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「アメリカ人は謝らない」は本当なのか?

体験ベースではありますが、誤解されがちなアメリカの実態を一つお話ししたいと思います。

今回のテーマは"アメリカ人って謝らない"問題。

アメリカ人は謝らないのか?

これ、そこら中でよく言われます。有名な文化の違いの一つ。

その理由はというと、

  • アメリカは実力主義だから「負け犬」だと思われてしまう

  • 個々を尊重する文化のため、自己主張することも大切だと思われてるから

  • 謝ってしまうと自分の過ちを認めたことになってしまって、いざという時に立場が不利になる

といった感じでしょうか。

で、本当は本当です。実際そういう一面もあります。

ただこういう海外の文化や異国体験の話が出回る時って、ゼロヒャクで考えてしまいがち。

エンタメ的要素も相まって、海外留学生インフルエンサーとかが「日本ではありえないこんなことがある!」みたいなニュアンスで伝えられたりするからしょうがないんだけどね。

今回のテーマの話も一緒で、アメリカ人は何が何でも謝らないのかっていうとそうでもなかったりします。


日本と変わらない感覚もある

普段から全く謝らないかというと、全然そんなことないんですよね。

頼んだスタバのコーヒーにミルク入れるを忘れられてたので店員に指摘したら、「あらごめんなさい!」と言われるし、友達が遅刻来てきたら、「ごめーん遅れた!」とか言ってくる。

アメリカ人も自分に非があれば普通に謝ります。

一方で、日本よりも若干軽いという面もあります。

さっきのミルク入れ忘れのくだりですが、日本の店員さんなら「申し訳ございません!」くらいのテンションで謝ってくる可能性ありますよね。

でもアメリカの感覚だとそれはないです。上述の通り「あらごめんなさい!」くらいで十分。


感覚を微調整するくらいでちょうどいい

で、大事なのは、こういう文化の違いを日本人として自分がどう捉えるかっていうことなんですよね。

もう少し具体的に言えば、こういう話を受けて、もし自分が実際にアメリカにいたらどう振る舞えばいいのか?

さすがに電話口で謝罪するサラリーマンのようにしょっちゅうペコペコしてたら、アメリカではあらぬところで責任を全部負っかぶってしまうことになりかねない。

とはいえ、「アメリカ人は謝らない」をそのまま受けて日本人が海外へ渡ってしまうと、アメリカに馴染むどころか、ただの謝れない傲慢キャラになってしまう可能性もある。

なのでゼロヒャクではなくて、日本人が理解できる感覚の範疇で意識を微調整するくらいでちょうどいいかと思います。

といってもイメージわかないですよね。僕もわかなかったです。


無理やり例えるなら、「仲のいい先輩と話す時の感覚」に近い感じかな。そのくらいならペコペコすることもなければ、非があれば素直に謝れるくらいのちょうどいい良識を保てるかと思いますw

とか言って最後に今までの発言をぶち壊すようなことをいいますが、アメリカで車の事故など他人とがっつりトラブった時は、何があっても絶対に謝ってはいけません。

それはまた別ですw

文化の違いっておもろ

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