今回の研究では睡眠と摂取カロリーに関する研究をメタ分析しており、全体的に睡眠不足の場合はそうでない場合に比べて、摂取カロリーが増している事がわかりました。

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この研究では、17の研究をシステマティックレビューに、11の研究をメタ分析に含めていて、18〜50歳の成人、496人分のデータが対象になっています。

対象になっている研究はすべて「睡眠時間を削ると摂取カロリーはどう変わるか？」を調べた研究でした。

全体的に実験デザインにバラつきはあるものの、睡眠時間を削ると摂取カロリーが増えると言う点は共通していました。
睡眠を削っているグループは対照群に比べ385cal有意に増加していました。

またカロリーの内訳として、脂肪摂取量が有意に増加していました。

睡眠不足にはそもそもデメリットばかりですが、摂取カロリーの増加もそのうちの一つと言えそうです。