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光について

光について

不思議な魅力と不可解さを多く持つ光について

光といえば太陽から降り注ぐ直射日光や炎の光、夜道を照らす街灯・家の中から溢れる光などなど

あげるとキリがないほどにたくさんの種類があると思います。

また、その光の状態に着目してみると真夏のカラッとした強い日差しや、そこから守ってくれるモザイク柄の木陰、

真夜中の怖いくらいの静かな光や、洞窟やトンネルのような遠い場所から這ってきているような光など、

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建築と曳家(ひきや)

建築と曳家(ひきや)

Written by オオクボ

こんにちは。オオクボです。

今年の3月にウィーンに行ってきました。ウィーンの中心街の建物は全て150年以上経ち続けているそうです。それは以前の景観を残し、街が市民に愛されるような取り組みを行ってきたそうです。

日本ではそのような古くからある建築はそんなにありません。今でこそ リフォーム リノベーション 知っている方も少ないかもしれませんが リファイン など建築

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商業を考える。

text by やなせ

みなさん、こんにちは。

これまで数週に渡って、良品計画(無印良品)の理念や堀口英剛さんの考えをもとに文章を書かせていただきました。

そこで今回は、そもそも私が何を考えて、ここで文章を挙げさせて頂いているのかということをこの場をお借りしてすこしお話したいと思います。

それではさっそく、、、

私は「商業」というものを今よりももっと、より良いものにしたいと考えています。

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「ランダムということ」

「ランダムということ」

text by 久家

こんばんは、久家です。
まずは、あけましておめでとうございます。
いやあ、寒いですね。

僕は普段職場まで原付で20分程かけて通っていまして、
先週まではゴツめのReebokのダウンを着ていれば比較的快適に通勤できていたのですが、
ここ2,3日はグッと冷え込んでいるようで、体感温度は氷河期です。

皆様もこの時期、原付に乗る際は、氷河期が到来致しますので、お気をつけください

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暮らしとデザイン

text by イズミ

みなさんこんにちは。

今回は『暮らし』をテーマに東京の青山にあるサニーヒルズというパイナップルケーキ屋さんについて考えていこうと思います。

まずはこのお店について紹介していこうと思います。

サニーヒルズ南青山店は原宿駅から表参道ヒルズをまっすぐに行って、ひし形をした全面ガラス張りの高級感のある建物が見えたあたりから、住宅街の方に入っていった場所にあります。

外観は

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モノを選択する理由。

text by やなせ

前回までは「無印良品」という企業にスポットを当てて
文章を書かせていただいておりましたが、
今回は少し視点を変えて、ヒトとモノ、モノとの関わり方
ということにスポットを当てて気になっている事を
書き綴らせていただきたいと思います…。

そこで今回は、数週間前に何気なく気になって購入した
「RULES for choosing THINGS 」という、
堀口英剛さんの書かれ

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海のギャラリーを訪問して

海のギャラリーを訪問して

text by シマダ

林雅子さん設計の海のギャリー

外壁は木目調のコンクリー打ち放し仕上げと木で仕上げられおり、特徴的なくの字に折れ曲がった屋根は折半構造で構成されている。

局所的に沈んでいる部分が陰影を作りとても美しい。

また、屋根には樋がなく沈んだ谷間から雨を流すデザインになっていた。

玄関の扉を開けると二階のトップライトの光がガラスに並べた貝殻を照らし、自分が海の中にいるような感

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ひと手間加えたデザインで芳醇な人々の関係性を作り上げる

ひと手間加えたデザインで芳醇な人々の関係性を作り上げる

熊本大学横にリノベーションを施し、装いを新たにした文房具店があります。

カフェのような雰囲気を持つその場所に置かれた什器は、量産型の既製品でした。

卸売業においてその主役は、やはり商品であるためそれは仕方ないことなのかもしれません。

このお店でも什器の存在は溢れ出す文房具によって輪郭を失い、竣工後すぐのカフェのような雰囲気はどこか薄れてしまったように感じます。

何気ない什器の備えが建築空間

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モノを作るということ。

モノを作るということ。

text by クガ

3Dプリンターのような最新のテクノロジーを発端にシェアラボ、手作り○○キットのように、世の中はDIYブームが到来し、誰もが気軽にそれなりのモノを作ることができる時代になりました。

実際、自分が使うものは自分で作るという考え方や本物志向の概念を持った人が増えてきている(?)気もします。

ご存知の方も多いかと思いますが、DIYという言葉は、英語の “Do It Yourse

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