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仕組みはみんなでつくる?

いきなりですが、以下、会社で定着してる大小さまざまな仕組みの〝呼称〟です。

VFRDCM、 働き方、4チーム制、管理会計の4分割、コミットメントと新規ビジネス開発、研修+ビジネススクール、PRファースト、カラフル、タコアシ、コンサル会議、80時間mtg、80 %mtg、カギカッコ。

デジタルなやつだったり、超アナログなものも。社外に公開するのははじめて。メンバーの考え方やいわゆるウェイ的なやつから、独自の雛形や、管理会計システムまで。ほかにもなんかあったかな。みなさんの会社にも色々ありますよね。今回もこんな感じで熟考しないでポンポンいきます、乱文すみません。

創造系不動産って、その名の通り不動産会社なんですけども、ものづくりの建築設計系が集まった、クリエイティブ不動産コンサル会社です。でも社内で建築設計やデザインはいっさいやらない、というストイック(変態的)な集団。出身者はアトリエ系から大手組織設計まで様々です。

創業7年目で13人の会社。正社員で30歳前後が多いです。みな生き方に熱心で、必死にがんばってます。最初はぼく1人だった会社なので、とても増えたねと言われますが、デキる会社は、より短期間にもっともっと拡大しますので、まだまだなのです。(別に拡大させたいわけじゃないけど)

でもそんなだからこそ社内での、仕組みづくりに熱心です。短期間で働くメンバーに、異なる考え方とか立場を理解してもらいたい。冒頭の呼称のそれらですね。あ、こんな仕組みうまく行くかも、と思ったら、すぐ名前を付けて、浸透するようにがんばります。そういう時は小さな会社のほうが有利!うまくいかないのも多いけど。

例えば「PRファースト」。これは、プロジェクトが始まった段階で発表していこう!という考え方。そもそも不動産(仲介)業界には、仕事を発表するという概念がないけど、僕らは不動産を手伝わせてもらった建築家の作品をホームページに掲載させてもらってます。が、完成してからじゃなく、建築になるまえの不動産の状態(土地の状態とか、銀行と交渉してる状態とか)をクライアントと建築家さえ良ければ載せちゃおう!新しい視点が加わるのでは。そして創造系のHPには「進行中」というマークがふえました。これはやって良かったです。

仕組みづくりには、もち市販のクラウドなんかも役立ちます。コミュニケーションはやくしたり。でもフリーソフトはあまり好きじゃない。

グループウェアは、最初はLINEの代わりでした。メンバーがオンとオフの切り分けが無理だなー、なので別アプリ入れる感じでした。

顧客管理と営業支援。こんな小さい会社でいらんやろー!でも創造系の若い虎たちが、すんごいたくさんの人と会いまくるので、こりゃ数年後を考えると、情報共有のためにいま投資しないとまずいなーって感じで。

あとはキントーンやNECのクラウドシステム。これは不動産管理をクラウドで行うため。不動産の規模によって使い分けてます。いちはやく2012年ごろ不動産管理でクラウド導入したので、そろそろ効果が出ていて、お客さんはとても喜んでます。

でも色々やって無駄が多くない?と思われた方、その通りです、的を射てます

マネジメントシステムって、暖流と寒流がぶつかるように設計できたらすごい。

こうしてみると、ぜんぜん効率的じゃないかもしれないけど、色々やってて、最近思うのは、こうしたマネジメントのシステムって、暖流と寒流みたいなもの。1方向からのデジタルな大きな波を起こしたら、もう1方向からアナログの波のぶつかるところに魚がいっぱい。矛盾を起こしたほうが良いことのほうが多い!?

先ほど東京建築士会の若手のみなさんと、不動産キャッシュフローの基本的な考え方のディスカッション。これから建築士会のレクチャーとして取り入れるにはどうすれば? これもそう。不動産収支ソフトが使えたほうが良いから、それを開発をしている会計事務所と創造系不動産の提携という波もいったし、あとは建築界になぜ不動産キャッシュフローの考え方があったほうがよいのか、どう説明するかの強烈な啓発があってはじめて、広まっていくんだろうなと思います。

追記2018.9.25
その後、本当に建築士会で不動産収支計算のレクチャーを行うことになりました…!おお…不動産流通推進センターならまだしも、建築士会で…、欧米では昔から不動産教育が建築教育に取り入れられていると聞きますが、日本ではこれから、少しずつ、変化すべきところはしていきたいです。僕も建築士だし。

#不動産 #建築 #デザイン #マネジメント #経営 #仕組み #不動産コンサル #不動産収支 #経営戦略 #集合住宅

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