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ぼっち人事が「人事」という職種を目指した理由(物語の主人公にはなれない)

人事の皆さんもそうでない皆さんも、おはようこんにちはこんばんはございますm(__)m
ぼっち人事のpapaoです。

今日は自分語りです。なのでアイスブレイクトークは無しで。いつも余計なことばっかり言って文字数食ってるから(# ゚Д゚)

今日のメニューはこちら。

  1. なんで「人事」という職業を目指したのか

  2. 自分にできることを突き詰める

  3. 気がついたら周りが整ってきた


【1,なんで「人事」という職業を目指したのか】

papaoはここまで5社経験をしています。業種は「IT」「金融」「建設」とさまざまですが、職種は2種類だけ、「社内SE」と「人事」です。新卒から7年間、最初の会社で「社内SE」をやってて、ちょうど30になる前のタイミングで初めての転職をして人事に関わる仕事を始めました。

なぜ、転職しようと思ったのか?理由は以下の通りです。
・在籍していた会社の累積的な業績不振の影響で、バックオフィス部門の人員削減が始まり、「若いんだからpapao君、現場に出てもらおうか」となり、異動となった。
・現場に久々出てみて、自身が長らく社内SEとして働いていたおかげで、考え方がすっかり「誰かを支える側」になっており、自身の成果よりも同僚や後輩に気を割いている自分に気づいた。
・周りには感謝されるが、成果にはつながらない…そんなこんなで30を迎える手前だったので、「自分の力を活かせる職種は何かあるかな?」と考えた。

残業の多い現場部門に出されたのが嫌だったんじゃないの(-.-)
いや、ぶっちゃけそれもあります。既に結婚していたので、家族の時間をなるべく確保したい気持ちが強かったです。それに、自分が今までバックオフィス部門でキャリアを積んできたので、「SE」という括りに囚われずに将来を考えた方が良いのだと、この頃確信をしていました。

また、現場部門在籍時の自分の「フォロワー」としての特性になんとなく気づき、且つ学生時代に演劇部出身だったことから「会社説明会で学生の前に立ってプレゼントとかしてみたいなぁ…」なんていう、単なる目立ちたがり屋精神も顔を出しつつ(;^ω^)
そんなこんなで、「人事」という仕事をターゲットにして、最初の転職を決めたのです。

【2,自分にできることを突き詰める】

以前、人事の人が任せられる仕事の種類について記事にしました。
今まで経験してきた会社全てで、「採用」の仕事以外を兼務し続けています。
過去、務めていた企業で、業務割合が「経理3割、総務3割、社内企画2割、採用2割」なんて言うときがありました。
上司が経理総務でキャリアを築いてきた方だったので、採用以外の業務に対してかなり細かく仕込まれた記憶があります。
ただ、papaoは驚くほど数字とルーティンワークに弱く(;^ω^)
自分の苦手部分が上司の得意分野にばっちりはまっていたので、そらもう毎日反省自省しまくってて、かなり自信喪失していました。。。

後々になって採用業務主体の仕事ができる会社に転職してから気付いたのですが、とくに中小企業においては「得意分野」を武器にしないと、自分も会社も不幸になるなぁと、勝手ながら30代半ばで悟りを開いていました。

そんなこんなで、自分の強みは「フォロワーシップ」「人前に出るのが怖くない」というところにあり、弱みは「数字」「ルーティンワーク」にあるとわかったので、徐々に「採用」という仕事にのめりこむようになっていきました。
まさしく、採用こそ社員や候補者のフォロワーでなければならず、人前に出ていく仕事でルーティンにはならない仕事なので。あ、数字は今も頑張って向かい合ってます。苦手そのままだからいつか怒られるよね(;^_^A

【3,気がついたら周りが整ってきた】

気付けば、人事のキャリアを始めてからもうすぐ10年経つところまで来ていました。それなりに実績も給与も積むことが出来て、おかげさまで子供も二人生まれました。ウチの子は可愛い、天使、可愛さレアルマドリードクラス、でもほっぺにちゅうしに行ったら逃げられる(´;ω;`)ハイ、おちけつ。

自分が「採用」に特化しようと考えて日々臨んでいたことで、キャリアの最初は代理店さんやエージェントの教えてもらうばかりだったのが、3~4年するといつの間にか私の方が代理店さんやエージェントさんと対等に話せたり、教えることが多くなっていきました。中には、業務上の取引が無くなってもやり取りを続けてくれる業者さん、「営業の話はしないんで、最近のpapaoさんの採用状況を教えてください」なんて言ってもらえることもちらほら。
決して自分を持ち上げるわけではありませんが、とか言って調子にのってんだろ( ´艸`)私が積んできた経験は、こと中小企業人事としては稀有なもので、採用関連市場の中では十分に武器と言えるものになってきているのだと思っています。

ただ、これで調子にのる、自身を持つとかってことはあまりありません。

こんな話をしながら、思い出したのが過去の漫画のお話。(知らない人はゴメンナサイ(;^ω^))
スラムダンクの15巻、神奈川県予選決勝ラウンド1回戦、湘北対海南の試合終盤のシーンです。花道君が初めて試合でダンク決めたあれなじゃなくて、ケガしたキャプテン赤木くんが、自分のジャンプ力が低下しているのを悟って、相手キャプテンの牧のジャンプシュートを直接ブロックに行かず、「手で相手の視界を遮る」というディフェンスを見せるのです。
「ケガした自分では出来ないことを捨て」、「ケガした自分でも出来ること」に注力した結果、相手のシュートを外させることに成功します。

当時小学生でバスケ部に入っていた私にとっては衝撃でした。こんな止め方があるのかと。

papaoは50M走は最速でも7秒台後半、身長も低くて運動神経皆無の癖に目立ちたがり屋で走りまくって転んで怪我するだけのアレな感じです(´;ω;`)
チームに全然役立てていないな。。。なんて悲観してた時に赤木くんのシュートブロックを、中学生の兄が買ってた週刊少年ジャンプで読みました。
早速、練習試合で真似てみたら、自分より背も高くて足も速くてバレンタインチョコも多くもらっているヤツ強いプレーヤーのシュートを外させることが出来たんです。

今、papaoが人事として少なからず組織に貢献できていることは、小学校の時の原体験が重なります。
「自分にできることを考え抜いて、少しでも組織(チーム)のためになれるようにプレーする」こと。
人事職と言っても、十人十色です。少なくともpapaoは、自分に似た人事さんに会ったことないですし、代理店さんやエージェントさんからも「こんな変な奴見たことねぇこんなに丁寧に対応してくれる人、初めてです」なんて言ってもらえることがあります。

そんな風に、周りから思ってもらえることで、今ではかなり仕事がやりやすくなったなぁと感じています。今の経営者に出会えたのも、そうやって頑張ってきたからなのかな?と受け止められています。


ぼっち人事の方には、それぞれストーリーがあると思います。ステレオタイプにはまず、ならないと思います。
とはいえ、papaoが少なくとも自信を持って言えるのは、自分の力をなるべく最大限無理なく活かすために、最大限考え抜いて業務に臨んできた、ということです。その結果が今に繋がっているのだと思ってます。そしてきゃわいい子供たちがもう最強キュートでお静かにね。

ぼっち人事の皆さんは、ただでさえクローズドな情報環境の中でそれぞれ試行錯誤されているものだと思います。
本当に大変だとは思いますが、「自分の武器はなんなのか」を是非意識して頂き、それを最大限活かせる環境を手に入れてください。


文字数節約するつもりが3000字(;^ω^)
直らねぇなぁ…。

こんなに長いのに、読んでくれた皆さん。ありがとうございます。
スキしてくれた方、全部見てます。

でわまた。

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