井筒耕平

エネルギーディレクター sonraku代表|あんぐらエナジー取締役|士別サムライブレイ…

井筒耕平

エネルギーディレクター sonraku代表|あんぐらエナジー取締役|士別サムライブレイズ副代表 エネルギー分野を基軸に、新しい事業創造を目指しています。2021年4月から北海道岩見沢市在住。同年5月から士別市でも1人2拠点居住へ。

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  • 木質バイオマスエネルギー

最近の記事

イトイグループで働いてみて思うこと

2021年に井筒がジョインしたイトイグループ。ホールディングカンパニーであるイトイグループHDの傘下に、イトイ産業をはじめ10社が集積していて、およそ100名ぐらいいらっしゃると聞いています。2021年末にはsonrakuもグループ入りしました。僕はいま、100%このグループにコミットしていますが、最高なカンパニーだと思っています! 本社は北海道士別市という場所にあります。旭川から北へ車で約1時間。というと、めっちゃ寒そうというイメージ通り。しかしながら、北海道の人たちって

    • 岡山大学のイベントで登壇します!しかも基調講演は緊張。小さな木質バイオマスがどれだけ大きなインパクトを残せるのか。そんな話を。 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/wp-content/uploads/2023/02/EReTTSa_20230314.pdf

      • 小さな林業の輪をつなげる仕事さがし

        厚真バイオマスCHPの熱利用先を探す旅が始まっている。 年末年始あたりはイチゴハウスの可能性を追いかけていた。ハウスの特徴は、冬季しか熱がいらないということだ。CHPは季節問わず24時間動き続ける。冬イチゴを狙うなら、夏に定植して秋ー春で収穫だが、熱の不要な期間が長い。そうなると、熱は大気放出される期間も長い。イチゴ栽培自体は楽しそうではあるけども。 今は、製材乾燥ができないか、という検討を始めている。昨日は、安平町早来から厚真町に広がる三菱マテリアルの森を見学させていた

        • ナンバー2が合っていそう

          2014年から会社の代表をしていましたが、2021年春に北海道に拠点を移したのち、ナンバー2的な位置づけで仕事をしています。 士別市のイトイグループホールディングスの菅原社長の右腕として、エネルギー、森林、クラフトビール、野球、温泉など、様々な事業のCOO的に自分でとらえ動いているのですが、めちゃくちゃ心地よいのです。 https://www.itoi-good.co.jp/network/ 日本の歴史を振り返った時、著名なナンバー2はたくさんいます。土方歳三なんて、もう最

        イトイグループで働いてみて思うこと

        • 岡山大学のイベントで登壇します!しかも基調講演は緊張。小さな木質バイオマスがどれだけ大きなインパクトを残せるのか。そんな話を。 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/wp-content/uploads/2023/02/EReTTSa_20230314.pdf

        • 小さな林業の輪をつなげる仕事さがし

        • ナンバー2が合っていそう

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          14本

        記事

          岩見沢オニオンズにバルシューレ要素を入れる

          前回は、岩見沢に野球チーム「岩見沢オニオンズ」作ったよ、という話を書きました。 この岩見沢オニオンズという新生チームが6月にスタートとして3ヶ月ちょい。指導者は、意外と?頭をひねっています。というのも、チームの目標が、これまでにない新しい野球チームをつくろう、というものであり、どういう価値を子どもたちに提供できるのかを意識しているためです。 ですから、毎週、代表+指導者3名がオンラインで集まって議論しています。実は、SLDI(Sports Life Design Iwam

          岩見沢オニオンズにバルシューレ要素を入れる

          子ども野球チームをつくる

          北海道に引っ越してくる前、うちの子ども(小4)は神戸で小2で始めた野球を続けたいという思いがありました。ネット検索によれば、岩見沢の上幌向(かみほろむい)という引越し先にチームがありそうだ、ということも判明して、楽しみに。 けど、来てみたら解散していました。少子化の影響なのか、指導者の高齢化なのか、理由はわからないのですが、とにかく無かった。他の小学校にはあるのですが、週6練習とのこと。送迎しないといけないけど、週6送迎は現実的じゃない。じゃあ、作るか! というわけで、野

          子ども野球チームをつくる

          書評 "知床に生きる―大船頭・大瀬初三郎とオホーツクの海"

          北海道に引っ越してくる理由はいくつかあるんですが、日本でも指折りに惹かれる場所、それが知床なんです。 学生時代に、高校時代の連れと雨の中でテントを張って、なんだかものすごいさぶかった思い出のある羅臼のキャンプ場だったり、まだ自由に登れたカムイワッカの滝であったり、濃くて濃くてたまらない思い出が詰まっています。 僕が語るまでもなく、NHKスペシャルにて、大船頭である大瀬さんは取り上げられていたわけで、著者の立松和平さんも取り憑かれた方の1人。 この本は、もう1つ、季節ごと

          書評 "知床に生きる―大船頭・大瀬初三郎とオホーツクの海"

          北海道に引越し完了!

          2021年4月17日。北海道に引越し完了いたしましたことを報告いたします。 さて、そこからまだ1ヶ月経ってないんですね。毎日が濃すぎるのですが、そのあたりの報告をさせていただければと思います。 まず、私たちが引っ越した場所は、岩見沢市です。上幌向(かみほろむい)地区という場所で、暮らしてみて何より驚いたのは、風が強いこと。いつも強風です。風力発電会社さん、おいで。4月の北海道は天気悪いんですかね。とにかく、強風+曇天です。 12月のリノベーション完成に向けて、いまは仮住

          北海道に引越し完了!

          家庭用薪ボイラー調査結果はっぴょー!

          怒涛の年度末が終わり、いまは引越しに向けての準備に少し追われている年度始め。さて、昨年ゆるっと行っていた家庭用薪ボイラー調査結果をまとめてみようと思います。 ちなみに、こちらのフォームでずっと受け付けていますので、家に薪ボイラーある方はぜひ。 アンケートにお答えいただいた方は5名です。 まずはメーカーと型番。 ・イソライトKS120 ・長府製作所 CHS-3 ・長府製作所 LHG-4000S ・長府焼却兼用石油給湯器HG4000S ・長府製作所 LHG-4010S とい

          家庭用薪ボイラー調査結果はっぴょー!

          北海道へ移住します。

          立春を越え、次を思う季節が訪れました。関西はすでに春のような日が多く、先日は大阪城公園にいきましたところ、多くの人が大切な人たちとゆっくりと過ごしていました。城内の梅林公園は少し混んでいましたね。 さて、このたび僕と家族は、2021年4月に北海道岩見沢市へ移住することに決めました。その思いについて、記したいと思います。 僕は愛知出身で高校まで過ごしました。大学は、北海道大学水産学部へ。スキーへの憧れのみで北海道に渡ったのです。大学3,4年生には、ニセコひらふで2シーズン、

          北海道へ移住します。

          MUJIの記事

          無印良品ウェブサイトのローカルニッポンでの連載記事が始まりました。4回シリーズの1回目です。 今回は、諸岡若葉さん(鳥取)に書いていただき、編集は來嶋路子さん(北海道)です。まずは西粟倉の取り組みから。「バイオマスは大変だ」ということが多いですが、それでも地域の営みを続けていく手段として、必須だと思っています。 こちらからどうぞ!

          MUJIの記事

          愛する阪神御影エリア

          昨日は、都市生活で「情報の消費者」になったと書きました。ただ、これって都市と地方を意識しすぎるあまりの僕の不徳の致すところであって、そもそも情報を誰に届けたいか、といえば、これまで15年以上も都市住民に向けて、「地方がいいよ」と伝えてきた癖が抜けきらないままに、都市の暮らしを都市の方に伝えてもな、と思ってしまったフシがあります。 なので、そこの意識は取っ払って、あらためて自分の思うままを徒然に書いてみようと思います。まずは暮らしている阪神御影というエリアについて。 ここは

          愛する阪神御影エリア

          都市生活で「情報の消費者」に

          神戸に来て3年目を迎えました。 ここのところ、noteを全く書く意欲がわかないのです。そういえば!と思い出し、岡山県備前市(夜は真っ暗になるいわゆる田舎です)にいたころのブログを引っ張り出して、読んでみました。すると、大阪に2日間勤務した時のことが書いてあって、それはそれは新鮮な感じです。 その中で、こんなやりとりが載っています。 そういえば、大学の指導教官に 「最近、都会が怖いんです」 と告げたら、 「正常だね」 と言われました。 キレッキレです。うちの指導教官は。

          都市生活で「情報の消費者」に

          士別サムライブレイズの関西方面統括責任者就任について

          このたび、北海道独立リーグに2021シーズンから参入予定の士別サムライブレイズ(以下、士別SB)にジョインすることになりました。役職は、 1. きっかけ士別SBとの出会いは、イトイグループホールディングス(以下、イトイGHD)の菅原大介社長から2017年に講演を依頼いただいたことに端を発します。そのご縁から、イトイGHDの取り組みをFB上で拝見していると、これがまさに真の地方創生だなという活動が非常に多く、土建屋さんとして事業の芯を持ちながらも、21世紀の暮らし、仕事のあり

          士別サムライブレイズの関西方面統括責任者就任について

          旅程4日目(11/27) ウィーンエナジー見学

          ヘルシンキからフィンエアーで2.5時間、ウィーンへ。レンタカーを借りて、ウィーンエナジーという地域熱供給+発電事業者を訪問し、その後ザルツブルグへと3時間以上かけて車で移動。そんな1日でした。 ウィーンエナジーは、1902年創業のエネルギー供給公社です。今回の訪問で最大の会社。数百MWの発電機と熱供給を行なっていて、200万都市ウィーンの35%の熱供給を行なっているそう。ともかくでかいです。以前、都市ガスで、ガス供給と発電事業を行う大阪ガスの泉北発電所を訪問しましたが、その

          旅程4日目(11/27) ウィーンエナジー見学

          書評"星野道夫"

          図書館に行って、うちの小3男子のために色々借りるかーと思って子ども向けコーナーを色々見ていたら、つい借りてしまった本。 星野さんのことは、もちろん存じ上げていましたが、その人となりは全く知らず、素敵な言葉を紡ぐ写真家さんだなあと思っていたぐらいでした。 お姉さんの影響で北海道に憧れたこと、冒険記などを多数読むことで冒険に憧れていたこと、ご両親が祖母を尊敬しご自身も祖母と仲が良かったことでアラスカの古老ともすごく仲良くなったことなど、アラスカにはまったきっかけやその後の生き

          書評"星野道夫"