かんじい

駆け出しはレコードレーベル。まだCDではなく塩化ビニールから音が出ていた。 レーベルが…

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駆け出しはレコードレーベル。まだCDではなく塩化ビニールから音が出ていた。 レーベルが潰れて出版社に拾われる。「アリス」の解散コンサート写真集が最初の仕事。 その後SPの仕事を飽きもせず。でも、毎日好きな本を読んで、美味い酒を飲むのが今の仕事。

記事一覧

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茹で過ぎ蕎麦は越前蕎麦とサラダ蕎麦。

かんじい
17時間前
46

もうすぐ、エゴノキも行ってしまう。

市立図書館分室は、原っぱと花をつける樹々に囲まれている。 桜は、今年も見事に咲いて、散って、今はエゴノキが小さな花をたくさん咲かせている。 雨混じりの風が枝葉を…

かんじい
1日前
50

芋焼酎とクラプトン。

ずいぶん昔のクラプトン。 ロサンゼルス・ライブのDVDが出てきた。 それじゃぁ、バーボンソーダでもと思ったが、 五島、福江島の芋焼酎にした。 ずいぶん、昔だから、 …

かんじい
2日前
56

窓越しの隣町、きっとダブリンの夕暮れ。

かんじい
4日前
74

こうして、街も、時も、日々、刻々、住人を替えてゆく。

京葉線の走る街に引っ越して、あまり間もない頃、ぼくらが住むエリアと線路を挟んだ反対側のエリアに、出来たばかりのブルワリーを見つけた。 ポートランドの厳つい職人が…

かんじい
7日前
97

昨日の体調整備ランチ。

体が重い!と感じるたら、ニ、三日こういう昼ご飯になる。 玄米ご飯をリゾット化する。 一昨日は、ホワイトソースの玄米リゾット。 昨日は、昆布出汁の玄米リゾット(お…

かんじい
8日前
82

冷凍庫整理定食。

かんじい
11日前
78

最後は地下でハイボール。

葉山在の友だち、早稲田在の宮大工の次女、そして家人の四人で午後の酒。 昼酒の言い訳は、かねてよりの「盛岡・仙台うまい酒&肴&その他全制覇旅」の具体的戦術ブレスト…

かんじい
13日前
74

おにぎりが食べたい!って急に思い立った。

かんじい
2週間前
81

降ったり、止んでみたり、そんな午後のラーメン。

目に付いたもの、POM、POM、放り込んでインスタントラーメン頬張ってる。 もやし食んで、こんな歌浮かべて、もう雨は行ってしまったし、 もうすぐ、帰ってくる人もいる。…

かんじい
2週間前
75

きのこソテーの上にハンバーグ、はちみつ漬けレモン、大根おろし。輪切りのレモンは、ほろ苦い皮がアクセント。

かんじい
2週間前
63

夜と朝のあわいに払暁を刷く。

かんじい
3週間前
75

花びら織り込む晩春の仕舞い。

かんじい
3週間前
88

スープも、味噌汁も、いのちの素だ。残りものの野菜を刻んでブイヨンでストックに。ありがたい。

かんじい
3週間前
72

原作を拾い読みする。気になるフレーズ、言葉に出くわしたら本訳本を開いてみる。『青い野を歩く』、そんな風に読めたらいいだろ…

今のところ、そんなことは夢のまた夢。精進あるのみ! 翻訳者の岩本正恵さんは、表題の「Walk the Blue Fields」についてこう書かれている。 夕闇が迫る風景を「青」と…

かんじい
3週間前
62

最も危険な国のラム・ソーダが花冷えの夜とぼくらをゆっくり溶かしていった。

三十年来の友だち。 彼女とは、昨年、長崎の五島列島を旅した。 もともと、家人の仕事仲間。毎晩のように飲み歩いた酒友(磯自慢ではありません)。 家人の誕生祝に一献と…

かんじい
1か月前
73
もうすぐ、エゴノキも行ってしまう。

もうすぐ、エゴノキも行ってしまう。

市立図書館分室は、原っぱと花をつける樹々に囲まれている。

桜は、今年も見事に咲いて、散って、今はエゴノキが小さな花をたくさん咲かせている。

雨混じりの風が枝葉を揺さぶった翌朝。

どこかのお家の年少さんが、

その小さな手のひらいっぱい、拾い集めた花びらを、

えいっ!と勢いよくばら撒いたみたいに、

散りばめられていたエゴノキの花びら。

そうか、もうすぐ、きみたちもゆくんだったね。

ぼく

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芋焼酎とクラプトン。

芋焼酎とクラプトン。

ずいぶん昔のクラプトン。

ロサンゼルス・ライブのDVDが出てきた。

それじゃぁ、バーボンソーダでもと思ったが、

五島、福江島の芋焼酎にした。

ずいぶん、昔だから、

このひとは、How much I love you と歌うけれど、

「愛」とか、

「愛してる」とか、

が、どうも、なんだか、

どんどん無力になっていくようで...

ガ、ガ、ガッ、 我、我、我って、

だから、このごろ

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こうして、街も、時も、日々、刻々、住人を替えてゆく。

こうして、街も、時も、日々、刻々、住人を替えてゆく。

京葉線の走る街に引っ越して、あまり間もない頃、ぼくらが住むエリアと線路を挟んだ反対側のエリアに、出来たばかりのブルワリーを見つけた。

ポートランドの厳つい職人が指導する製造タンク室を、ガラス越しに眺めながらクラフトビールのほとんどの種類が楽しめた。

料理のメニューは少なかったが、週末には投げ銭方式のジャズ・ライブもあった。

そこは、大手ゼネコンが高層マンション群を開発しているエリアで、高層一

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昨日の体調整備ランチ。

昨日の体調整備ランチ。

体が重い!と感じるたら、ニ、三日こういう昼ご飯になる。

玄米ご飯をリゾット化する。

一昨日は、ホワイトソースの玄米リゾット。

昨日は、昆布出汁の玄米リゾット(おじやではない!)

柔らかいリゾットを、なおも良く咀嚼して、なるべく時間をかけて食す。

炭水化物が即体重増につながるぼくの場合、

これで今朝は600g減。

なによりうまいのがいい。

ご馳走さまでした。

最後は地下でハイボール。

最後は地下でハイボール。

葉山在の友だち、早稲田在の宮大工の次女、そして家人の四人で午後の酒。

昼酒の言い訳は、かねてよりの「盛岡・仙台うまい酒&肴&その他全制覇旅」の具体的戦術ブレスト。

「老後は、あれもしたい!これもやりたい!と思っていたけど、考えてみたら、ぼくらもう老後じゃなくて老中(ろうちゅう)もいいところじゃない!」と葉山在。
それから、ぼくらは「老中御一行」と勝手に名乗りを挙げて、あっちこっちに出没、昨年は

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降ったり、止んでみたり、そんな午後のラーメン。

降ったり、止んでみたり、そんな午後のラーメン。

目に付いたもの、POM、POM、放り込んでインスタントラーメン頬張ってる。

もやし食んで、こんな歌浮かべて、もう雨は行ってしまったし、

もうすぐ、帰ってくる人もいる。
味噌味の袋ラーメン、ご馳走様でした。

原作を拾い読みする。気になるフレーズ、言葉に出くわしたら本訳本を開いてみる。『青い野を歩く』、そんな風に読めたらいいだろうなぁ...

原作を拾い読みする。気になるフレーズ、言葉に出くわしたら本訳本を開いてみる。『青い野を歩く』、そんな風に読めたらいいだろうなぁ...

今のところ、そんなことは夢のまた夢。精進あるのみ!

翻訳者の岩本正恵さんは、表題の「Walk the Blue Fields」についてこう書かれている。

夕闇が迫る風景を「青」と表現することで、静けさや寂しさ、自然との一体感、非日常的な予感まで伝えています。青い野を横切る一頭の子羊というなにげない光景は、静かな救いをもたらします。

なるほど、シンプルに「青」か、永遠とつながる夕暮れの青

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最も危険な国のラム・ソーダが花冷えの夜とぼくらをゆっくり溶かしていった。

最も危険な国のラム・ソーダが花冷えの夜とぼくらをゆっくり溶かしていった。

三十年来の友だち。
彼女とは、昨年、長崎の五島列島を旅した。
もともと、家人の仕事仲間。毎晩のように飲み歩いた酒友(磯自慢ではありません)。

家人の誕生祝に一献と、ぼくらのホームグラウンド「月島」で待ち合わせ。

まずはお鮨と日本酒の冷や、芋焼酎のソーダ割り。

握りが食べたくて通うお鮨屋さんの握りで〆て、さて、どこに行こう。

塩ビレコードから流れてくる心地よい音楽、美味くておもしろいラム、バ

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