまた、多人数でやる
各種セミナーでは不十分なんです。
一人一人にちゃんとした
ケアをして向き合うことが
求められます。

感情に蓋をして来たジョンは
自分の感情を出す事はできませんでした。
ジョンは悲しみ、寂しさなどを思い出し、
怒りを放出、泣くことで自分本来の姿を
取り戻しました。

そして、ただ感情をだして泣くだけでは　
駄目で、その奥にある本当の痛みを
自身で、ちゃんと自覚しなければ
傷の解放にはならないのです。
講座でいつも話す事ですが、
皆さん、全くそこに気づいていません。

解放。それには潜在意識を優位にした
ヒプノセラピー、催眠療法が有効なのだと
理解してもらいたくて
もう、17年目を迎えましたが
ずっとやって来ているわけです。

もう、どれだけのヒプノセッションを
したでしょうか、
少なく見積もっても個人セッションは
6000人は超えています。
また、教えたりするときに
セッションをしますから、　
その数をたしたらすごい数になります。

それだけ、ハートの皮むきを
する必要があったし、やってきた事を思うと
改めてしみじみします。

療法には、トラウマの再現を
しなくてはなりませんから、かなりな
衝撃がある方もいます。そのプロセスを
しっかり見つめて手を差しのべたり
ケアするには、やはり経験が必要です。
経験豊富なセラピストのもとで行う事が
ベストですので、トラウマ療法は
誰にでも出来るものではないと思います。
私が講座を段階踏んで教えているのは
そのせいです。

さて、セラピーの後、ジョンは
「マザー」という曲を作り上げました。

母さん　僕はあなたのものだったけど
あなたは僕のものじゃなかった
僕はあなたを求めていたのに
あなたは僕を求めてはいなかった
だから　僕はいうんだ
あばよ　さよなら
父さん　あなたは僕を見捨てた
僕はあなたを見捨てなかったのに
僕はあなたを必要としたのに
あなたは僕なんか必要としなかった
だから　僕はいうんだ
あばよ　さよなら
子どもたちよ　僕のやったことを
繰り返してはいけないよ
僕は満足に歩けもしなかったのに
無理に走ろうとしたのさ
だから　僕はいうんだ
あばよ　さよなら
・
Mama Don't Go　ママ　行かないで
Daddy Go Home　ダディ　戻ってきて


こころの叫び。
苦しくなりますが、
ジョンはフリーなほんとうの自分に
帰ろうとしたのです。
虚飾の自分と離れた宣言だったのでしょう。
女王からの勲章をお返ししてしまいます。

ジョンは主夫になり息子ショーンを育てます。
育児を人任せにせず、なにからなにまで
愛を注ぎました。
さぞ幸せだったと思います。
なぜなら、彼は自分と息子を重ね合わせ
自分がしてもらえなかった養育を
ショーンにする事で、満足させたかった
補償行為をしていたのだと解るからです。

ヨーコともアルバムを作り
幸せを噛み締めていた
1980年12月8日の夜11時15分
ジョンは撃たれてしまいました。
日本時間は12月9日9時の出来事です。

いま、きな臭く感じているこの時期に
私はこの曲を載せたかった。
大好きな曲

https://youtu.be/YkgkThdzX-8
IMAGINE. (Ultimate Mix, 2020) - John Lennon & The Plastic Ono Band (with the Flux Fiddlers) HD
JOHN LENNON. GIMME SOME TRUTH. THE ULTIMATE MIXES. The Very Best of John Lennon. 36 tracks completely remixed from the original multitracks in Stereo, 5.1 an...
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今日は祈りたいと思います。
世界が平和でありますように

そして、沢山の苦しみから
自分を閉ざしてる方々に
光はあるよ
貴方は変われるよと
伝えたいのです。

そのために
新たな誓い

まだまだ、人癒しをやっていくだけです。

来年は教えたり、セッションしたり
癒し人を全国に増やして行きたいと
願っています。


今日はジョンに祈ります。


マリア