かぜにのって　あまいかおりが　やってきました。

ふらふらと　あしをむけた　そのさきには、、、

ロウバイたちが　さきほこる

やさしい　らくえん。

じゅんすいな　ひかりを　ともして

あまい　ランプが　ひかっています

あっというまに　するすると

むねのなかの　ごちゃごちゃは　ほどけていきます

とけていきます

きらびやかな　いしょうを　まとわなくとも

とくべつな　なにかを　たべなくとも

だれになにを　いわれようとも

だれからも　みむき　されなくとも

ロウバイたちは　さきほこります

そして　ひかりは　うちがわから

あふれだします

うつくしい　かおりを　のせて

ひびきわたります

そばでみまもる　さくらの木たちに

目のまえの　わたしのなかにも

はるか　とおく　

うちゅうのはてまで。

かぜは　にしから　そっとふいて

あまいランプは　そよそよ　きらきら

ゆれました。

【おまけ】

とっても冷えこんだ朝のさんぽ。
あるくと「ざくざく！」音がひびき、霜ですっかりおおわれていました。

田んぼの稲たちは白く染まり、虹色のひかりをまたたかせています。

ひかりがすごく　ちからづよかった朝。

【おまけ２】

父のおたんじょうび。

古民家カフェでいただいたデザートについてきた、まったりニャンコ。笑