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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE

鑑賞:2023年7月@TOHOシネマズ新宿

期待を裏切らない。

劇場で見るか、大きいモニタや音響で見ると嬉しい作品。お話のスケールを大きく見せてくれる出来栄えに満足です。

定番シーンが多いですが、やっぱりこういうアクションを見たい。大自然を駆け抜ける列車でトンネルアクション。高低差のある街中で改造ミニカーを走り回す。空港のスケールを大きく見せてくれるショット、好きです。運河に囲まれた街並みでのアクションも良い画でした。

キャラクターの事情をハッキリさせないストーリー運び、良いんですけども、わかったらわかったで、あまり深みは感じさせてくれません(笑)。情に訴える部分は極めてライトなつくり。

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE 屋外サイン@TOHOシネマズ新宿

キーアイテムにまつわる思惑や、巨大計算力を誇る「それ」の認知に挑む。この姿が面白いです。「それ」は本作のテーマで、デジタルツールが信用できなくなる様子は、現実に起こったら恐ろしいと思いました。まだSFの中のシーンにしか見えないのが惜しいところ。

さて、トム・クルーズです。期待を裏切らない必殺仕事人。今回も優勝請負人のような姿に嬉しい&ワクワクでした。何歳なんですか。ほんと。まだまだ活躍に期待です。

冒頭の潜水艦にまつわる展開が極めて優秀で、なにかの引用にも思えるのですが、それにしても良い導入でした。クリストファー・マッカリーの得意技なのでしょう。さすがです。

RRRぐらい本編が長いので、そこだけお気をつけください。

▲クリストファー・マッカリーといえば「ユージュアル・サスペクツ」。おススメです。

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