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私は今、夜明けを待ちながら。〈長文noteシーズン1〉

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作家になるには文芸誌の新人賞をとってデビューするしかないのだろうか――? 賞レースに敗れ続け、自費出版の可能性も金銭的に難しいと知り、あとはもう小説投稿サイトで奇跡を夢みるしかな… もっと読む
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2018年10月の記事一覧

2018秋、今日の気分はイエローゴールド。

10月だ。8月はうねうねと3ヵ月くらいあった気がするのに、9月はいまいち実感がないままスピーディーに過ぎ去って、10月もさくさくと進んでいる。進んでいく。ということは「今年も終わった!」であり、ふとした瞬間にはもう「84歳」だったりするのだろう? 人間の一生なんて、本当に短いものだと思うから……それを感じ続けている限り私は、こうして書かずにはいられないのかもしれない。 40歳。80年生きられるなら、人生の折り返し地点だ。「まだ40年もある」なんてことは、全然思わない。思えな

「ほどほどの金」と「安定」の向こう側にある「自由」と「真の謙虚さ」

これを書いたのは、もう2年も前のこと(と書きながら今、「いや、あれから“まだ2年”しか経っていないのか……」と思った。自分の中の『時間』に対する感覚が、ますます“一直線”ではなくなってきている感じがする。まぁ、戻れないことだけは変わらず「確か」なのだけど)。 今朝、目が覚めたあと布団の中でもぞもぞと、スマホの画面をとおしてこれを読み返していた。そして「今日はこれについてあらためて綴ってみたいな」と考えた(おかげで少し早起き。時間がたっぷりあって嬉しい&気持ちいい)。 「自

飛び込んで――1ヵ月。私、少しは泳げるようになってきた?

『note』をはじめて、明日の“山羊座の上弦の月”で1ヵ月……。 作家になるには文芸誌の新人賞をとってデビューするしかないのだろうか――? 賞レースに敗れ続け、自費出版の可能性も金銭的に難しいと知り、あとはもう小説投稿サイトで奇跡を夢みるしかない…? だけど調べてみると「なんだか違う…」と何かが囁く。そういう感覚的なものを、私は相変わらず大切にしたいんだ――。そうして辿り着いたのが、ここ『note』。私は今、微かな希望を感じている。そうだ、古くて閉ざされた感じがする場所は私

私の前に現れる「天使」は、けっこう“おじさん”だったりする。

“『note』をはじめて1ヵ月が過ぎた”――と、食後にお茶を飲みながら今日の書き出しを考えていたら、充電中の電話(後方、少し手を伸ばせば届くような距離にある)が鳴って、それを取ろうとしたのだろう……振り向いたような格好のまま椅子からズリ落ち、左の手首を“ぐねっ”とやってしまった。 地味に、じわじわ痛い。なんだか肩のほうまで広がってきた……などと意識の端で確認しながら、今日も書く。 まずは、「ようやく少し落ち着いた」というのが、この“1ヵ月”を経た今の率直な感想。 とにかく、

小さな違和感を、見逃したくないから。

※ところで(10/20追記)。アマゾンのリンクを画像付きでピピッと貼れるのは超便利なのだけど、“私はアマゾン、別に好きじゃないし特に支持しているわけでもないからなぁ……”とどこかでずっとモヤモヤし続けていて(なんか心が抵抗するのだ)、そういう些細な違和感を見過ごして「便利さ」を選ぶのは“私の生き方じゃない!”と思い、画像だけ新たに貼り直しました(あぁ~スッキリ!!)。こういう小さな自己満足の積み重ねこそが、自分を「嘘のない生き方」へと導いてくれるはず……と考える私はやっぱり、

“自分が見たい夢”を自分に見せてあげることに本気になれば、人は幸せになれるのではないか?

今朝から考えていることを、言葉にするのは難しい。 まずは、上記のようにタイトルを打ってみた。 さて、どこまでいけるだろう……。 《夢は自分で叶えるもの》今日、目に止まった、ネット上の言葉。「本当にそうだよ、そうなんだよ~」と心の中で返事をし、胸の灯火に想いを寄せた。このことについては散々考え(させられ)て今に至っているわけで、いろんな想いが頭をよぎる。 まず――誰かが自分を、自分の思っているとおりに幸せにしてくれることなんて、ほとんど不可能なのだ(と私は思う)。彼に具わっ

『夢』はどんなふうに叶っていったら、それこそ“夢のよう”なのか、今の私はそこまで夢みているから……。

前回の内容を読み返し、気になっていたところを修正しながら、「やっぱり書ききれてないよ!」と痛感させられた。 あのときも“もどかしさ”を感じながら書いていたのだが(近づいたかと思うと遠くなる)、こうして読み返してみても案の定もどかしく、しかし少し時間が経ったこともあってか、前回よりは「この日一番書きたかったことは何だったのか」が見えてきたので、加筆せず、あらためてこちらに綴ってみようと思う。――いざ、再チャレンジ! ……その前に、前回の反省を少々してみたい(失敗から学べるこ

ぎゅっとガチガチに決めすぎてしまわずに、ふんわりとスペースをもたせておくのが『鍵』らしいから。

作家としてのスタートラインに立つためには、いわゆる文芸誌の新人賞をとってデビューするしかないのだろう……とチャレンジを繰り返していた頃――。 あのとき、私の未来への手綱は「私自身」よりも応募先の「文芸誌」に握られていたような……いや、“握らせて”いたような気が、こうして勝手に“作家宣言”をした今になると、なんとなく「する」のだ。 例えば、10月末締め切りの賞に応募したとする。発表は、4月上旬に発売される『5月号』――ここから私の脳みそはフル回転で逆算をはじめる。 「4月上旬