アマズクさん

靴下を脱いだ時にたまに足にひっついてくる、ほつれ落ちた屑のことを「アマズクさん」と呼んでいます。
湯船につかった時にたまにふわっと浮いているやつです。

私は小さい頃から当たり前に呼んでいますが、一般的な呼び名では無いし方言とかでも無いのですね。

幼い頃に風呂場で黒いアマズクさんをよく目にしていて、まるで生き物のようだなあと思っていた記憶はあります。

私はその頃、動物園に連れて行ってもらった日には地面を動く蟻ばかり追っていたらしいですし、そういう小さな黒い点に目を向ける傾向にあったようです。

靴下の屑も見つめているうちに日に日に愛着が湧いてきて、「アマズクさん」という名前を与えたのでしょう。

敬意を払ってきちんとさん付けをしているのが素晴らしいですね。

そしてこう考えてみるとこの靴下の屑、一般的に名称が無いですよね。「靴下の屑」としか言いようがない。

なので、皆さんも是非「アマズクさん」と呼んで接してあげてください。

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