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ルーマニアとハンガリー間の国境で起きた出来事 【ヨーロッパ旅番外編③】

ブルガリアからルーマニアを経由してハンガリーに着いた。

ここまでの道のりはホンマに不眠不休の3日間だった。いやぁしんどかった・・・

※前編はこちらです⬇

今回ルーマニア首都ブカレストからハンガリー首都ブダペストへ高速バスで向かったものの、道中の山々や途中休憩で立ち寄る地方都市で漂う雰囲気が割と良かったりもする。

偶然目にするものがダイレクトに心地いいと感じることがある、これもまた旅の醍醐味やなぁ。


色々ある中で個人的に話したいのはルーマニアとハンガリー間の国境で起きたことについて話します。陸路での入国審査はきっと旅人の皆さんなら気になるトピックなのではないかと思ったので、ボクの体験を通じて一人でも多くの方にシェアすることができれば幸いです。

1 再度シェンゲン圏内へ

前回はスロベニアから出国➔クロアチアへ入国の際にシェンゲン圏を抜けて以来なので、戻るのは大体1ヶ月ぶり。※2023/1/1付でクロアチアもシェンゲン圏に加わった

青いところがシェンゲン圏(EU加盟国)で緑色はEU非加盟だけどシェンゲンに入ってる国。
黄色はEU加盟だけど未だに実施してない国。

詳細は下記をご覧ください。


ブカレストから出発して数時間後、

ハンガリーとの国境に着いた。

陸路とはいえシェンゲン圏に再度入りなおすので審査厳しいのかなと思ってたけど、これが意外にもあっさりと入れた。

ルーマニアとハンガリーは合同なのか、国境に着いた際はブルガリアとルーマニア間であった時と同じように審査官(恐らくハンガリー側の職員)がバスに乗り込み、

乗客全員のパスポートを回収した。

しかし、ここであるトラブルが起きた。


一人の男性が審査官に怪しまれていた。

怪しまれるというよりはパスポートまたはIDカードがないらしく、審査官からは「おたくウクライナ出身か?」「英語は話せるんか」と質問するも男性は英語が苦手だったせいか、返答がなかったので、

審査官は男性に一言「Come on」とだけ伝えて外に出ようとした。
同時にその男性の事情を知る女性が間に入り、

「彼はこういう〇〇〜な事情で来てるんです」的な会話が聞こえたので、最終的には彼女の懸命なフォローによって何とかその男性も入国をパスした。


詳細は不明だが、ブルガリアとルーマニアもまた不法移民が多いという噂を何度か耳にしたことがある。

この時の審査官もまた、目の前にいる男性が本当にウクライナ国籍なのか・または不法移民者じゃないのか等と疑うのも不思議ではない気がする。

国境をくぐる際に審査官から見て疑いのある人を取り締まるようにしないとどんどん不法入国者が増えるので、犯罪率の増加を食い止める等の観点から国境における入国審査は必要不可欠である。



2 翌日の明朝5時

ハンガリー首都:ブダペストに到着。

ハンガリーといえば大抵はフォアグラと温泉が有名ですが、

ボクは4年前に一度来ており、当時11月はずっっと天気が悪かった。
且つお腹を下したり体調を崩しがちだったせいもあり、ボク自身ハンガリーに関してはあまりいい思い出がない。

そのこともあってか、先を急ぎたいという気持ちもありつつ、優先順位的にスロバキアの首都ブラチスラヴァの方が内心行きたい気持ちが強かったので、ブダペストに着いた3時間後にスロバキアへ行くことにした。


というわけでこの辺で区切ります。

結果的にはそのままスロバキアへ行ってよかったなと思ったわけですが、

二度目のスロバキアに関する感想はまた次回話そうと思います。


Thank you for reading to the end.
Have a good day.

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