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【前編】芸術の秋だから、イチジクを押し花にしてみた【kannax Lab】

こんにちは。
あなたの物語を保存するアフターブーケスタジオkannaxです。

前回のkannax Labでは夏野菜を押し花にしましたが、今回は夏から秋にかけてが旬のイチジクを押し花にしていきます🍂

前回のkannax Labはこちら↓

これから押し花になるイチジク

イチジクには夏と秋でそれぞれ旬の品種があり、今回使用したのは秋が旬の「秋果」となります。

ところで、「これは”押し花”なの…?」というご意見をいただきそうですが…
イチジクは漢字で「無花果」と書き、漢字の通りお花が無いように思えるのですが…実は身の中にお花が咲く珍しい植物なのです!
中の空洞になっている部分に沿ってわさわさとしているのがお花たちだそうなので、これはまさに”押し花”と言える試みかもしれません…!


イチジクを薄くカットしていく

果物の中でも柔らかさが特徴的なイチジクは、潰れないように薄くスライスするのが大変でした。

イチジクの糖分を水で流す

秋のイチジクは夏果に比べて甘味が強いそう。
糖分があると、押し花加工後も変色が早くなる可能性が高いので、水で軽く流します。

イチジクをプレスしていく

洗った後、水分を少し拭ったら押し花加工に入ります。
通常のお花と比べて厚みがあり柔らかいので、素材に合わせて加工方法を調整していきます。
さて、綺麗にプレスされてくれるでしょうか……!

押し花になったいちイチジク

中には潰れてしまったもの、千切れてしまったものなどもありましたが、綺麗に押し花になりました…!

周りをハサミで整える

ハサミで軽く輪郭を整えて、シンプルに配置していきます。

イチジクの押し花レイアウトの様子

真空加工して額装すると……

イチジクの押し花
使用額:しらかば クロス:アイボリー

まるで絵本のように可愛らしく仕上がりました!

真空加工した際に割れることもなく、シンプルなデザインだからこそ、イチジクの丸さや色が映えています。
普段から複雑なレイアウトをこなすデザイナーには「本当にこれでいいの?」とむしろ驚かれてしまうシンプルな配置でしたが、デザイナーの高い押し花加工技術が際立つ構成となりました。

ミニイチジクの押し花

また、デザイナー宅で採れた熟れる前の小さなイチジクも押し花に!
こちらは通常のイチジクよりも硬さがあった為、綺麗な形で押し花になりました。

次回の記事では、こちらのミニイチジクの押し花も使って、イチジクの押し花リースを作っていきます!

イチジクの押し花リース制作時の様子



カナックスのアフターブーケ

アフターブーケは、お客様の想い出の花をお預かりし、「プレスフラワー(押し花)」または「フレッシュドライフラワー」に保存加工するオーダーメイドのサービスです。カナックスの独自の製法で、花びら一枚一枚、茎一本一本を丁寧に乾燥させ、熟練のデザイナー職人の手でアフターブーケとして想い出を形にしています。
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