大林和正

中学生のまる男が活躍する短編物語を書いてます。 笑いが好きでちょっぴり奥手な子たちが繰…

大林和正

中学生のまる男が活躍する短編物語を書いてます。 笑いが好きでちょっぴり奥手な子たちが繰り広げる お笑い物語。 他にお笑いのマガジンが一つ ほっこり笑ってくれると幸いです。

マガジン

  • まる男の青春

    中学生のまる男が活躍する短編物語を書いてます。 笑いが好きでちょっぴり奥手な子たちが繰り広げる お笑い物語。 ほっこり笑ってくれると幸いです。

  • 首相の懐宝迷邦

    *お笑いの記事です 20XX年「一見民主党」と「自由に民衆を党」を同時に立ち上げた両党首の大林議員は両党を渡り歩きながら党首選を勝ち続けていく。選挙の天才である大林は何回の政権交代で本懐を遂げる事が出来るのか? … 前編 革面政権発足物語 第◯次大林政権の退陣理由が書かれてます 後編 外交政策一丘之貉 第◯次大林政権の主な外交成果です となります お笑いの記事です

最近の記事

まる男リッチフード

冬の昼下がり まる男は冬休みの宿題を家の庭にあるビニールハウスの中でしてた。 1人なら冬はここで何かするに限る。何故なら温かく日当たり良いので居心地が良いのだ そして猫たちのたまり場ともなっている。宿題の合間に猫たちをモフモフする。 現在、猫たちは3匹いる。宿題に目を移し進めてから猫たちに目を戻すと5匹になってた。あー2匹増えたなー、と思うのはうかつです。後ろの戸から2匹入って来たので合わせて7匹になりました。  宿題は進まずぼ~っとそんな事を考えていた。更に友人たちの事を考

    • 5分の1ジュリエットと垂也

      小学校5年生の時、まる男と初めて同じクラスになった垂也。その年、垂也には超能力がある事が判明した。まる男の消しゴムを1cm伸ばして大きくする事が出来るのだ。中学でも3年間まる男、垂也、角郎は同じクラスであり続けた。 これも超能力?コレは確信がない (*今回はマドンナというあだ名の女の子が主役です) 中学2年生、7月の始め、1時間目の休み時間 この頃夏の朝は涼しかった まる男が消しゴムを無くした。そう言って騒いでる。 まただ、困った事があるとすぐ周囲に助けを求める。 ま、頼

      • 第4次大林政権

        革面政権発足物語        *お笑い記事です 第4次大林政権は3ヶ月で終わった … 視察で行った饅頭屋 プレゼントだと思って食べた饅頭が売り物だったのが報道され、炎上したからだ 外交政策一丘之貉訪仏訪仏した時 フランス料理で歓迎された フィンガーボールの水を3杯おかわりしてしまった 緊張で喉が渇いたらしい フランス人達は笑ったが 直前のオヤジギャグが受けたと思い満面の笑みの大林首相であった … 帰国したら「フランスの水は不味いね」とペットボトルの天然水をフランスへ送る

        まる男リッチフード

        マガジン

        • まる男の青春
          17本
        • 首相の懐宝迷邦
          4本

        記事

          G7開催はまる男にて

          1973年生まれのまる男は小学校1年の頃から、ある理由でプロも通うボクシングジムで学校以外、ボクシング漬けだった。そして、中学校、友達に誘われて野球部に入る。運動神経は怪物だけど、常識のだいぶずれた少年の物語である  鬼の監督。通称鬼ケン。彼の怒声は凄まじく、第2次世界大戦中は彼の怒声を武器に米軍に勝利したと謂われる程である。いつも、野球部員たちは彼に怒られないように汲汲としているものだ。ただ彼には目下悩みがある。  その悩みとはこの物語の主人公。まる男である。  まる男

          G7開催はまる男にて

          現人神になりたいまる男

          1973年生まれのまる男は小学校1年の頃から、ある理由でプロも通うボクシングジムで学校以外、ボクシング漬けだった。そして、中学校、友達に誘われて野球部に入る。運動神経は怪物だけど、常識のだいぶずれた少年と少し奥手な仲間たちの物語である 今日は1月1日まる男は従兄たちと初詣に行った。少し電車で行ったところに住む従兄とだ。神社は更に10分程電車に乗って行く。県で最大級の神社だ。 初詣を済ませ、朝食を摂るとまる男は従兄たちと別れて電車に乗る。角郎と垂也と待ち合わせがあるからだ。2

          現人神になりたいまる男

          第3次大林政権

          革面政権発足物語        *お笑い記事です 第3次大林政権は3分で終わった … 政権発足すぐにお湯を注いだカップ麺 3分後に衆議院議長がカップ麺を倒したのだ へそを曲げて解散だ! 外交政策一丘之貉 カップ麺の事件は世界中に放送され 可哀想だと同情した世界各国の政府機関や企業によっご当地カップ麺が送られて来た。 次政権では、これらを使い 「世界のカップ麺万博ごっこ」 という博物館を作り好評を博したと言い張ってる 来場者数は年平均3人(1家族)。 因みに送られて来た

          第3次大林政権

          第2次大林政権

          革面政権発足物語        *お笑い記事です 第2次大林政権は1ヶ月で終わった … ちょっと1億円って手で持てる?と国庫から出してたら来客。で、戻ってみると無くなってた という事件が世間にバレたから 外交政策一丘之貉 主な外交成果 アメリカ大統領訪日! 大林首相は1番好きな食べ物で友好関係を構築しようとする。 マクド◯ナルドのダブルチーズバーガーセットを一緒に食べる。 アメリカ大統領の要求は無し 日本の要求は全て拒否 というかアメリカ大統領。終始不機嫌で無視して来た

          第2次大林政権

          第1次大林政権

          革面政権発足物語        *お笑い記事です 第1次大林政権は2か月で終わった … 日米首脳会談でアメリカに宣戦布告をしてしまったのだ 本人曰くアメリカ大統領はプレアデスジョークが通じない と意味不明ないい訳をしたが許されず退陣 ちなみにこの後仲直りの為 ポケモンレアカードを大統領の孫全員にプレゼントした事は国家機密だ で、日米嘱託級会談で日米安子条約が結ばれ両国は絆を深める 外交政策一丘之貉 主な外交成果 オーストリアのウィーンを訪れた大林首相。ドイツ語の通訳を連

          第1次大林政権

          まる男の青春

          中学生のまる男が活躍する短編物語を書いてます。 笑いが好きでちょっぴり奥手な子たちが繰り広げる お笑い物語。 ほっこり笑ってくれると幸いです。

          まる男の青春

          不沈艦「まる男」

          まる男は学校の初代理事長の胸像に落書きをした。落書きと言っても胸像に色を塗っただけだ。だが、それが妙にリアルでパッと見、本当の人が立っているようだ。そしてリアルさに違和感が少々加わり、恐ろし気な胸像になっている。  朝練前に1時間早く来て素振りをしているまる男は更に1時間早く登校して落書きしたのであった。  しかし、そのいたずらは、まる男の仕業だという事はすぐにばれた。宿直だったひえた先生がまる男が胸像に落書きしている姿を見たのだった。面白いのでその事はひえた先生は黙っていた

          不沈艦「まる男」

          偽まる男運動

          まる男の家は金持ち。だからやれる事をやる。 2年生の冬。まる男はモテない男たちを集めバレンタインデーにチョコを貰ってないのにホワイトデーにチョコを女子に送る運動を企図した。 偽ホワイトデー運動だ まる男はモテない男たちに手ずからチョコを渡し激励の言葉で肩を叩く。 ホワイトデー当日。 予想された混乱は無い。女子たちに話を聞いてもバレンタインにチョコをあげてない男からはチョコは貰ってないそうだ。 まる男は偽ホワイトデー運動に参加した男達を召集した。 次の日の放課後。体育館に集め

          偽まる男運動

          まる男が部室の鍵を入手したら、したい事35選

          1973年生まれのまる男は小学校1年の頃から、ある理由でプロも通うボクシングジムで学校以外、ボクシング漬けだった。そして、中学校、友達に誘われて野球部に入る。運動神経は怪物だけど、常識のだいぶずれた少年の物語である (今回のまる男の青春は前回、”まる男の責任感の行方”を見てからの方がより、理解できます。) 一日目 ぬいぐるみと造花を飾って部室をファンシーにします 二日目 ドリアンを部室中に飾って芳香剤代わりにします 三日目 猫用のドアをつけます。野良猫入り放題で、モフモフ天

          まる男が部室の鍵を入手したら、したい事35選

          まる男の責任感の行方

          1973年生まれのまる男は小学校1年の頃から、ある理由でプロも通うボクシングジムで学校以外、ボクシング漬けだった。そして、中学校、友達に誘われて野球部に入る。運動神経は怪物だけど、常識のだいぶずれた少年の物語である   木田中野球部は今日も練習に励んだ。クタクタに疲れた部員たちが練習を終えると部室で着替え始める。今日は部室ではキャプテンと副キャプテンがこれからの練習内容について話し合っていた。1年生がグランド整備を、そして部室で着替えおえても、まだ話しあっていた。1年生が着

          まる男の責任感の行方

          恐怖!まる男来襲!

          「先生が来たぞー!」 廊下で叫ぶ生徒の声を機に、皆は席に着く。 休み時間の終わりはいつもこうだ。 この言葉、先生たちには不満なの知ってる? 今回、先生はその不満を口にした。 他の言葉で言えと。ただ、その言葉が見つからない。 先生の話が詰まって3秒後、まる男が手を挙げる。 「いい言葉があります」 先生は疑う事なく、まる男を指名する。何故なら現在はまる男1年生5月の話だからだ。まる男はまだ猫を被っている。 そして、まる男は口を開く。 「先生来襲ー!先生来襲ー! はどうでしょう?

          恐怖!まる男来襲!

          まる男、シェイクスピアを演じる

          その日、まる男はマネージャーの明菜と部活中、雑談を交わしていた。それ自体,大した事ではないのだが、30分以上も話をしていたのである。部活中だから、野球の練習をしていなければいけないなかでだ。監督やコーチ、先輩たちが注意すればよいのだが、彼等は明菜に甘い。まる男にではなく、明菜にだ。美人なうえ、気の利く明菜は歴代マネージャーの中でも特に人気があった。前任者、今日子は愛嬌はあったが、人気はなかった。やはり、女は顔かと責められて然るべきだ。  まる男と明菜は一週間前、本屋で偶然会っ

          まる男、シェイクスピアを演じる