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12月23日 読書会報告

川口市出身の自称読書家 川口竜也です!

12月23日夜に開催した「東亰讀書倶樂部」読書会の報告です!

今回は新規の方が1名とリピーターの方が3名の合計5名でお酒を飲みながら読書会。クリスマスと年末が被ってか、ひっそりとした飲み会になりましたが、東京読書倶楽部の噂を聞きつけていらっしゃった方もおり大変ありがたかったです!

読書会終了後に撮影
チキンなど(買わ)なかった

・紹介して頂いた本

スヴェトラーナ・アレクシエーヴィッチ「戦争は女の顔をしていない」岩波現代文庫
第二次世界大戦 旧ソ連軍は女性も戦場に駆り出した。戦争は男のがやった、女は報われなかったという風潮の中、肉体的・精神的に受けた傷を戦争に参加した女性が語る。「同士少女よ、敵を撃て」を読んでから興味が湧いた。

梨「かわいそ笑」イースト・プレス
古い掲示板やリンク切れの記事、ネット上にある怪談話を集めた短編5篇。冒頭にQRコードがあり、当時のサイトのような没入感がある。紹介者曰く「この本が販売されてしまった事自体、作者の策に嵌っている」ほど恐ろしい。

蜂屋邦夫 翻訳「老子」岩波文庫
紹介者曰く、孔子の考え方が"正道"ならば、老子の考えはいわば逆張り思考。中国は西洋と違いタオ(道)や自然を重んじる。神を信じるわけではないが、オカルトも信じない、だが道を重んじることとは一体何か、考える余地がある。

斎藤環「生き延びるためのラカン」ちくま文庫
"集合的無意識"で名高いフロイトの弟子 ジャック・ラカンの著作をわかりやすく書いた作品。統合失調症とは一体何の統合が失調してるのか、人間の"内側"は実に興味深い。

次回の読書会は、1月21日の散策あり読書会ですが、お陰様で満員御礼です!

現在募集中なのは
1月22日 文学✕ボードゲーム会 13:00~
1月28日 BOOK & BOOZE 飲み有り読書会 19:00~

ご興味ありましたら、コメントやPeatixにて是非お待ちしております。皆沢に会えるのを心よりお待ちしております(*^^*)

今日もお読みいただきありがとうございました。いただいたサポートは、東京読書倶楽部の運営費に使わせていただきます。