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テンションでなく、パッションで闘おう

今回は自分の「原動力」となるものについて語っていきたいと思います。
キーワードは表題の「テンション」と「パッション」になります。

二つとも「何かに対する熱中」という意味で使われる言葉であるかと思いますが、その位置付けは大きく異なります。

特に、テンションという言葉が日本語では誤用されているように思います。

日本語でのテンションは「気分」という意味で使われることが多いですが、英語の元々の意味は「緊張」というややネガティブな言葉です。

だから「ハイテンション」というのは完全な和製英語で、ネイティブの人に「ハイテンション」と伝えたら、ものすごい緊張をしている状態ではないかと逆に心配されると思われます。

ただ、英語との違いにおける話だけをしたいわけではないので、話を戻すと、結局のところ「テンション」というのは「一時的なもの」であると思います。

つまり、「持続可能なものではない」ということになります。
その状態はずっと続けられないとなると、特効薬のようなものです。
もちろん緊張した状態というのもある程度必要とは思いますが、だからこそ、テンションに頼ってはいけない。
そこに頼りすぎると、その先にあるのは「燃え尽き」ではないかと思います。そして、そうなってしまうと、元に戻すのがものすごく大変です。

そこで登場するのが「パッション」です。
パッションの方は非常にわかりやすいですね。
「情熱」「激情」といった意味のことばで、非常にポジティブなニュアンスで使われることの多い言葉です。私自身としても好きな言葉の一つです。

この流れからもう言いたいことがお分かりだと思いますが、
「パッション」は「持続可能な状態」を導く手段になります。

一時的に自分を奮い立たせてパフォーマンスを上げることは時にテンションのみで出来てしまったりもするのですが、「持続可能」という点についてだけは、テンションだけではどうにもなりません。

期限が迫っているかつ急き立てられているような状態になると、「とりあえずテンションで乗り切っておけ」というスタンスになってしまうというのが往々にしてあります。(私も過去にありました)
そうなってしまうと、「本来の目的」といったところからズレてしまうことも起こったります。

それを防ぎ、是正し、良い状態を保ってくれるのが「パッション」である役割であると思います。

立ち戻るべき内容が「ミッション」であるとすると、それを遂行するためには、「ミッション」に対する「パッション」が必要です。
やはりこれがなければ持続可能な状態にはなりません。
テンションで続けたとしても、やがてその状態は形骸化していくと思われます。

というわけで纏めると、

テンションで闘ってもいつまでも続かないが、ミッションに対してのパッションがあれば持続可能な状態になり得る

というお話になります。
月並みで使い古された言葉かもしれませんが、
時代は「サスティナブル(持続可能)」を求めている状況であることは間違いないです。

自分自身が幸せであり続けるために、自分がパッションを持ち続けられることに注力していくことこそがこれから重要になっていくのではないでしょうか?

これまでの投稿でも、「ナチュラルにモチベーションが湧く」という状況に至ることの重要性はいくつかの記事で語っておりますので、こちらもぜひご覧いただければ幸いです。
これらはもう少し溜まってきたらマガジン化しようかとも考えています。

最後までお読みいただきありがとうございました。
今回も少しでも興味を持ってお読みいただいた方の貴重なお時間をいただけたことに感謝申し上げます。
それではまた。

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