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回避型の愛着障害とは


今回は、
「回避型の愛着障害とはなにか」
についてお話ししようと思います



なぜなら、
人間関係でつまづいたり
孤独を感じている人というのは
愛着障害が原因である可能性が高いからです。


実際に私も28年間生きてきて
〇相手がどう思っているか気になり、疲れる
〇世間が求めること・相手が求めることに堪えようと必死でムリをする
〇職場で「私の味方になってくれる人なんかいない」と孤独感を抱える

など生きづらさを抱えて生きてきました。


生きていくこと自体がストレスで
「他の人はもっと楽そうに生きているのに、
自分はなんでこんなにも苦しいんだろう」

ずっと思っていました。


ところが、
愛着障害というものがあると知り


育てられた環境がそう思わせているだけで
「自分に欠陥があるわけじゃなかったんだ」
と安心しました。



だったら、私も生きやすくなりたい!
今からでも克服できると知り
克服する方法を探すようになりました。


ちなみに、
愛着について簡単に説明すると
愛着には安定型・不安定型の2種類があります。

不安定型は、回避型・葛藤型・混乱型
3種類に分けられます(種類の分け方は諸説あり)。



このうち
回避型愛着は
子どもの要求や合図に
無関心な親に育てられた
ことで
形成されます。


幼いころ、親に
身体面の要求(例:お腹が空いた、おむつを替えて等)
には応えてもらえても
感情面での要求(例:なぐさめて、共感して等)
は無視されてきたため、



幼い子どもは
「自分の苦しみには関心を向けられない」と考え、
「騒いで不満をあらわにしない方が良い」と
察するようになります



親がいてもいなくても構わない
と伝えることによって、
親の無関心に対処するようになるのです。


このような対処を身につけた子が大人になると
他者だけでなく、自分の内的な世界(感情)
とも上手くつながれなくなる
傾向にあります。



よって、
回避型愛着障害の特徴として


〇自分の感情に気付かない
〇自分の感情に対処したがらない
〇関係を築きつつある他者の心や感情とつながるのに苦労する
〇過去や自分の感情に向き合うことをかたくなに避ける
〇たびたび子ども時代の経験を思い出せない 

などがあります。


「自分の苦しみを親は分かってくれない」から
脳が「感じてないことにしちゃえ」と
苦痛を避けるように働き、自分を守っているわけです。


つまり、
幼い子どもが自分を守るためにとった
最善の策だったんです。




そう思うと「よく耐えてきたね。がんばったんだね。」と
自分を褒めたくなりませんか?




というわけで、
今回は「回避型の愛着障害とはなにか」
についてのお話でした。


わたし自身の体験から、
愛着障害について知ったことで
自分を褒めてあげたくなり
愛おしく思えるようになったので、



まずは「愛着障害とは何か」を知ることが
大切だと思い、お伝えしました。



葛藤型と混乱型の愛着についても
他の記事で解説していますので
興味のある方は見てみてくださいね。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました🥰



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