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必要としている"誰か"と人とを繋ぐハブになるーー圧巻の人財を躍進させるUIUXデザイナー

「 “圧巻の人財“ を育てあげ、なくてはならない存在であり続ける」
これがJBAのモットーです。
JBAでは、“圧巻の人財” を目指し、年齢も専攻もさまざまなインターン生たちが日々奮闘しています。インタビューを通じて、仕事や目標だけでなく、その裏にある想いまで率直にお話しし、 “圧巻の人財“ を紐解きます。

今回取材したのはUI/UXデザイナーの山里さん。春から社会人になる彼がデザイナーになろうと思ったきっかけや、その先に見る自分の姿とは?山里さんのストーリーをお届けします。(ライター:大江)

山里  /  UI/UXデザイナー
2023年7月に長期インターン生として入社。広島出身。広島大学総合科学部。新作グミを買うことにハマり中。

01 / 転部してまで追求したやりたいこと

ーー大学では何の研究をしているんですか?
一年生のときは文学部だったのですが転部して、今は総合科学部にいます。総合科学部は総合ってついているだけあって、いろんな領域を横断する学部なんです。僕は、マイノリティとか美術館とか認識とか、そういうのがキーワードの研究をしています。元々、文化財とか美術館とかがすごく好きだったので、その道に進めたらいいなと思って文学部に入ったのですが、研究している中で、物を見て人がどう感じるのかということにとても興味が湧いてきたんです。その研究は文学部ではできなかったので、領域無制限で研究できる総合科学に転部しました。

ーー「物を見て人がどう感じるのか」という領域では具体的にどのような研究をされているのでしょうか?
美術館で行われる一種の鑑賞型なんですけど、対話型鑑賞について研究しています。具体的に言うと、視覚障害者と晴眼者の対話を通した鑑賞法についての研究です。対話を通した方法は、鑑賞者それぞれの作品の捉え方を交流することで深めていくもので、自分の興味と一致するものでした。人が物を見てどのように捉えるのか、それぞれのフィルターによって見る場所って違うじゃないですか。その違いに興味があるんです。
これまでの研究は、対話型鑑賞という環境がもたらす効果やノウハウについて記述されているものばかりで、「鑑賞者が作品を見てどう感じたか」という個人的な見る経験について記述されていなかったので、保存する目的で研究しています。

02 / デザイナーとは?

ーー山里さんにとって、いいデザインとは?
デザインは、良くも悪くも人々の無意識の領域に作用できる強力な武器になると思っています。優秀なデザインは日常にうまく溶け込みます。そのようなデザインには、人が思わず設計通りに行動しているのを気づかせない凄さがあります。一方で、人が無意識的に見ないような・行動しないような場所に大切な情報を配置して、企業側のみが得をするようなデザインがあるのも事実です。
正しく使えば、ユーザーが抱えている本質的な課題を知らないうちに解決することもできるし、間違った使い方をすれば、ユーザーに知って欲しくない情報を隠すようなデザインもできてしまう。そんな強力さを常に念頭に置いて向き合って行きたいと考えています。

ーーデザイナーとして今後はどのように活躍したいですか?
正直、デザイナーで活躍したいというのとは少し違うんです。いろんな職種やいろんなステークホルダーがいますが、その人たちがそれぞれスムーズに会話とかコミュニケーションが繋がるように、僕はそのハブになりたいです。

ーーハブになりたいと思ったきっかけは?
きっかけは、大学で所属しているダンス部での活動で、集合知の可能性を感じたことですね。一人ひとりは上手いけど、チームのコミュニケーションが取れていない状態だと、チームとしてベストなパフォーマンスを発揮することはできません。例えば、4人のリーダーを立てたときに、やりたい方向がそれぞれあって、バラバラな状態で一つの作品を作ったら、その作品の印象はバラバラになるし、良い作品ではありません。その4人それぞれの強みを生かしつつ、うまく繋げながら一つの作品にした方が完成度が高く、お客様も喜んでくれるのだということを感じました。そこで思ったのが、そもそもそこを繋げることが結構難しいということ。
専門に特化している人が生み出すものって、やっぱりすごいんだなって改めて気づきました。僕はそれほど専門性に特化した人間ではないので、人と人を繋げる役割になって、それぞれが一番輝ける環境を作りたいと思いました。それが僕のなりたい姿だったり、なろうと思っているハブの姿です。

ーー専門性が高くないと思われているとは意外でしたが、JBAではどのように働いていますか?
多分、何かに秀でている経験があまりなかったからだと思います。幼少期の成績とかも、5は取れないけど全部4を取れるみたいな感じでした。正直、僕は専門性が高くはないと思っていて、職業で何か一つに絞って働くようになったら、僕は全然輝けないんだろうなと思っています。「これしてくださいとか、君の仕事はこれです」みたいなのは合わないんです。僕個人ではなくて、チームで成果を出したいと思っています。なので、一つに絞られずに何でもして良いですよって言ってくれるJBAのような環境が僕は実力を発揮できると感じています。

ーー山里さんはJBAで長くインターンをされていますが、それはなぜですか?
一番嬉しいというよりも、ずっと嬉しい感じですね。自分の得意じゃない分野も挑戦してやってみるところが多くて、それが楽しいです。周りのインターン生も能力的にだったり、学業との両立の時間配分だったり、そういう風に色々と攻めて挑戦し続けている人が多いです。自分もその環境にいるのがすごく楽しいということが理由の一つです。
自分の知らない素人的な領域でも、そこで仕事をしている中でいいところをJBAの社員さんは、ちゃんと見過ごさずにキャッチして評価してくれます。特に、マネージャー層の社員さんとかはその人なりの成功パターンみたいなのがしっかり染み付いてて、自分の成功パターンにはないものは切り捨ててしまう人が多いと思いますが、それが全くないんです。それってすごいことだと思います。そういうのを社員さんも学生もできていることがJBAの魅力です。

03 / 春からは社会人、その先に見る自分の姿。

ーー今後の目標について教えてください。
今後の目標はやっぱり、誰かと誰かを繋ぐハブになりたいということに変わりはありません。誰かと誰かを繋ぐハブになるためには、その人の言語とか文化とか時間の使い方とかを知らないといけないので、それについて学ぶことが直近の目標です。それによって専門の違う同士のコミュニケーションが陥りやすいような傾向がわかってくると思うんです。専門の違う同士のコミュニケーションは、当人同士で何も変換しなかったら絶対にぶつかってしまいます。だからこそ、ハブがポイントをしっかりと変換してBに伝えたり、逆にAに伝えたりすることが必要だと思っています。
JBAの学生構想の根本にも同じようなことが言えると思います。あくまで学生が優秀な人材となって、社会に輩出されることで世の中に貢献することができたらいいなという考えが学生構想の根本としてあります。学生と社会を繋ぐハブになりたいということが僕の目標とマッチしていると思います。

ーーどの分野でハブとして活躍したいですか?
分野は、あえて決めないようにしています。現在定義できていないような “分野“ にこそ活躍の余白が残っていると思うし、まだ定義しきれていない “誰か“ にこそ、ハブとして他者と繋げる意義があると考えています。

ーー山里さんらしいというか、研究されていることとも近いですよね?
そうですね。マイノリティ研究を通じて、マイノリティには先ず伝わらないという課題があることを知りました。伝わったとしても権力者や強い人の解釈とか、自分の声じゃなくて他者の声に乗せて発言しないといけなかったり、また違ったような形に利用されてしまったりという課題があるんです。僕のなりたいハブのような人が必要なのではないかなと思っています。

ーー最後に、山里さんにとって "圧巻の人財" とは?
まだ解像度が低いのですが、チームの中でなくてはならない存在になることです。自分一人が誰よりもずば抜けて優秀な人財になってやろうという気持ちはあまりなくて、周囲の人それぞれに長所があるからこそ、その人が一番輝くような環境をセッティングできる能力を身につけたいと考えています。そうすることがJBAのミッションにある「圧巻の人財となり、世の中をより良くする」に最短でたどり着ける近道であると思います。



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