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2024年春分図とネイタルチャート


2024年の春分図(今年1年の運気を表すと言われており今年は3月20日12時7分にトランジットの太陽が牡羊座0度となる)と私のネイタルチャートを重ねて、今年一年の運気を調べてみた。

以下にその関係性のチャートを一部抜粋し、自分なりに気になった5項目(赤〇で示した①~⑤)に関して1つづつ整理してみた。


2024年春分図とネイタルチャートとの関係(一部抜粋)




①ネイタル(以下、N)3室牡牛座にトランジット(以下、T)木星と天王星が存在している。
 T木星の牡牛座15度のサビアンシンボルは「マフラーと粋なシルクハットを身につけた男」で土の元素のピークを象徴し、お金や財産も頂点に。
タロットカードで15は「悪魔」であり、自分の革新があるものを外に押し広げることを象徴しているとのこと。その度数に木星が12年ぶりに来ているということは大変幸運のエネルギーが働いていると受け止めた。
 天王星の牡牛座21度のサビアンシンボルは「開いた本を指す指」で自分の本当の人生の道を具体的な形で見出す方向で働いてくれる。マドモアゼル愛先生のT天王星の動画では、3室というコミュニケーションの領域で、家族や親族の関係性を壊して自分の魂が求めているものを導くような働きをする場合もあると語られていた。まさに山羊座的な家や墓の踏襲という現実的な課題と自分自身がどういうように生きたいのかということが問われている局面と受け止めた。公転周期が84年の天王星がN太陽の牡牛座に入り、太陽と重なることは一生に1度のことでもある。そういう意味でもT木星の幸運を獲得していくための変革のエネルギーが激しく働いていると受け止めた。

②T天王星とNブラックムーンリリスが合
牡牛座での感受点であるブラックムーンリリスは、満たされない物質的な欲望が秘められているとのこと。それに対しては物質は借りものであり感謝をもつというメッセージはとても響くものがあった。
惑星ではない月の遠隔点でもあるブラックムーンリリスが牡牛座21度で天王星と合となることもこの無意識領域に働いてくる欲望も含めて自由になるということであろう。

③魚座土星と金星がオーブ2度で合で、N乙女座月と180度
 魚座13度の土星のサビアンシンボルは「博物館にある刀」で神秘的なものにおける代表者を象徴し、13はタロットカードの「死神」で今迄のことを終わられてしまうカリスマ性をもつ。
N魚座金星とN乙女座月がタイトに180度のアスペクトを形成する。
N金星魚座11度のサビアンシンボルは「光を探している男達」でより大きなものを求めて突破口を探そうとするが180度のN7室月星座のパートナーや身近な関係性での愛情表現の不足、気弱さも含めて情緒不安定な状況を生んでいくと感じた。

④Tノード(ノード軸とは、月と太陽の軌道が交わるポイントを結ぶ軸)のハーフリターン、T水星、Tキロンが合
Nのノードはドラゴンヘッドが天秤座、ドラゴンテイルが牡羊座にあり、
タイトではないがオーブ3度でハーフリターンを迎えており、生き方の軌道修正が求められている。
ノードは惑星ではなく惑星とは逆回転で19年で公転する。そのノードとT水星とTキロンが合。
T水星の牡羊座18度のサビアンシンボルは「空のハンモック」で活動力が低下傾向であったため元の牡羊座の活動力に戻そうとする働き。18度に相当するタロットカードは「月」で過去の記憶の中から星に対応するものを引き出すことを象徴する。そういう意味ではホロスコープを学んできた私の姿勢を後押ししてくれるエネルギーと受け止めた。
ノード、T水星があるのは2室であり、お金、財産に関連する分野で働きやすいと思われる。

⑤1室のN水瓶座キロンとT火星が合でゆるくネイタル冥王星と180度
 1室水瓶座のキロンが象徴するのは1室という自我や性格に深い傷を受けた経験があり、水瓶座にあるため社会から孤立する傾向がある。
 私自身10代は対人関係で傷つけられ、家庭内でも居場所がない時期を過ごした。社会生活を重ねる中、その傷は緩和されてはきたが、良い悪いではないが無意識にはその傷は存在しているとは思う
そこにT火星が合になることで、そのような自分を攻撃するエネルギーが強調されるように感じた。さらにオーブ4度とタイトではないがN乙女座冥王星と180度を形成するので、冥王星の破壊のエネルギーと結ぶつくとさらに傷が大きくなってしまう危険性をはらんでいると感じた。
言うでもなく自分を傷つけていくことは、自分自身をまた関わる関係性を歪んだものにしていくため、そうならないためにもそんな自分を認め受け入れていくという水瓶座の反転の獅子座要素を意識にしようと思う。
きしくも今年のプログレスチャート(ネイタルチャートから年齢の数の度数を進行させたチャート)では今年は初めて獅子座入りとなる。
N獅子座には天王星があり、またアセンダント水瓶座でチャートルーラーは天王星であり、Tの惑星のエネルギーの関与が最終的にはチャートルーラーであるN天王星にも働きかけているという惑星のエネルギーの深層的な関与が上記の春分図とネイタルチャートとの関係を整理することを通して自分の内側で整理できたように思う。

長々と皆様には直接、関わりのない私自身の今年のチャートの整理作業を読んでいただきありがとうございました。私自身、まだホロスコープの解読は複数のテキストを読みつつ行う程度でまだまだです。

ただ、ホロスコープを読んで、文字で整理することで、現実の苦しい局面を少し俯瞰して受けとめることができ、前向きに生きていく意欲が生まれていくことを改めて感謝しています。

コンステレーション|junchan (note.com)

 
今年は、複数の切り口での激しい苦しみもある反面、一生ではじめて木星と天王星が太陽牡牛座に近づいているという大きな節目を大切なものとして体験したいと思います。



味噌仕込む次男の頬はふつくらと


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