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東北高度外国人材活躍推進コンソーシアム

昨日は東北大学で開催された、「東北高度外国人材活躍推進コンソーシアム」に参加し、東北地方での外国人雇用に関するリアルな実情に関して学んできました✨


25日までは国公立大学入試で大忙しだった東北大学ですが、昨日は綺麗な青空も広がり、キャンパス内を歩いてもとても気持ちいい空間でした!


KesTでのメイン事業である「外国人材活躍推進研修」。
日本の労働力不足はどの業界でも顕著な問題で、その問題を解決するためには外国人雇用を避けることができません。

日本に不慣れな外国人従業員への研修サポートはもちろん重要ですが、それ以上に重要なことは、日本の中小企業で外国人労働者を「受け入れられる環境」に整えることです。

言葉の壁
異文化の壁
ルールの壁

これらの「壁」によって、特に東北地方では外国人雇用に後ろ向きな企業も少なくありません。

私のミッションとしては、そのような企業様が感じる「壁」や「ハードル」を下げ、実際に雇用に適した従業員環境を整えることです。

そのような事業目的を掲げている私にとって、昨日のコンソーシアムでの学びは大変多くを得られる貴重な機会になりました。

これまでは、
(日本の企業)⇨(外国人労働者)に感じる「壁」にばかり着目していましたが、実際には
(外国人労働者)⇨(日本の企業)に感じる「壁」も多くあることに気づかされました。

「日本企業はルールが厳しそう」
「日本企業は時間に厳しそう」
「技術系で博士課程まで終了しているが、日本語レベルが低いから雇ってもらえない」

知っているようで、まだまだ気づけていないことが多くありました。

労働力を欲している日本の中小企業。
そして、日本で就職したいのに叶わない外国人留学生の現状。

今後のKesTの研修内容にも活かせる内容ばかり!
本当に勉強になる2時間でした✨

《おまけの話》

仙台名物の「笹かまぼこ」(fish cake)。
これまで私も何も考えず、外国人のお客様へのお土産として選んできました。
しかし・・・
イスラム教の方が召し上がる「ハラールミール」の観点で言うと、笹かまは原料に「みりん」等の酒類が使用されている為に召し上がることができないと昨日知りました💦

た、た、確かに・・・・・!!!!

そこでインドネシア出身の元留学生が中心となり、「ハラール対応笹かま」が開発されました!

まさに「問題解決」。
ビジネスの基本。

これまで、KesTの用意するプログラムの中でも、「異文化・食文化」に関してを扱ってきましたが、「笹かま」は盲点でした!!!

こんな風に、地元の良さと各国の文化の両方を尊重して受け入れ合うことこそ、D&Iの真髄だなと改めて実感しました✨

眺めているだけだと高く感じる「壁」。
けれど、自ら近づいてみると、それは「高さ調整可能な壁」だと気づけるかもですね😁

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