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君の才能は?

君の才能は?

今朝から南海キャンディーズの山ちゃんの『天才はあきらめた』を読んでました。

結婚会見から、早くも2ヶ月が過ぎ、やっと読み終えることができたのです。

ほかの作品を優先していまして笑

一昨日の晩と今朝の時間を使って、山ちゃんの生きてきた世界を自分の中にフューチャリングしながら、読み進めてきました。

山ちゃんがいかにして、今の立ち位置を築いてきたかがよくわかる作品になってます。

これだけ読んで

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捨て本

捨て本

確か7月末だったでしょう。

堀江貴文さんの著書『捨て本』を本屋でチラッと立ち読みしていました。

この時期、堀江さんは同月にもう一冊本を出版しており、さらにその後小説まで出版されていたので、そのハイペースにビックリしつつ、僕はこの『捨て本』という本のタイトルがとても気になっていました。

断捨離、終活、魔法の片付け、などこの数年様々な形で『捨てる』ということがクローズアップされている印象です。

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本の感想『星に帰れよ』

本の感想『星に帰れよ』

本日の一冊📚
表紙のインパクトあるなぁ。このピンクと青紫みたいな色、タイトルもちょっと捻くれてて、しかも強きな言い方。聞いたことのない作家さんだな。どんな人が書いた作品なんだろう。二〇〇三年、大阪府生まれ。現在高校二年生。ん、ん、ん?高校二年生!?これ高校二年生が書いたんか。最近確かに若い作家さんが色んな有名な賞を受賞するから、珍しいとは思わなかったけど、まさか今まで聞いた中で一番若い作家さんか

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スマホ脳からの脱却

スマホ脳からの脱却

どれだけスマホに依存していても、その依存に気づかない。気づこうと思えば、気づくことはできる。それでも僕らはスマホが大好きで、スマホなしでは生きられないとまで言う。実際にスマホがない生活をして死んだことがないにも関わらずだ。

ここでは僕が著書『スマホ脳』を読んで感じたこと、実践、提案などを交えて論じてみたいと思う。

スマホ脳と聞いてなにを思い浮かべるか?僕らはスマホという言葉にどのような印象を結

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M 愛すべき人がいて/小松成美

M 愛すべき人がいて/小松成美

2019年、本書の単行本が出版されたとき、ついに彼女の暴露本が出版された、そういう印象を受けた。おそらくメディアとしても、彼女の過去に一体何があったか、こういう事実があったのだという暴露本ぽく仕立てることで売れることを期待したのだろう。

当時の僕を振り返ると、こういう本は確かに面白いだろうけど、誰かの過去を知って、そういう真相があったんだと知ったところでどうするのと、疑問を持っていたような気がす

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ナナメの夕暮れ/若林正恭

ナナメの夕暮れ/若林正恭

2022年2冊目📚

こんなに共感することができるエッセイ本だったとは。
もはやほとんどの人が知っているオードリーの若林さんのエッセイ本だが、単行本が出たときはなんとなく気にはなっていたけど手を出すことはできなかった。当時は何か読んでみたいという決定的な一打がなかったのではないかと思う。でも、これは間違いだったのは今読んでみて分かる。

あと僕にとっての決定的な一打は、書き下ろしのあとがきだった

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