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2歳の娘が絵本を読み聞かせしてくれた【子育てエッセイ】

先日と一昨日は子どもたちが発熱し、保育園をお休みしていた。


リビングに敷いたマットの上でごろごろして、大好きな「Sing」の映画を見たり、ミライコイングリッシュを見て過ごしていた。ブロックやお絵かきをする元気はどうやらないらしい。

しばらくするとテレビに飽きたのか、2歳の娘がふと、「ママ、えほん、よんであげるね!」とのそのそと動き出した。38℃ある背中はふらふらしながら絵本棚へ向かって、大量の絵本をピックアップしていた。私はそのまま見守った。



その時にお話ししてくれたことをnoteに書き残しておく。



乗り物のページを広げて、ヘリコプターを指さしして、
「どこに行くのかな~
 ごはん食べにおうちに帰るのかな~
 へーコプターはなにたべるかな~
 ねんねはするのかな~
 ママはどこにいるのかな~」

犬が出てくるページでは、
「わんわんは、ママとパパとねんねしました」

たまひよの無料プレゼントの赤ちゃんが生まれたときの絵本では、
「ママ、パパ。とっても ちあわせでした」



なんとなくどの絵本もどの文章も「ました」「でした」で終わっていることからして、本当によく絵本を聞いているんだなと感じる。

けれども、2歳8ヵ月のボキャブラリーでは、どうしたってお話としては成立しない。でも、ちびちーちゃんはとても楽しそうだったし、私はちびちーちゃんが私に一生懸命に絵本を読み聞かせてくれる姿がうれしかった。

どの絵本にも必ず「ママ」「パパ」のワードが入っていることから、この年齢の子どもにとっての「ママ」と「パパ」が占める割合は本当に大きいことも感じた。そして、どの絵本もハッピーエンド。



ちびちーちゃんは大量の絵本を読み終わったあと、最後にこう締めくくった
「ちーちゃんは、ママ、だいすきでした。パパ、だいすきでした。
 おはなしはおしまい。さ、ママ。ねんねしましょ。」



その言葉は、育休中の私が毎日伝えていた言葉、そのものだった。



無駄なものなんてなにもない。私がちびちーちゃんに読み聞かせしてきた、たくさんの絵本、そして寝る前のご挨拶。それは、育休復帰したことで平日にすることは叶わなくなったけど、たしかに子どもたちの中で存在しているんだ。



悲観ばかりしていた、育休復帰に、一筋の光が見えた気がした。



明日もいい1日になりますように。








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