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バレーボール医学の基礎

私は、自営業で鍼灸整骨院で仕事をしながら、小・中・高校生のジュニアバレーボール専門のアスレティックトレーナーをやっております。

その中で、バレーボール関係者から「ケガ・故障を絶対に起こさない方法ってありますか❓」とよく聞かれることがあります。
ちなみに「絶対に」という表現は、すなわち100%という意味で捉えさせて頂きます。

では、それに対して皆さんはどう思われますか❓

スポーツ医学またはスポーツ医療に関わっている医師(ドクター)、理学療法士、柔道整復師、鍼灸師、アスレティックトレーナーなどの方々に聞いてもおそらくは、「スポーツをしている上でケガ・故障を100%起こさない方法は存在しません❗」とお応えするでしょう。

スポーツの指導者、選手(未成年)の保護者の方からすれば、そういうものがあるのなら聞きたいという気持ちは当然のことだと思います。

しかし私からすれば、ケガ・故障を100%起こさない方法があるものならトレーナーの自分が教えてほしいです(笑)

ジュニアバレーボールのトレーナー活動時は、ケガ・故障を100%起こさせない❗という気持ちでトレーナーをしていますが、実際のトレーナー現場では、なかなか難しいのが現状です。

バレーボールだけでなく、スポーツ競技全般にいえることですが、スポーツはリスクとしてケガ・故障はつきものということは念頭に入れて置いてください。

ただ、ケガ・故障を100%起こさない方法は難しいですが、ケガ・故障率を下げる方法というものは存在します。

そういった中で今後私のnoteでは、バレーボールの医学としてケガ・故障関連、子どもの医学、各疾患、対処法、セルフケア、トレーニング・ウォーミングアップ法、テーピング法などの内容を私の経験も交えて書かせて頂き、そして表では言えない内容も書かせて頂きます(笑)

是非参考にして頂ければと思います。

今回は「バレーボール医学の基礎」ということで、私の専門であるバレーボールの競技の特徴、ケガと故障とは❓、バレーボール初心者と熟練者のケガと故障、ジュニア選手がケガ・故障した時の対応などについての内容を私の経験を交えて書いていきます。

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