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玉川可奈子の寸鉄

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寸鉄人を刺すとはいひますものの、そのやうなことは述べてません(ΦωΦ)
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「懐かしのねこ」

うらうらに照れる春日にまどろむルル公。光がさして神々しい。

私がルル公の名を呼ぶと、声にならない声を出して鳴いて返事をすることがよくありました(いはゆるサイレントニャー)。「忠猫ルル公の記」より。

思ひ付きで日帰り旅行へ。
富士宮で焼きそばを食べ、富士山本宮浅間大社を参拝しました。
富士宮駅から乗り継ぎ、乗り継いで熱海駅へ。あをきのひものを冷やかし、駅前の温泉へ入つた後、念願のサフィール踊り子号に乗りました。
あかねさす紫色の空の下、熱海駅に入線する列車のよさに感嘆します。

「懐かしのねこ」

窓辺で、すやすやと眠るルル公。どんな夢を見てゐるの。

兄弟の雄は、早々とルル公と離れ、ルル公はわが家に残りました。
ルル公は雌で、身体は小さく、性格は温厚で誰にでもよく懐きました。誰が来てもスリスリして、喉を鳴らして挨拶しました。「忠猫ルル公の記」より。

「懐かしのねこ」

目を細めて怒つてゐるやうに見えますが、甘へてゐます。

ルル公は平成十年四月七日、私が高校二年生の時に、私の部屋で生まれました。アメリカショートヘアーの父と白黒のスコティッシュフォールドの母との間に生まれ、兄弟に一匹の雄がゐました。「忠猫ルル公の記」より。

紀元節の佳日。カフェ・バッハでインディアを堪能した後、今戸神社を訪ねたら…ゐましたゐました。関東の白猫キャット(通称、ナミちやん)。

相変はらず、私の顔を見て「なんだお前」といふ感じです。
長生きしてね。

神なびの 今戸の杜の 白猫は 神にかはりて ここに坐すか 可奈子

「懐かしのねこ」

しのあや 紅里(こうり)さまの「懐かないねこ」にインスパイアされて始めました。

https://note.com/sinoayakouri/m/mdf65a44d1261

わが家の懐かしのねこ、ルルについて振り返ります。抱つこは私だけ、ブラッシングはやり過ぎると猫パンチ。そんな可愛いねこなんです。

冬ごもり 春の大野を 焼く人は 焼き足らぬかも わが情焼く (『万葉集』巻七・一三三六)

恋ひに、そして恋人に心を焼くやうな、そんな恋愛に憧れてゐました。

写真は、いつかの春日野。
なかなか奈良に行く時間もないので、朱鳥の手ぬぐひをネットで注文しました。山辺の道、行きたい。

汽笛の音を聴くと、涙が出さうになります。真岡鐵道のSLもおか号、いたつける身のなぐさにと乗りに来ました。
素朴でぬくぬくな鉄道に癒されます。

下野の まがなの道に 鳴る笛は いや面白く 響みけるかも 可奈子

https://www.moka-railway.co.jp

※写真を差替ました。

冬のぬくぬくの日、舞浜リゾートラインに乗りました。夢のある車両と車窓、これもまた素敵なものです。
これで関東圏の鉄道を全て漏れなく乗りました。国内の鉄道全線完乗まで、あと少しです。
https://www.mrc.olc.co.jp/

「銚子電鉄を救ひたい」

その思ひから、外川駅に来ました。そして、銚子電鉄完乗。
外川駅は小さな風情ある駅舎、銚子電鉄は短いのですが味のある路線でした。

日の暮に 子らが袖振る 下総の まがなの道の 窓の楽しさ 可奈子

https://www.choshi-dentetsu.jp

けふは紀元節。カフェ・バッハに行き、覆麺・智でラーメンを食べ…。
夕へには、大好きな「人生の楽園」を観てゐました。素敵な内容に感動、心の中ぬくぬくです。

正月から毎日、Yakult1000を呑み続けた甲斐がありました。大関貴景勝関、三度目の幕内最高優勝です。信じ切つてゐましたが、やはり優勝は嬉しいです。あとは、横綱…。審判部、横審、今しかありません。

https://www.sumo.or.jp/ResultRikishiData/profile/3582/

宮城野親方(元横綱白鵬関)の断髪式。お疲れ様でした。弟子の北青鵬関、そして落合関に期待してます。
残念なのは、某インチキくさいかつ気持ち悪い歌手が下手糞な国歌を歌つてゐたことです。聞くに堪へません。

https://miyaginobeya.tokyo