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中国から帰国するたびに感じる逆カルチャーショック

最初は2004年の北京、直近で2023年の江蘇省+上海、これまでにおそらく日本と中国を10往復くらいはしているかと思います。
そして、日本と中国は時差が1時間しかないので時差ボケはないんですが、毎回帰国するたびに数日間調子が狂うというか、日本の習慣に馴染めない期間が生じます。そのモヤモヤの正体はなんなのか?ちょっと考えてみたいと思います。

騒音に過敏になる

中国では全く気にならなかったのに、日本に帰った瞬間に公共交通機関でもレストランでも住んでいるマンションでも感じるんですが、「うるさい」という感覚がなぜか鋭敏になっています。

中国では電車に乗っている時でも、人が住んでいる団地でもとにかく騒がしくてそこらじゅうで誰かが大声で会話したりしています。社内だろうが電話はかけるし音楽やゲームもイヤホンせずに鳴らすし、無法地帯なんですが、みんなでそれを許容している空間なので、あんまり誰がうるさいとかは気にならないんです。

逆に日本では公共の場所で騒がないというルールが徹底されているだけに、騒いでいる人やマナーを守れていない人が悪目立ちするというか・・中国では全く気にならなかったけど、妻のパパがめっちゃ声量が大きいので日本の電車内とかで気になる時は「シーッ」と制する時はあります。

それどころか、私自身が中国帰りの時に限って「声大きいね」と周囲に言われがちだったりします。

郷に入っては郷に従えというか、朱に交われば赤くなるというべきか・・とにかく環境適応って時間がかかるってことがわかります。

決済方法が多すぎて面倒

今、中国ではほぼ電子決済オンリーでWeChatPay(微信支付)もしくはAlipay(支付宝)の二択。
しかし、羽田空港の自販で飲み物を買おうとするとIDにPaypayにLINE Payに交通系電子マネーにクレジットに・・ともう選択肢が多すぎて辿り着くまでが大変。それにこんなに多種類対応してるのにこのクレカはダメなの!?とかSuicaだけダメなの!?みたいなこともありますよね。それならまだ現金のみ!って言われたほうがスッキリします。この点は現金or二択でどこに行っても対応できるって意味では消費者ファーストな感じはします。

なんでもかんでも追いパクチーしたくなる

パクチー( 香菜)は中国のスープや炒め物などかなり広範囲で使われているので、中華料理でさえパクチーが急になくなる日本の食習慣にかなり戸惑いがあります。帰国の翌日にはスーパーでパクチーまとめ買い・・なんてことが結構ありますね。

ちなみに、パクチーって火鍋や中国麺はもちろん、サッポロ一番とか辛ラーメンとかインスタント麺にもめちゃくちゃ合うのでぜひお試しを!

日本酒が薄く感じる

やっぱり中国に行くとほぼ確で白酒(40度以上の蒸留酒)をたらふく飲んでるので、日本酒、ウイスキー、ワイン、焼酎などがどうにもジュースっぽく感じてしまうことがあります。でもず〜っと飲み続ける酒としては白酒は危険水域なのでやっぱり私は日本酒(冷酒)が一番美味しいと感じる感覚でいたいなぁと思ってます。

中国経験者の皆さんはいかがでしょうか?日本に戻った時になんか違和感感じる!ということがあればぜひ教えてください。

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