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【うつ・適応障害】しなやかで折れない心をつくる

メンタルが弱い人は、感情をコントロールする自己調整能力が低いんです。


メンタルが強い人が元気に生きられるのは、逆境から素早く立ち直る回復力、レジリエンスが備わっているのです。

メンタルが強い人は、落ち込んでも気分を変えるのが上手です。

答えの出ないことに悩み続けることはありません。

考えても答えの出ないことに何時までも留まることはありません。

必要の無いものを流してしまう、回復するのに必要な能力が備わっているのです。

メンタルが強い人は、気分を切り替えるのが上手なのです。

気分を調整できる人とできない人の差は何でしょうか?

そのスキルは長い歴史の中で身に着いているのです。

気分を変えるスキルは、小さい時から親の関わりによって身に着いていくのです。


親が感情を受け止めてくれてケアしてくれて気分を変えてくれる手伝いをしてくれる、という経験をすると、大人になってからも答えの出ないことにずっと悩むことが無くなるのです。


そういう関わりをどれだけしてもらったかによって気分転換かできるか、できないか決まってくるのです。

遣ってもらっている人と貰っていない人の違いは、細かいものが流せるのか、流せないのか、まいっか、と処理できるのか、出来ないのか、に現れてきます。

気分が調整できるようになるめには、受け止めてくれる家族機能が必要だったのです。


受け止めてもらった人は、気持ちを話せて、問題を解決して、感情を引きずる事はありません。

考えていればいいこと、考えなくていいこと、に分けて処理できるようになり、まいっか、と思えるのです。

そして、仕事も余裕をもって出来るようになるのです。


親が機能不全だったり、忙しいと気持ちを話せなくなって、我慢するようになり、困っても一人で解決するようになります。


ぜんぶ自分一人の責任にして、さらなる努力を重ね、我慢→頑張り→自責のループに入ってしまいます。


親に受け止めてもらって気分の調整をやってもらったことが無い一人は、ちょっとしたことで気分が落ちて、怒り悲しみ自己破壊衝動に襲われます。

悩みからずっと離れられません。

ほんとうは凄く困っていても言わないから、周りのサポートを受けられなくなります。


受け止めてもらった人、受け止めてもらったことが無い人。

ストレスからの回復力は親の関わり方で、これほど差が出るのですね。


レジリエンスの低い人は、気持ちを一人で抱え込んで引きずり、いつまでも回復しないのですが、大人になると通用しなくなります。

人の手を借りないのは良くないのです。

相手に自分の思いを伝えることです。

答えの出ないことに何時まで悩むのか? 一ヶ月、一年、十年、一生?


メンタルが強い人の生き方は楽そうで、参考にしたいですね。

逆境にあっても、どう捉えるか? そして、必要のないものは流せる合理的思考。


幸せな人のしなやかで折れない心の秘密を覗いてみると、いろいろと考えさせられますね!

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