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【救済】人を救ってくれる本がある?!

あなたは本に救われたこと、
ありますか?

私はあるかな?
そうですねえ、
救ってくれたかどうか?って 
ちょっと難しいかもしれませんね。
良かった?
感動した?
泣けた?
心がワクワクした?
という質問なら
答えやすいのですが、
「救う・救ってくれる」となると、
なかなか、すぐには
答えられないかもしれません。

でも、そもそも読書には
読者を救うということも
その使命のひとつですから、
あるはずですよね。

私はというと、
うーん、そうですね、
レイモンド・カーヴァーの
短編に何度か救われたような
読後感を得たことがあります。

枕が長くなりました。
「あなたを救った本、
教えてください。」
こんなタイトルで、2022年、
丸善ジュンク堂書店が
サイト上でアンケートを実施し、
2500人以上から回答が寄せられた、
そんな企画があったんですって。
私は知りませんでした。
そのアンケート結果を元に、
「救ってくれた本」ベスト30が 
選出されました。
それが、以下に挙げる30冊です。

◯『モモ』
ミヒャエル・エンデ。
もう誰もが知っているエンデの代表作。
いつかは読もうと思います。

◯『うらおもて人生録』
色川武大
私もこの本は手放せないですね。

◯『それしかないわけないでしょう』
ヨシタケシンスケ
ヨシタケさんなら救われるというより
楽しそう。

◯『罪と罰』
ドストエフスキー
これで救われない人はいないですよね。

◯『なにもかも憂鬱な夜に』
中村文則
中村文則作品の中で、
これはど真ん中ストレートの直球。

◯『剣客商売』
池波正太郎
エンタメ時代小説の定番ですかあ。

◯『ぼちぼちいこか』
マイク・セイラー

◯『死の棘』
島尾敏雄
不倫小説、また、そこからの家族の
回復小説。

◯『とりつくしま』東直子
短歌の名人が描くエンタメ小説。

◯『子どもの本を読む 〈子どもとファンタジー〉コレクション①』河合隼雄
河合隼雄さんは本の選球眼も
良かったから、この本もいいでしょうね。

◯『将棋の子』
大崎善生

◯『孤独と不安のレッスン』
鴻上尚史
私もよく読んでました。
何度か助けてもらいました。

◯『ネガティブ・ケイパビリティ』
箒木蓬生

◯『スローターハウス5』
カート・ヴォネガットJr
ヴォネガットがこれで一気に人気作家に
なったという作品ですね。

◯『果報者ササル ある田舎医者の物語』ジョン・バージャー

◯『逃避の名言集』
山口路子

◯『死ぬときに後悔すること25』
大津秀一

◯『最後だとわかっていたなら』
ノーマコーネット・マレック

◯『都会のトム&ソーヤ』
はやみねかおる

◯『砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない』
桜庭一樹。
桜庭さんは昔よく読みました。
懐かしい作品。

◯『ワーニャ伯父さん/三人姉妹』
チェーホフ
人生の悲劇と微かな希望が詰まった戯曲。

◯『えーえんとくちから』
笹井宏之

◯『本を読めなくなった人のための読書論』
若松英輔
これ、前から気になってました。
今度読んでみようかしら。

◯『マカン・マラン23時の夜食カフェ』
古内一絵
タイトルからして楽しそう。

◯『i』(あい) 西加奈子
これは西加奈子の愛しさと逞しさが  
たっぷり。

◯『ライオンのおやつ』小川糸
癒し小説の開拓者、小川糸の大ヒット作。

◯『古くて新しい仕事』島田潤一郎

◯『すてきなひとりぼっち』
谷川俊太郎

◯『注文をまちがえる料理店』
小国士朗
認知症の老人たちが働けるレストランを
立ち上げた小国さんの実録本。

◯『一汁一菜でよいという提案』
土井善晴
惣菜はひとつで良いというシンプルな
土井さんの哲学です。

実に多岐ジャンルに渡っていますね。
それから、どれもみな面白そう。
みなさんは上のリストで
興味深い本、ありましたか?

それから、もしこれから
生きていく上で苦難の時が来たら、
思い出して、このリストを
もう一度、眺めてみて下さい。
リストの中の1冊が、
あなたを救ってくれるかも
しれません。

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