かえるD

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double jump.frog CEO/ScopeNext founder/ゲームディレクター/ゲームデザイナー/エンジニア web3/BCG/生成AI/ゲーム開発コミュニティやってます。かえるが好き。 お仕事やご依頼はTwitterのDMからどうぞ。

マガジン

  • かえるDのゲームデザインマガジン

    ゲームデザインの仕方、ゲーム開発にまつわる話を書いてきます。あと、参考になりそうなnoteも入れます。

  • DJT DAO

    • 11本

    DJTDAOの面白い視点を持った人たちの記事をキュレーション、発信していきます!

記事一覧

ChatGPTでの初めてのゲーム作り、ゲームの作り方の学び方

はじめにここ数か月で、AI技術の進化に伴い、一人でのゲーム制作がかつてないほど手軽になった。特にChatGPT4を利用することで、ゲーム制作に関する質問を適切に投げかける…

かえるD
1年前
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ALKEMONの習慣化を達成するための「ロック型習慣化トークンエコノミクス」

現在考えているアルケモンのロック型習慣化トークンエコノミクスの概要となります。 まだ、よりよいアイディアの発見や、アドバイザーとの相談などによって、変更されるこ…

かえるD
1年前
20

ALKEMON Genesis NFT 販売情報

ALKEMONプロジェクトについて、企画してきたものがようやく公開でき、多くの期待の声をいただきました。同時に、販売情報も早く知りたいとのお問い合わせも頂いてしまい、…

かえるD
1年前
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「ALKEMON」を健全に発展させるための協力者たち

現在ALKEMONの開発をしており、これからNFTのプレセールや、クローズドベータテストなどを進めて行く予定です。その中で、今回協力してALKEMONを盛り上げるためのアンバサ…

かえるD
1年前
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AI生成をベースにした世界観と働き方、そして新たな遊び

AIアートは世界の何を変えたのか?AIアートや、AIのチャットによるアウトプットが、最近進歩が目覚ましい。今までのAIの限界を急に超え、ちょっとしたタスク、いやそれを超…

かえるD
1年前
48

BCGの普及の谷と習慣化による価値創出の挑戦「アルケモン」

かえるDです。先日、新宿のクリプトラウンジGOXにて、私が運営するdouble jump.frogが開発している新しいブロックチェーンゲーム(BCG)のタイトルの発表しました。ただ、…

かえるD
1年前
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TGSピッチコンテストで優勝した「ブロックチェーンゲーム企画」と、BCGの面白さの本質とは

東京ゲームショウ2022にて「Oasys Web3ゲームピッチコンテスト」があり、30もの応募チームの中から、6チームの登壇者に選ばれたのでピッチをしてきました。結果として、同…

かえるD
1年前
73

ブロックチェーンゲームを作る価値観と未来への挑戦

最近、ゲーム業界大手でもブロックチェーンゲーム(BCG)に参入するところが増え始めている。ブロックチェーンゲームもまた、かつてのコンシュマーゲームからみた、モバイ…

かえるD
1年前
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組織の未来「DAO」とゲーム業界

Web3のテクノロジーの上に、新しい組織形態としてDAOという概念が新しくできてきている。人類において組織とはなんなのか?と、DAOのどんなところが新しいのか?という疑…

かえるD
2年前
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メタバースとWeb3は、何者でどこに向かうのか?

あまり表には出していないが、弊社では実はメタバースを作っていたり、ブロックチェーン系の事業を以前からやっていたりする。たまたまこの2つの事業をやっていたのだが、…

かえるD
2年前
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なぜディレクターはUXを分解・言語化しなくてはいけないのか?クソゲーが生まれてしまう原因

ゲームディレクターとして動いていると、企画やできたもののフィードバックをよくする。そうすると必要なのは、UX(ユーザー体験)を言語化して説明をして納得をしてもらう…

かえるD
3年前
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インディーゲーム×NFTアートの新しい挑戦

インディーゲーム「DIMENSION REIGN」を運営し続ける中、新たなチャレンジとして、NFTアートを売ってみることにしました。NFTアートとは、ブロックチェーンを利用した、所…

かえるD
3年前
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鬼滅の刃とはなんなのか?ネットワーク社会での英雄譚

鬼滅の刃の映画を見てきた。内容はすでに漫画で知っていたのだけど、それでも想像してなかった衝撃を受けた。とても良かった。 映画版を見たところで、ちょうど読んでいる…

かえるD
3年前
130

「面白そう」と「面白い」の違いから、ネット時代に流行るコンテンツの作り方

今回の記事は、ラフな結論までならば無料で見ることができます。詳細なまとめと実用例、応用例に関しては有料となっています。今回の記事を有料にした理由は、明らかにプロ…

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かえるD
3年前
352

ゲーム開発の「規模と発明のトレードオフ」とどう戦うか?インディーゲームでローグライクを作ってみた

本日(2020/03/19)SteamにてローグライクであるDIMENSION REIGNをアーリーアクセスリリースした。今までと違う開発、ビジネスモデル、ゲームモデルだったため戸惑うこともあ…

かえるD
4年前
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なぜゲームプランナーは、ディレクターになるのが難しいのか?隠されたクラスチェンジ条件とは

最近、新米のディレクターにディレクションを0から説明している。noteではいろいろディレクターについて書いてみたが、ディレクターの持つジレンマは、ある程度成長したタ…

かえるD
4年前
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ChatGPTでの初めてのゲーム作り、ゲームの作り方の学び方

ChatGPTでの初めてのゲーム作り、ゲームの作り方の学び方

はじめにここ数か月で、AI技術の進化に伴い、一人でのゲーム制作がかつてないほど手軽になった。特にChatGPT4を利用することで、ゲーム制作に関する質問を適切に投げかけるだけで、ほとんどの情報が得られるようになった。

このことにより、一人でゲーム制作に必要なスキルや時間が大幅に減り、ゲーム制作の初期段階での困難な部分をAIに任せることが可能になった。これにより、より面白いゲームを作るための改善サ

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ALKEMONの習慣化を達成するための「ロック型習慣化トークンエコノミクス」

ALKEMONの習慣化を達成するための「ロック型習慣化トークンエコノミクス」

現在考えているアルケモンのロック型習慣化トークンエコノミクスの概要となります。

まだ、よりよいアイディアの発見や、アドバイザーとの相談などによって、変更されることがあります。弁護士とのスキーム検討についても具体的に進めております。

また、理解しやすくするために簡略化している部分があります。最終版はWhitePaperやGitbookなど、正式なゲーム説明の形で発表します。

ALKEMONのコ

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ALKEMON Genesis NFT 販売情報

ALKEMON Genesis NFT 販売情報

ALKEMONプロジェクトについて、企画してきたものがようやく公開でき、多くの期待の声をいただきました。同時に、販売情報も早く知りたいとのお問い合わせも頂いてしまい、お待たせしまして申し訳ないです。今回、販売情報について公開させていただきます。

これから始まる「ALKEMON」をよりよいプロジェクト・ブロックチェーンゲーム(BCG)として、一緒に作り上げることを楽しんで頂けるとありがたいです。

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「ALKEMON」を健全に発展させるための協力者たち

「ALKEMON」を健全に発展させるための協力者たち

現在ALKEMONの開発をしており、これからNFTのプレセールや、クローズドベータテストなどを進めて行く予定です。その中で、今回協力してALKEMONを盛り上げるためのアンバサダー/アドバイザーを発表します。

ALKEMONとは「みんなで楽しく健康習慣を持つこと」を目的としたソーシャルコミットメント×フィットネスアプリです。SNSで連携して目標を達成しする仕組み、独自のエコノミクス、AIアートを

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AI生成をベースにした世界観と働き方、そして新たな遊び

AI生成をベースにした世界観と働き方、そして新たな遊び

AIアートは世界の何を変えたのか?AIアートや、AIのチャットによるアウトプットが、最近進歩が目覚ましい。今までのAIの限界を急に超え、ちょっとしたタスク、いやそれを超えた「専門家」が時間をかけてようやくできるようなアウトプットが、数円と数十秒でできてしまうようになった。これは、知っての通り革命的である。

では、「専門家」がもういらないかというと、そうにはすぐにはならない。どこに必要になるのかと

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BCGの普及の谷と習慣化による価値創出の挑戦「アルケモン」

BCGの普及の谷と習慣化による価値創出の挑戦「アルケモン」

かえるDです。先日、新宿のクリプトラウンジGOXにて、私が運営するdouble jump.frogが開発している新しいブロックチェーンゲーム(BCG)のタイトルの発表しました。ただ、発表の時間も短かったので、伝えられないことも多く、改めて文章に書いて発表したいと思う。また、BCGを開発をしていて考えていること、挑戦したいことも伝えたい。

クリプト市況とBCGの未来クリプトの市場は、激しく上下をす

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TGSピッチコンテストで優勝した「ブロックチェーンゲーム企画」と、BCGの面白さの本質とは

TGSピッチコンテストで優勝した「ブロックチェーンゲーム企画」と、BCGの面白さの本質とは

東京ゲームショウ2022にて「Oasys Web3ゲームピッチコンテスト」があり、30もの応募チームの中から、6チームの登壇者に選ばれたのでピッチをしてきました。結果として、同率1位で優勝でした。

BCG(ブロックチェーンゲーム)としての企画はできたが、まだまだ足りない部分があるため、この企画に賛同した、外部パートナーや、開発者を募るために、短いピッチの中では紹介しきれなかったWeb3やBCG、

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ブロックチェーンゲームを作る価値観と未来への挑戦

ブロックチェーンゲームを作る価値観と未来への挑戦

最近、ゲーム業界大手でもブロックチェーンゲーム(BCG)に参入するところが増え始めている。ブロックチェーンゲームもまた、かつてのコンシュマーゲームからみた、モバイルゲームのように既存の価値観では評価できないゲームだと感じている。また、モバイルゲームと同じように、共同開発をするけどやりたいことと文化と開発プロセスが食い違うみたいなことが発生しそうなので、予防的に書いておく。

また、ブロックチェーン

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組織の未来「DAO」とゲーム業界

組織の未来「DAO」とゲーム業界

Web3のテクノロジーの上に、新しい組織形態としてDAOという概念が新しくできてきている。人類において組織とはなんなのか?と、DAOのどんなところが新しいのか?という疑問と、これから展開される未来について書いてみよう。

人類にとって組織とはなにか?人類の組織の歴史

人類という種族は、組織を作ることで、生存・繁栄をしてきた。人類の組織に対する欲求はとても強く、遺伝子レベルで刻まれている。すなわち

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メタバースとWeb3は、何者でどこに向かうのか?

メタバースとWeb3は、何者でどこに向かうのか?

あまり表には出していないが、弊社では実はメタバースを作っていたり、ブロックチェーン系の事業を以前からやっていたりする。たまたまこの2つの事業をやっていたのだが、今のトレンドとしてあたかもこの2つがセットになって語られる状況になっているので、2つのトレンドワードがどれくらいどうなのか?という話をしてみたいと思う。

メタバースは特にそうだが、急にトレンドワードになり、1日に何度も目にするようになった

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なぜディレクターはUXを分解・言語化しなくてはいけないのか?クソゲーが生まれてしまう原因

なぜディレクターはUXを分解・言語化しなくてはいけないのか?クソゲーが生まれてしまう原因

ゲームディレクターとして動いていると、企画やできたもののフィードバックをよくする。そうすると必要なのは、UX(ユーザー体験)を言語化して説明をして納得をしてもらうことだ。一緒にやっているプランナーから、UXの分解・言語化をどうやっているのか?という質問が来たので、書いてみる。

ゲームディレクターは、なぜUXの分解・言語化が必要なのだろうか?

これは簡単で、自分が感じていることを言語化できないと

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インディーゲーム×NFTアートの新しい挑戦

インディーゲーム×NFTアートの新しい挑戦

インディーゲーム「DIMENSION REIGN」を運営し続ける中、新たなチャレンジとして、NFTアートを売ってみることにしました。NFTアートとは、ブロックチェーンを利用した、所有者と来歴が確認できるデジタル資産のことだ。

CryptoSlam(クリプトスラム)を見ると、2021年2月にLeBron James(レブロン・ジェームズ)選手のダンクシュート動画を20万8000ドル(約2270万円

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鬼滅の刃とはなんなのか?ネットワーク社会での英雄譚

鬼滅の刃とはなんなのか?ネットワーク社会での英雄譚

鬼滅の刃の映画を見てきた。内容はすでに漫画で知っていたのだけど、それでも想像してなかった衝撃を受けた。とても良かった。

映画版を見たところで、ちょうど読んでいる本がリンクをして、こういうことかなという形になったので書いてみようと思う。この文章は、私が鬼滅の刃を読んでの感想考察であり、正しさや流行った理由ということを説明するものではない。

また、いくつかの考察も参考にしている。

この記事はネタ

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「面白そう」と「面白い」の違いから、ネット時代に流行るコンテンツの作り方

「面白そう」と「面白い」の違いから、ネット時代に流行るコンテンツの作り方

今回の記事は、ラフな結論までならば無料で見ることができます。詳細なまとめと実用例、応用例に関しては有料となっています。今回の記事を有料にした理由は、明らかにプロ向けの記事となっているためです。コンテンツのクリエイター、自分で作品の方向を決定できる方、コンテンツ作成に関わる方、将来そうなりたい方以外には購入をオススメしません。

この結論に至るためには、ディレクターとプロデューサーを両方をこなす必要

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ゲーム開発の「規模と発明のトレードオフ」とどう戦うか?インディーゲームでローグライクを作ってみた

ゲーム開発の「規模と発明のトレードオフ」とどう戦うか?インディーゲームでローグライクを作ってみた

本日(2020/03/19)SteamにてローグライクであるDIMENSION REIGNをアーリーアクセスリリースした。今までと違う開発、ビジネスモデル、ゲームモデルだったため戸惑うこともあったが、チームの助けもあり面白いゲームになり、完成までこぎつけることができた。

タイトル:DIMENSION REIGN (ディメンションレイン)
プラットフォーム:Steam
リリース形式:アーリーアクセ

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なぜゲームプランナーは、ディレクターになるのが難しいのか?隠されたクラスチェンジ条件とは

なぜゲームプランナーは、ディレクターになるのが難しいのか?隠されたクラスチェンジ条件とは

最近、新米のディレクターにディレクションを0から説明している。noteではいろいろディレクターについて書いてみたが、ディレクターの持つジレンマは、ある程度成長したタイミングで出てくる問題で、初期に感じるものではないため、説明としては不十分だと感じた。なので、今回はもう少しディレクター初心者、または将来ディレクターになりたい人向けに全体像を把握できるよう書いてみる。

今回の記事は、結果として5回ほ

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