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AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

こんにちは、kazukame12 の KAZU です。

レンズ遊びのお話です。

買ってみました。
DX 35mm f/1.8G このレンズは、APS-C 専用に作られたレンズです。

海外の、YouTuberさんを見ていて、35mmの単焦点レンズを買ってみました。
(フルサイズ換算で、50mmくらい )

日本では、スペックが高いわけではない、こういった物は、レビューが少ないですよね。

僕が感じた第一印象は…

シンプルに、「フラットなレンズ」だと、思います。

ずば抜けて良い部分は無いのですが、それと同じくらい、欠点も無いレンズ。

この価格で、ここまで欠点が無いのは、逆に「ヤバいレンズ」かも知れないです!


(ちゃんとパープルフリンジも出ますが、思ったよりも少いです。
Nikonのカメラなら、ホワイトバランスが、いいので大丈夫ですが、ホワイトバランスをアンバー側に設定したい人は、明暗差に注意です。桜とか…ね。笑
Fマウントが小さいので収差は多いでしょうね。)


AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G  +   ブラックミスト
 
画角は、50mmなのに…
パース効果がある…
35mmらしい感覚。

ただ、表現は、35mmレンズの表現です。
なので、50mmレンズと比較して、近寄って撮影できます。

最短撮影距離が、短いのは、超便利!


ま〜
その分のパース的な歪みも感じますが、スマホに比べたら無いのと同じ感覚になるかも…ね。


不思議なんだけど…

感覚的に、FUJIFILMの写真表現の考え方を感じました。

FUJIFILMは、APS-Cセンサーを使って、フルサイズ換算の画角で撮影をします。

当然、他社の同じ画角よりも、レンズの個性は、広角側の表現になります。

他社がフルサイズをベースにして、50mmレンズで標準レンズの画作りと…
APS-Cで、35mmのレンズをフルサイズ換算して他社の50mm(標準レンズ)と比較すると、やっぱり違った画作りになります。

例えば…
スナップを見ると、一度は憧れる…
カッコいい、フィルムシュミレーションとの相乗効果で、レンズの個性を利用するのが…
FUJIFILMの狙い…?

なのかな?

なんて少し、今回APS-C の Z50 に、35mmレンズを使って、FUJIFILMのことを感じたのです。



ただ…
そんな風に、別のことを考えるくらい…

AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G
と、いうレンズが、個性を主張しないレンズなのでしょうね。

撮影者の表現を邪魔しないので、レンズに頼らない撮り方をする人には、ラフな感覚で使いやすいレンズですね。


なんか…かっこ良くなったかも…
 


マウントアダプターは
K&F Concept  KF-NGZ
(Gタイプ対応)
 
スマホで撮ったので、リングの部分が…完全に白とびして、ダイナミックレンジが狭いのがわかりやすいですね。

(もっと日陰で撮ればよかった… 笑)


 

Nikon の F マウントレンズなので、Zマウントには、直接ガッチャンコしません。

マウントアダプターといって、カメラとレンズの、あいだに入れる部品があるので、それを使うと、ガッチャンコします。

ただ、このマウントアダプターは、電気接点が無いので、マニュアルフォーカスのみの使用になるのです。

純正のマウントアダプターを使うと、オートフォーカスも使えるのですが…

今は、マニュアルレンズ状態です。

不思議と…

マニュアルフォーカスが面白くて、しばらくは、このままで良いのかな〜なんて思います。



NIKKOR Z 40mm f/2 で撮影。
 

見た目は…意外とかっこ良くて、気分は上がります。

意外と言えば…
オールドレンズを最初に考えていたのですが、まさかのGレンズを買いました。笑

背景が荒れないので、Gシリーズのレンズで正解だったかも知れないです。

ただ…オールドレンズも欲しいですが…笑



AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

背景も、ざわつきやすい部分で撮っていますが、オールドレンズよりまとまっています。

F1.8だと、花が玉ボケになっていますが、35mmレンズなので、50mmレンズよりも、一つ一つが小さめですね。



AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G
 

Zマウントが、最新の描写力なのは、センサーが最新だから…
では、無いですね。


レンズの性能が良いので、代用はきかないのが、Zレンズな気がします。

Fマウントの…このレンズだと、描写の線が少し違います。
若干、Z50が色味を最新に近づけてくれている感じはありますが、Zレンズのようなサラサラ感は無いように思います。

Gレンズの方が、ウェットな感じですね。

LEICAのレンズでも、いわれる湿度感…

空気の膜を1回通って見るような、ウェット感を、軽く感じますね。


ちなみに、Zマウントの40mmで、パッと撮った写真は、こんな感じ…
(これも、価格的には…撒き餌レンズ)

NIKKOR Z 40mm f/2
 
ネームを入れたい以外は、撮って出しです。


こうして比べると…
Z 40mmも、ハイスペックじゃないレンズなんですが…

Zレンズは、簡単に空気感を撮ることが出来る。

ピュアな描写力です。

 
お天気だったのもありますが…
そのままの空間を切り取った感じの空気感は、あまり他では見ない、NIKON Z の得意分野ですね。

(よくNikonは、見たままを描写する。と、いわれるけど、たまに友達のカメラで撮らせてもらったときに、あ〜。って思う感じですね。
大きく違わないけど、NIKON Z でしか撮れない差が、確かにあります…が、それが全ての人に、良いとも言えないですからね。)


Nikonの思想「3次元的ハイファイ」

立体感を描写するなら、NIKON…

そんな感覚になってしまうレンズを作れるメーカーですね。

同じような撒き餌レンズ価格でも
妥協しないNIKON…なのか…

手を抜いて、このレベルなのか…は、Sラインのレンズを使わないと…わからないですね。


 
Zマウントの進化は頭一つずば抜けている…
そんな風に、いっている人が居るのも
理解できますが、そんなことを考えたら、レンズ沼にハマってしまいそうです。笑
 
 
世界中にある各社のレンズ性能が上がったら…
 
「レタッチ…?まだ、レタッチしてるの?」
とか…
「撮れば仕上がるでしょ〜」
 
なんて…
 
いわれる時代が… 

そのうち来たりして〜
 

腕を磨かないと…


そもそも、AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gは、描写力の高い価格帯のレンズでは無いのですが、「レンズの軽さや小ささ、マウント径の小ささと、あとは…フランジバックの距離」が、Fマウント時代の描写の違いを感じる…原因なのかも…笑

なんて思いますが…


個人的には、ソフトな描写で、好きな写り方なので、楽しいですよ。

寄り添うような優しい表現なので、そんな風に撮影すると良いと、思います。


AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G + レタッチだよ。
 
 
ピクチャーコントロールは、ビビッド
ホワイトバランスは、少しアンバー
そんな風に撮影しました。
 
レタッチは…
シャドウを持ち上げた感じと
彩度を気持ちだけ上げています。


どんなレンズが、必要かは、人それぞれで良いと、思います。

心の解像度を満たしてくれる描写のレンズを選択するのが、大切なのかも知れませんね。




読んでくれる人や、スキをしてくる皆さん
ありがとうございます。

写真を楽しんでくださいね~。



それでは、良い写真ライフを!









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