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私が見たい景色 ㈱Saphan

はじめまして!作田詩織と申します。
私は、中学生のときに読んだNPO法人ジャパンハート創設者の吉岡秀人さんの「飛べない鳥たちへ」という本がきっかけで国際協力や貧困問題に興味を持ち、「将来は世界に出て、関わってくれた人の人生を少しでも良い方向に変えられる人になりたい」と思っていました。

大学に入って自分でバイトをしてお金を稼ぐようになってからは、ずっと興味があった国際協力と貧困問題に興味のままに向き合いたく、毎長期休みや週末に時間さえあれば貯めたバイト代で海外に飛んで、孤児院やスラムをまわり、スタディーツアーを組んだり、衛生教育をしたり、イベントを開いたりしてきました。

海外で過ごす時間は、日本と違う文化や背景、言語、食べ物、景色など、わかりやすく私の中の価値観や物の見方を変えてくれました。
何より、活動をとおして子ども達と関わる時間は、いつも私の世界を拡げてくれました。子ども達と過ごす時間は何も考えずにただその一瞬一瞬に夢中になれて、子ども達の思考や物の捉え方は私の中の物の写り方を豊かにしてくれました。
そのような時間は私にとって、何にも変えられない貴重な時間でした。

私は、子ども達は好奇心旺盛で、自由な発想をもっていると思っています。そして、社会を良くするために必要なことは、子ども達の芽を潰さず、様々な可能性を引き出すことだと思っています。

私は、子ども達の未来の選択肢が生まれた環境等外因的な要素によって狭められてしまう現状が存在する世の中の不条理がどうしても許せないし悔しく、だったら私は自分の人生の中で、せめて私に関わってくれた子ども達の将来の選択肢を拡げたいと思うようになりました。

旅をしてきた中でも私は東南アジアが好きで、特にタイでのタイ人の人柄、タイ料理、雑貨、スピード感のあるバイク、個性豊かなタクシー、マーケットなどは行く度に私を虜にしました。
いつしか私はタイにばかり行くようになり、そこで出会った移民の子ども達の一人一人違う入り交じる様々な物語とこれからの可能性に惹かれ、
「タイの移民の子ども達の機会格差」に取り組みたいと思うようになりました。

現地の人たちとどこまでもwin-winの関係性で、社会課題に無関心な人たちも自然に巻き込みながらやっていきたいという想いから、2022年5月23日に「子ども達が環境に左右されず、自分で主体的に進む道を決めることができる社会を創る」ことを目的に株式会社Saphanを創業しました。


株式会社Saphan

株式会社Saphan(サパーン)は、タイの移民の子ども達の機会格差に対して、子ども達がやりたいと思えることに出会うきっかけ作り、子ども達の挑戦意欲を応援、子ども達の将来をサポートすることをとおして、子ども達が環境に左右されず、自分で主体的に進む道を決めることができる社会の創造を目指します。

社名に込めた想い

Saphan(サパーン)はタイ語で「架け橋」という意味です。
子ども達が未来に向かって進む「架け橋」となれますように
タイと日本の「架け橋」となれますように

という意味を込めてつけました。

目的と事業の軸

子ども達が環境に左右されず、自分で主体的に進む道を決めることができる社会の創造」を目的に、

①子ども達がやりたいと思えることに出会うきっかけを作る
 
現地での様々なイベントやスタディーツアー、食育プロジェクト等
②子ども達の挑戦意欲を応援する
 
体験プログラム等
③子ども達の将来をサポートする
 
必要最低限学べる環境等将来への基盤作り、学校卒業後の雇用の創出等

3つの軸で事業を展開していく予定です。

Saphan coffee

上記業務の一歩目として、カレン族のコーヒー農家さんと一緒に、「Saphan coffee」というコーヒーブランドを立ち上げました。
コーヒーの生産・製造過程を子ども達に体験してもらい、将来「農業」という1つの分野での雇用を創ることを目標に、現在、日本でコーヒーの販売を行っています。近々タイでも販売しはじめられるように準備しています。

入口のコーヒー

これからもコーヒーはずっと続けるつもりだけれど、今後ずっと"コーヒー屋さん"としてやっていきたいわけではありません。
子ども達の”キャリア教育”と”雇用の創出”をコーヒーをとおして行うことができたら、今はまだない選択肢をつくることができて、それが、環境下に左右されずに自分で主体的に進む道を決められる社会への第一歩に繋がると思っています。

Saphan coffeeは、そのための入口をつくりたくてつくりました。
日本人にとってもタイ人にとっても身近なコーヒーで、まずは”農業”という1つの選択肢を創ることが私の直近の目標です。

そこまで達成できたらまた見えてくることがたくさんあると思うので、そこからまた横に拡げていきたいと思っています。

私が事業をとおして見たい景色

私は、将来可能性しかない子ども達の選択肢を拡げていくことで、その先に子ども達が主体的に選択して進んでいく道をずっと見ていたいです。
いつも遊んでくれる子ども達が、今はまだとても悔しい場面がたくさんあるけれど、現状みたいに環境によって将来が左右されずに道を開拓していく物語がとっても見たいです。
ほど遠い道のりだけど、私にとっては唯一、一度きりの人生の時間を費やすに値するくらいわくわくすることだなと思っています。

私は、ビジネスをするのに長けているわけでもなく、壮大なビジョンを達成するために必要な何か特別なスキルがあるわけでもないので、いつも”想い”ばかり強く語りすぎてしまうけれど、これからもいつもお世話になっている周りの方々に頼らせていただきながら、少しずつ形にしていきたいです。

私は、これからも現地で子ども達と遊んで過ごしていたい。
私と出会ってくれたその子たちの今後を少しでも良く変えていける人になりたいです。

これまでも、これからも、粘り強く、私らしく、私の道を開拓していきます。

Saphan HPはこちら♪

2022/10/16
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