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上機嫌はバカ、不機嫌は知的という誤解?

今日は、『上機嫌の作法』の「上機嫌はバカ、不機嫌は知的という誤解」を読みました。

●学んだこと

機嫌は気分的なものだと考えられているため、しばしばイメージで語られるそうです。

例えば「いつも上機嫌」というと、お調子者でちょっとネジの緩んだバカなんじゃないかというイメージがあるといいます。

逆に「いつも不機嫌」というと、しかめつらしい顔をして難しいことを考えている人、だから頭のいい人というイメージがあるといいます。

しかしそのイメージは正解ではなく、正確には機嫌と知性を軸にしたマトリックス図で人を分類できるそうです。

上機嫌かつ知性もある人もいれば、今世間にあふれている不機嫌かつ知性もない人もいると筆者は考えてます。

つまり、「上機嫌=バカ」「不機嫌=知的」という単純な構図は成り立たず、この本を通して上機嫌で知的な技を習得してほしいとまとめていました。

●読んで考えたこと

たしかに、日本における一般的なイメージとして、知的と思われるのは常に上機嫌な人よりも不機嫌な人だという印象があると思いました。

ただ同時に、知的でありながらそれをひけらかさない人もいて、そのタイプの人は上機嫌も兼ね備えているイメージがあります。

そして、テレビ番組で見た筆者は、ニコニコ上機嫌でありながら優秀な雰囲気を漂わせており、まさに上機嫌かつ知的な人に見えました。

自分で置き換えると、まずは上機嫌を技としてキープすることを目指し、その後に知識や経験が追い付いて知性も兼ね備えた人間になることが理想だと感じました。

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