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【ブランディング】守りの広報戦略

みなさん、こんにちは。なかやま かえでです。

先日、先輩が「攻めの広報」「守りの広報」について話してくださりました。

その話がとてもわかりやすかったので、今回は「守りの広報」について書いていきたいと思います。
前回「攻めの広報」についてはまとめていますので、そちらとセットでお読みいただけると嬉しいです。


きっかけ

そもそも、この「攻めの広報」と「守りの広報」について、なぜ先輩が話してくださったかというと、私自身が今後の指針について迷ってしまっていたからです。

私は今、メディア媒体への新規開拓をメインに活動しているのですが、同時にプレスリリースの配信も行っています。

どちらも大事な活動であることはわかっているのですが、それぞれ注力する事柄が違うような気がしてモヤモヤしていました。

新規開拓をするための情報収集の時間も確保したい。
プレスリリースを配信するにあたってライティング能力もあげたい。
SNS運用について勉強した方がいいのでは?

このような想いが出てきて、何を優先していったらいいのかわからなくなりました。まるでアクセルを踏みたくとも踏み込めないような、そんな状態でした。

そこで、広報部を統括しているリーダーの先輩にそのことを相談してみたところ、話してくださったのがこの「攻めの広報」と「守りの広報」のお話だったのです。

騎士と城壁

先輩は、私が日々メインで行っているメディア媒体への新規開拓は、イメージで言うと先陣切って敵陣を攻める騎士のようなイメージだと話してくださりました。

そして反対に、プレスリリースやブログ、SNS発信(情報の基盤づくり)は、自陣を守ってくれる城壁のようなものだと話してくださりました。

守りの広報戦略

この「守りの広報」について、先輩は「城壁」なのだと話してくださりました。

城の壁は、平和なときは「意味があるのかな~?」と思ってしまいがちですが、いざ敵が攻めてきたときに「造っておいてよかった!!」となりますよね。

それと一緒で、プレスリリースやブログ、SNSも、1つ1つは小さな作業で成果が分かりにくいけれど、いざ自社が注目されたときに「自社はこういったことをしていますよ」と、見せられるものになっていくんだと話してくださりました。

「もちろん戦いでいうと、先陣切る騎士と壁を造って守りを固める人とでは、感覚が違うのは当たり前!
でも、どちらも出来るようになったらすごい武将になるよね?」
と話してくださり、まずは片方に集中してからもう片方も出来るようになっていこうと決めました。

では、そんなコツコツイメージの「守りの広報」の特徴や大事になってくるポイントについてまとめていきたいと思います。

大事なポイント!

①前倒しの作業力

まず大事になってくるのがシンプルな作業量です。
いざ自社が注目されたときに「見せられるもの」を準備しておくとなると、前倒しでつくっておく必要があります。
HPやSNSなどでコツコツとネタを発信し続けておくことが何よりも大事になってきます。

②マメさ

城壁は1つ1つの石を積み上げてつくっていくのと同じように、ブランディングも1つ1つの記事や発信でつくり上げていきます。
ですから、コンスタントに淡々と作業に取り組むマメさも重要になってきます。

③継続力

そして最後に1番重要と言っていいほど大事な要素が継続力です。
「継続は力なり」という言葉もありますが、ここをどれほどやっているかで信用力に直結します。
普段、情報収集としてさまざまな企業のHPを見ているのですが、企業のNEWSページを見た際に、記事の更新日を見るとその企業の継続力が一発でわかります。
最終更新日が1年前であったり、更新頻度が数ヶ月に1度だったり…。
過去どんなにインパクトのあるNEWSを持っていたとしても、現在も進行形で活動し続けている企業と今後の関係性を紡いでいきたいなと感じます。

まとめ

いかがだったでしょうか。

前倒しで準備をし、マメな仕事をコツコツとやり続けることは、広報だけでなくとも大事だなと感じます。
自分自身も、上記のことを日々意識しながらこれからも精進したいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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