気づいたんだ。
きっと話したくて聞いてほしいわけではない。
たぶん何かを言ってほしいのだと、求めてしまい、
本音で話してほしいのだと、そう思うような気がした。
アドバイスを、教えを、生き方を、学びを、
常に何かを知りたくてうずうずしている。
率直な意見や感想ほどありがたいものはない。

微かな声でさえ反応し、一喜一憂だってするけれど
それだって相手のことも自分のことも
知りたいからに過ぎないのではないだろうか。

何かを怖がってしまえば、受け取ることさえできない。
そう思ったら、ちゃんと受け止めることの大切さも知る。
避けようと、逃げようと、していないだろうか。
ただのダメージにしない人はその理解がきっとある。

どんな言葉も受け取り次第。
傷つく人は何を言ったところで傷つくのだろうし、
平気な人はまるで何も外傷はない。
自分の当たり前が誰かの当たり前と一致するはずがない。

だから、変わるのだとしたら見方や考え方なのだろう。
その人自身は変わらずそこにあるのだから、
そこにいていいはずなのだから、責めなくていい。
変える必要は全くない。ありのままってそういう所。

もっと怖がらずに受け止めたい。
もっと自信を持って認めてあげたい。