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Superfly「愛を込めて花束を」カラー分析から感じる世界

前回はミスチル「彩り」のカラーを分析してみたのですが、今回も好きな曲から。色彩心理を考察してみます。(色彩イメージからの独自な分析のため、一例のご参考としていただき、カラーの奥深さの一例にしてみてください)

今回は、Superfly 「愛を込めて花束を」。こちらもとても人気の曲で、メモリアルな場面で聴かれることが多いかもしれません。私もそうなのですが、その感動のメモリアルの中で…もう、涙が込め上げてきそうな中盤に…

やってくる、色の嵐に心を奪わる。どうしても、カラーワードのスイッチがONしてしまい、ずっと気になっていたこの色たちを、今回読み解いてみたいと思います。

Superfly 「愛を込めて花束を」
作詞:超智志帆,多保孝一,いしわたり淳治
作曲:多保孝一

曲の内容については、様々に解説もありますが、この中盤のカラー部分はさらりとまとめて、感情を色で。みたいなのが多いようです。それでは、独自に解説してみます。

まずは、中盤での色のワードを色に変換

Violet:菫色
Indigo:藍色
Black and blue:濃い藍色or青い黒色
Flame:炎のような赤色
Yellow:黄色
Purple:紫色
Sky blue:空色
Pink:ピンク色
Yellow green:黄緑色
Ash:灰色
Brown:茶色

最初は、花束の花の色かと考えてもみたのですが、花の色にしては無い色が少なく無い。例えば、最後の灰色とブラウン。ここで、「感情」とも考えられるのですが、私は感情だけではなく「人生」ではないか?と感じます。色のセレクトが、そうなの。

それでは、一気にいきます!

「菫色」は紫系の中でやや赤みが混じりセクシャルな色、男女の出会い、アダムとイブのイメージです。「藍色」は深い自己分析や内省それぞれが自分としっかり向きあう時間。「濃い藍色or青っぽい黒」思想の探求の奥底へとだいぶ深く入り込む。「炎のような赤い色」湧き上がるような熱く燃える想いが最高潮。「黄色」明るく穏やかな幸せの時間。「紫」とはいえ時に理想の葛藤。「空色」空のように大きな心で受け止め和解や割り切り。「ピンク」赤のように情熱的ではなくても柔らかくほんのりずっとあたたかい愛。「黄緑色」新たな生命の誕生(子どもかな?)。「灰色」やがて自分は老いては灰なり。「茶色」の土にかえる。

何だか自分で考えつつも、儚いというか尊い。自分で解説しながら、じーんときてしまいました。その他の部分の歌詞もじわじわきますよね。

実は、今日まで私はこのPV見たことがなくて、(これを書き上げたら、一気にみてみようと思います、何かヒントがあるかもだし、全然的外れかもしれないけれど、曲を聴いてイメージする世界は自由かな?と、そこに答え合わせはいらない。今回の私の解説も全く個人的に曲を聞いて、色の世界から勝手に想像しているにすぎません。PV見ちゃうと、映像のイメージが強くて素直にイメージできなくなるるのでこの記事は見ないまま書いちゃいました。全然違ってたらごめんなさい)では、じっくりと聴いてみます。愛を込めて花束を。

…追記。ということで、今PV見てみました。カラフルな色の中、最初はやはり「白い」服で歌うのですね。お花を運んで行くけれど、どこになのだろう???。なんか参列しているっぽいし、ふんわりしてるけど、やっぱり土へ還っているの?私は深読みしすぎかもしれない。そしてこの曲2008年とは!10年前なのですね。時の流れが早すぎて…それぞれの色の時間を大切に過ごしていきたいです。

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