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2006年の本屋のカガヤ 手紙篇
「2006年の本屋のカガヤ」(「本屋篇」と副題をつけるべきだった) https://note.com/kagayam/n/nd6807708d2ef と「「待つ」ということ」(「2006年の本屋のカガヤ 木篇…
約100映画リスト2023
誰かにおすすめの映画を教えてもらいたいと思い、まずは自分の好きな映画を何本かあげておき、こういうのが好きなぼくにおすすめの映画は何ですか? と尋ねてみる流れを考えた。
どうせなら100本ぐらい選んでしまおうと作業を開始し、途中でみずから1監督1作品に限定し、さらには邦画監督を半分の50人は入れようという縛りを増やし、だらだらとやっていたら、1年ほど経過してしまい、いちおう100本以上にはなった
部屋にある本をただ羅列するだけの日々20221126
いつもどおり、上のほうに比較的最近購入したものがパラパラあって、あとはそこらへんの山。
ほとんど文庫で、ちょいと整理されてしまってる部分、面白みに欠けるかもしれない。
そして、ただの思いつきの、あまりにずさんな作業のため、もうそろそろ重複して挙げてるものが出てきている予感(適当に読んで適当に移動するゆえ)が強いが、まったく気にせずに進めるので、気にしないでほしい。
並びの関連性・文脈はあ
部屋にある本をただ羅列するだけの日々 ──『新選 100冊の本 岩波文庫より』紹介篇
勤め先の出版社の事務所には、自社で刊行した書籍のほか、資料用の本や雑誌も備えている。
先日、それらの整理と処分を行なった際に、1974年に発行された岩波文庫の販促用小冊子が発掘された。100冊の選書リストである。
岩波文庫はそもそも古典的な作品が多いので、50年たとうが、100冊ほどにしぼってえらべばだいたい同じようなラインナップになるわけだが、以下には書名と紹介文書き出しの一文のみ(恣意的
部屋にある本をただ羅列するだけの日々20221113
先日、話の流れで、以前つくった同人誌を回顧することになったのだが、思い返してみて、またつくりたいなとは感じつつ、制作実務の手間をかんがえると、えんえんと編集会議だけをつづけるのが最もたのしいのではないかという気がしてしまった。
「本気出してない」状態で可能性だけを無限に夢見る。
読まない本を買いつづける行為も、それと似たところがありはしまいか。
さて、羅列リストである。
今回も、上のほ
部屋にある本をただ羅列するだけの日々20221106
上のほうは比較的最近の購入分。あとはちょっと羅列感のすくないリストになってしまったかもしれない。ニーチェとかがなんか整理されてまとまってるは読み比べようと思って積み上げたけど、積み上げて満足して、積ん読のまま。
いまがわゆい『本屋図鑑 だから書店員はやめられない!』(廣済堂出版)
高野文子と昭和のくらし博物館『いずみさん、とっておいてはどうですか』(平凡社)
吉川浩満『哲学の門前』(
部屋にある本をただ羅列するだけの日々(無料配布物編)
先週公開(2022/10/23)した「部屋にある本をただ羅列するだけの日々」よりも、今回のテーマでの羅列リストのほうが、価値が高いと思う。
書店の店頭で入手した冊子やフェアの選書リストなど、書誌データの残りにくい無料配布物である。
追って画像を追加しようと思う(思ってはいる)が、ひとまずタイトルとおおまかな内容説明のみ。
今回は、わが部屋の書籍山脈上層部からの採集だったので今年のものがほと
部屋にある本をただ羅列するだけの日々
ところどころ備忘的メモのみ付して、なんの脈絡もなく記録しておく。
購入・入手した時系列ですらなく、目についたものを片っ端から。
また更新する気が起きたら、別記事にするか、この記事にひたすら書き足していくか、未定。
きまぐれに加筆や削除をするつもり。
公開する意味はほぼないし、ちゃんとスプレッドシートに項目を分けて整理して自分のグーグルドライブにでも突っ込んどけよってとこだが、そこは「なん
2006年の本屋のカガヤ 手紙篇
「2006年の本屋のカガヤ」(「本屋篇」と副題をつけるべきだった) https://note.com/kagayam/n/nd6807708d2ef と「「待つ」ということ」(「2006年の本屋のカガヤ 木篇」と題するべきだった) https://note.com/kagayam/n/n8623d45dbdd6 につづき、某ウェブサイト掲載の文章を。
☆☆☆☆☆
手紙が好きだ。
メールも
夜に天使は本の星座を
2010年(ちょうど10年前だ)に、有志のみなさまといっしょにつくった書評誌『TABULA』に寄せた文章をアップします。またああいう小冊子(ZINEという小洒落た呼び名がすっかり定着してしまいましたが)、つくりたいなあ。創刊のごく簡単な経緯と誌名の由来は以下のとおり。
《『TABULA(タブラ)』は、札幌市西区の発寒商店街で 2010年5月15日土曜日および8月7日土曜日に開催された 古本市の関
余は如何にして其の本を20181202
Everlasting life ── based on a misprint!
《誤植に基づいた──永遠の生とは!》ナボコフ『青白い炎』(富士川義之訳、岩波文庫)、p.152。
《永遠の生──その支えが誤植一つだったとは!》ナボコフ『淡い焰』(森慎一郎訳、作品社)、p.76。
誤植に基づいた永遠の生。なんと魅力的な……。もちろん当連載の趣旨、および〈本屋学問〉(ほんやがくもん=書名だけは
余は如何にして其の本を20181127
読んだ本の感想を書いて公開しようなんて考えてたら、あらかた積ん読のぼくは、何も書けなくなってしまう。そこで、読みたいと思った本、買った本、買ってはいたけどいよいよ読み始めようと思った本、再読しようと思った本、などについて、そのきっかけを記録することにした。これなら気楽に書きつづけられるように思うので、共通タイトルを「余は如何にして其の本を」とし、各記事には日付を添えることとした。その日に買った本
もっとみる2006年の本屋のカガヤ
本屋が好きだ。
「本屋好き」というある種の病が高じて、こうして今、本屋で働いている。
孤独な学生時代には、本屋を訪れることで、明日も生きてみようかな、という気もちを維持していた。本屋に対する愛情の深さを、付き合っていた女性に滔々と語ってふくれっ面をされたことがある。好意を寄せる女性に思いのたけを伝えたら「本屋という恋人がいるじゃないですか」と軽くいなされたこともある。
とにかく、本屋が好