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【アマチュアリズムの勧め】アマチュアもクリエイティブです

「◯◯家」になりたい。
という願いは、実はたいへん曖昧です。

小説家になりたい。
歌手になりたい。
画家になりたい。
コラムニストになりたい。

目指す段階で、じつはまるで違う。

商業作家として、
商業ミュージシャンとして、
ヒットをだす。
たぶんこれが「最上級」かしら。
しかし、これも
定義が曖昧になりやすい。

オリコン一位がいいのか、
ダウンロード一位がいいか?
何週間をマストにするか?
売上が累計○万部売れたら?

野心や欲望には、きりがないから、
気づけば「野心の奴隷」に
なってしまう。

商業作家や
商業ミュージシャンとして、
自分の道をコツコツ探し、
食べられる範囲をマストに
目指すのもいい。

 バイトしながら
やり続けてる人だって
たくさんいる。

「商業」「プロ」か
「アマチュア」かに、そもそも
こだわる必要はあるだろうか。

自分で創作をしたいから創作をする。
クリエイトする。

その結果、
自費出版や
自費ミュージックビデオを作る、
YouTubeにもあげる。
noteにあげる、
そんな道も、一つの形かしら。

創作の根元は、おそらく、
作りたい→周りに読んで欲しい&
聴いて欲しい、というのが、
うそ偽りのない本質的な根っこで、 
プロとアマチュアの違いを
気にするのは、
日本人の特徴かもしれない。
 
アマチュアリズムの本場
イギリスでは
プロ顔負けの、
歴史家やミュージシャンや画家が
たくさんいる。

それで、プロになれますよ、
といっても、興味ないなあ、
とアマチュアで
居続ける才人がたくさん。

作品で稼いで生計を立てたい、
かどうかは、
クリエイトかどうかと、
また全然ちがう話になるような。

それで生計を立てるのが
プロってこと?
なんだか、クリエイティブじゃないな。

プロでやって行けるか悩んでる
たくさんの未来有望な
クリエイターの新人さんへ。

まず「自分自身」のプロになるのは
どうでしょうか?
自分を極めて、自分の
ポテンシャルを追い続ける、
のはどうでしょう?

借り物のメガネやヨロイを
一度、全部脱いでみたら?

世間のヒットへの先入観や
プロになりたい偏見を
全部、脱ぎさってみたら?

アーティストは
自分しかできない道を切り開き、
世界を「クリエイト」する人。

ならば、オリコンもランキングも
忘れてみましょうか?

作品だけでなく、
生き方&作り方もクリエイトする。
たいへんだけど、きっとそれこそが
最高にクリエイティブでは?!

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