「先生～」と、さっき塾講師のアルバイトをしていたときの担当生徒から、報告とお礼のメッセージが届きました。

その子とは、私が大学生のとき、彼女が高校受験のタイミングで出逢いました。他塾で厳しいと言われた志望校に進学したくて、私たちの塾へ。私は彼女の英語を見ていました。ずっと勉強漬けの毎日。でも、その結果、短期間でぐんぐんと成績を伸ばして、見事志望校に合格。合格発表の日。塾に報告にしにきてくれたときの満面の笑みを見て、「おめでとうっ」とたくさんハグしたのを今でも覚えています。あれから5年経ち、今では「ななかちゃーん」と呼ばれる関係になり、半年前に会ったときには更に美しく、パワフルな女性になっていました。

彼女は大学生になって、同じ塾でアルバイトを始めたのですが、今回の報告は、塾の先生を卒業する旨と、彼女が担当していた生徒さんが高校受験に合格し、その他でも目まぐるしい成果を出したようで、保護者の方から「先生との出逢いが一つの大きなターニングポイントになりました」と心温まるメッセージを受けて、私たちのあの時を思い出し、改めてのお礼の言葉を伝えてくれました。

「話を聞いて、先生のような、背中を押せる存在でありたいという中学3年生の時からの夢が叶えられたような気がして、胸が熱くなりました」と。

正直、私は教えるのが全く上手じゃなかったし、問題の答え合わせを一緒にしていたときも、正解がＡじゃなくて、Ｂなのはなぜかと聞かれて、「う～ん。なんでだろうね。一緒に単語を見てみようか」と、一緒に学ぶスタイルで、すぐに答えられない、説明できないこともたくさんありました。（本当にごめんね）

でも、それでも続けていたのは、「あなたなら大丈夫」という根拠のない信じる気持ちがあって、命の可能性や成長を見ていたかったんだと思います。どんな結果になっても、誰もその子の味方をしなかったとしても、私だけは信じるぞ、と決めていました。

数年前の繋がりのなかで、愛を感じてくれて、時が経った今、自分の生徒にバトンを繋いだことを報告してくれて。私は彼女のおかげで、当時「やりがい」を得ることができて、私の土台となる経験になったので、私の方こそ本当にありがとうでいっぱいです。こうして、受け取った愛を誰かに繋いでくれたことも。

ひとまず、塾の先生お疲れ様。次のステージも思いっきり羽ばたいてね。あと、一緒にやりたいと思っていた世界旅行も叶えようねっ🎶

Beautiful love, 
nanaka

p.s. プレゼン資料3枚分作るのに、3日かけ、未だに10％ほどの進捗に頭をかかえていましたが、彼女からのメッセージに、ここでしおれている場合ではない！と、再熱。よし、やるぞ～！