見出し画像

美は絶対評価。

花屋さんやケーキの写真を撮るのが好きです。それが何でか考えてみた。という話。

好きな漫画家の1人である、水城せとな先生〜
失恋ショコラティエは有名だからご存知の方も多いでしょう。
わたしも連載初期から読んでいて、はっとさせられる言葉が散りばめられている、大好きな作品でした。ちなみに現在連載中の「世界で一番俺が○○」も好きですー。

おいしいは美しい味と書くんですよ。美は絶対評価です。

直木賞作品でもある「利休にたずねよ」。学生時代に読んだのでうろ覚えで申し訳ありませんが、こんな感じ文章があります。利休の独白です。

美しさには絶対的な法則があって、自分にはどうやらそれがわかるらしい。気まぐれに試すだけでは美の女神は微笑まない。

日本を代表する天才数学者、岡潔先生も、「真善美は実在感であり、そのうち美はいちばんわかりやすい」という言葉を遺されています。余談ですが、私が大学時代数学を習った教授は、岡潔の研究をされていて、伝記も出版された方です。その影響もあって、数学者の伝記を読むのが好きなんですが、数学者というのも美に魅せられてた人々だなーと思います。数学の内容はよくわかりませんが('◇')ゞ

自然に咲いている花より、花屋さんに魅せられるのはそこにオーナーさんの美意識を感じるからかな~と思います。自然が偉大なのは当たり前。その偉大な自然が生み出してくれた美しい花を、どんなふうに昇華させられるのか。そういうある種のチャレンジ精神というかフローリストさんの心意気が好きなんだと思います。

ケーキも、本当においしいケーキは甘さの中にきちんと素材の味が感じられます。甘味の中に酸味、塩味、苦み、旨味が表れて、さらに香りまで感じられる、美しい味です。シェフの「自分が思う美味しいはこうだ」というのが伝わってくるケーキに出会えると嬉しくなります^^

画像は福岡のパティスリーのケーキ。天面が宇宙みたいじゃないですか?素直にチョコレートの美味しさが伝わってくるケーキでした。下のほうにヘーゼルナッツ風味のフィヤンティーヌが濃厚さを加えていてよかった!!・・・職業柄、ついついケーキを食べるときは分析してしまいます"(-""-)"

F 8.0 自宅で自然光のみで露出を少し上げて撮影しました。食べ物はこの条件で撮影することが多いかも。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?