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3職種のチームで課題解決へ。

今回は、うちの会社「ジャパンライフデザインシステムズ/クリエイティブ ストラテジー」での、職種と仕事の進め方についてご紹介します。

基本「プランナー」「エディター(ライター)」「デザイナー」の3職種でチームを組んで、さまざまなプロジェクトに取り組んでいます。
私たちのミッションは1つ!社会や生活者の課題、クライアントの悩みや相談事を解決すること。そのために、3職種が動きます。

マーケット動向や顧客調査をしながら、解決のゴールを設定した上でプランナーが企画を立て、エディターが編集と言葉を考え、デザイナーがイメージを具現化する。大まかにはそのような流れです。

例えば、某商業施設の営業部が「今、館の売上が少し落ちてきているから、この秋、売上を上げるためのアプローチをしたいんだよね…」といった悩みを受けたり、話を聞きつけたら、課題解決のためにチームで取り組んでいきます。

チームで話しながら、お互い納得できるゴールを。


プランナー、エディター、デザイナー。
三位一体となって。

ここで重要なのがゴール設定です。
課題解決に重要な糸口は?ターゲットは?今の消費動向は?コンセプトは?プロモーション展開後の未来は?…など、互いに納得するまでチームで話し合い、提案に向けての理想を設定します。

この目指すゴールがバラバラでは、各職種が業務を進める上で、好みや感覚で進めてしまいがちになります。

そして、それぞれの領域についてもしっかりと意見することができます。例えば、
『ゴールを目指すには、デザインが大人しい』
『その編集だと、意図が少し伝わりにくい』
『企画はこの方が、ターゲット層には響く』……

決して個人に対しての批評ではなく、ゴールを目指す上で、現状がどうかという意見です。改めてゴールを確認し合ったり、第三者の意見を聞くことで、内容がブラッシュアップされていきます。

チームで相談しながらプロジェクトを進めます。


世代も好みもバラバラ。それが良い。

女性が多いことがうちの会社の特長です。とは言え、20代前半~40代と、世代も、好みも、得意なことも、ファッションも、メイクも、育ってきた環境もバラバラです。

でもそれが良いんです。
顧客もある程度傾向はあるものの、みんな趣味嗜好は違うもの。

さまざまな価値観をもったチームメイト同士が意見を交えながら「良いね!」と納得することは、提案力の強化につながります。だからこそ、普段からコミュニケーションをとって、『この人だったら話したい』、『意見を聞いてくれる』、『本音が言える』などの信頼関係を築くこともとても重要だと考えます。

デザインのチェックもチームで。


自分も顧客。雑談の中にヒントが。

信頼関係を築く上でも、アイデアを得るためにも、普段から私たちは普段から雑談やプライベートトークも多くしています。

最近見て良かった映画や展示について、趣味としてはじめたこと、休日の面白かった話や生活での失敗談、美味しかったご飯や思わず買ってしまったものについてなど。

私たちもイチ顧客。自分が心に動いたことは、ある意味正解のひとつです。だからこそ、普段から色んな体験をして、感覚を磨き、アイデアのストックを増やすことは、大事な仕事のひとつでもあります。

その体験をプロジェクトに結びつけてみる、ターゲットや生活者に想いに寄せてみることで、良い解決策になることがあります。これは効率的で、自分たちらしい充実したやり方のひとつではないでしょうか。

余談の中にこそ、面白いアイデアが。


三本の矢となって、本音で楽しく。

うちの会社は、プランナー、エディター、デザイナーが三本の矢となって、それぞれの得意領域と個人の感覚も活かして同じゴールを目指します。

楽しく会話の飛び交う打ち合わせから、楽しいアイデアはでるものだと思っています。私自身、自分がやってきたように、みんなが肩肘はらず、本音で楽しく話せるムードをつくれるようにしたいと思っています。

この会社に務めて10年以上経ちます。
ここでお話したように、顧客を見つめ、自分の好きも活かしながら意見を述べ、互いを信頼しながら企画・クリエイティブを楽しく手掛け、チームで喜びを分かち合う。私が長くこの会社にいられる理由かもしれません。

今回の撮影にもみんな協力的でした♪


文:田嶋 幸子
Editor/Producer
Japan Life Design Systems
Life Design Creative Strategy


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