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【土砂災害や浸水により人的被害も】2023年7月10日の大雨被害レポート(抜粋)

2023年7月7日から10日にかけて、西日本から東北地方にかけて停滞した梅雨前線により、各地で大雨となりました。
特に10日には、気象庁が福岡県と大分県を対象に大雨特別警報を発表するほどの大雨となりました。

この度の災害で亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被害に合われた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。皆さまが1日も早く普段の生活を取り戻されますように、心よりお祈りいたします。

JX通信社では、独自情報源であるニュースアプリ「NewsDigest」からの情報と、SNS上の投稿を独自の技術で分析し、被害情報をリアルタイムに収集しました。
収集した情報は、弊社が提供するリスク情報サービス「FASTALERT」を通じて自治体・官公庁、報道機関、民間企業へ提供しています。

FASTALERTの「発災マップ」機能をバックとしたレポート表紙

弊社で収集した情報をまとめましたので、一部をnoteで公開いたします。
※本レポートの全文や、過去の災害レポートはFASTALERTのHP上でご覧いただけます。

久留米市・田主丸町で土砂災害


※JX通信社が運営するニュースアプリ”NewsDigest”ユーザーからの動画投稿です

福岡市早良区で道路の損壊

引き続き警戒を

記録的な大雨となった九州北部では、地盤が緩んでいる状況なので、引き続き、土砂災害などのおそれがあります。
今日13日も大気の状態が不安定なため、河川や山の斜面などの危険な場所には近づかないようにしてください。(JX通信社/FASTALERT)

上記はレポートの抜粋となります。
他にも収集した災害情報をまとめたレポートをFASTALERT公式ページにて公開しておりますので、ぜひ御覧ください。
FASTALERT HP「2023年7月10日の大雨被害レポート」


【JX通信社からのお知らせ】

身の回りの防災情報は”NewsDigest”で

JX通信社の提供するNewsDigest「リアルタイム防災」マップでは、Twitterの閲覧制限の影響なく、Twitter上の災害情報が確認できます。

NewsDigest「リアルタイム防災」マップの詳細はこちらから

2022年9月台風15号の際の浜松市周辺のマップ

こちらのマップに表示される情報は、AIの解析と専門チームによるチェック経た情報になっておりますので、安心してご確認いただけます。

NewsDigestによる災害情報のご提供に関しては以下のnoteでも紹介しております。ぜひ、ご一読ください。

note記事「NewsDigestではTwitter上の災害情報を閲覧制限に関係なく無償で見ることができます」

”FASTALERT”では、SNS情報以外にも、判断の一助となる情報を提供しています

たとえば、JX通信社では、防災科学技術研究所(以下、防災科研)と連携し、浸水害の発生危険度と関係のある「半減期72時間実効雨量」の情報をFASTALERT上のマップに表示しています。
今回の大雨時のSNS投稿と防災科研の土砂災害発生危険エリアを組み合わせたマップは以下の通りです。(紫のエリアが最も危険なエリアとなります)

7月10日15時25分頃の九州北部の土砂災害発生危険エリアとSNS検知災害情報の発生推移
出典:JX通信社/FASTALERT、防災科研「半減期72時間実効雨量」(提供元:I-レジリエンス)

JX通信社が提供するSNS上の災害情報に加え、防災科研が持つ定量的な計測データを組み合わせることで、より具体的かつ迅速な防災行動の一助になればと、ご提供させていただいております。
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