最高支援金額200万!?の学内取り組みに参加してきた
こんにちは!あいでんです。
本日、5月21日は当大学の設立記念日らしい。今年で創立85年ということで、何かしらの厳かなことも一切なく、Twitterのほぼ公式アカウントにてそれを知りました。
ということで、本日も頑張っていきましょう。
そんなこんなで昨日の話にはなりますが、当大学で行われている取り組みの1つ、「学生チャレンジプロジェクト」というものに参加してきました。
教授たちにプレゼンの末、見事採用されたプロジェクト(最高3つ)に助成金の総額を上限200万円として、各プロジェクトに随時助成されます。
(タイトル詐欺、、、だと、、?)
まあ、そんなことはさておき今回は6つのプロジェクトの応募がありました。
この時間帯にゼミの顔合わせが行われていたので、実はプレゼンが終わったら(2番目だった)すぐに退出しようと考えていたのですが、ほかの方々が発表する内容がとても面白かったのでついつい最後まで聞いてしまいました。
そこで、今回は私的に面白いと感じたプロジェクトについて勝手に語っていこうと思います(発表者たちから直接話しを聞いているわけではないので事実と異なる可能性があります)。
▷No more レジ袋
まず、このプロジェクトについてです。
プロジェクト名からもわかるように「レジ袋をなくそう!」ということを目的としています。
今回は大学内の売店にフォーカスしてレジ袋をなくしてこう、という取り組みでした(詳しい内容は割愛)。
私がこのプロジェクトを面白いと感じた理由はソリューションの考え方です。
こういうソリューションは値引きやレジ袋の有料化などによって解決しようとしがちですが、そうではなく違う観点から解決しようとしていたのが惹かれました。
具体的に好きだったのはレジ袋に原価を記載する案と、レジを分けるという案。
前者は、お金をイメージさせるという意味ではレジ袋の有料化や値引きと似通ったところがありますが、内発的動機が生まれそうなのが面白い。
一見すると小さい数字なので(原価は1.72円とのこと)効果がなさそうに感じますが、有料化されたレジ袋(だいたい3〜5円)を敬遠するくらいには多くの人が気にしているようなので効果はありそう。安直と言われれば安直ですが。
後者に関しては完全な私の妄想ですが、レジ数に明確な差をつけると間接的に「レジ袋を使わない方がいい」というイメージの刷り込みができるので面白いのではないかと。
ただ、レジが混雑することで購買機会が減ったり、クレームに発展するのではないかという懸念が質疑応答でもあり、それには頭を悩まされそう。
本質的な問題は、直接的にしろ間接的にしろ賞罰行為に頼ってしまうということだと思ってます。
内発的動機によってレジ袋を減らしたいところですが、メディアを使っての訴えかけでは訴求度が低いとも思うし。
なので、レジ袋やその空間自体をデザインするという意味で上記案は効果的だと思ったのですが、これじゃまだまだ甘いのかなあ?結構好きなんだけど。
▷カフェP
おっと、どこかで聞いたことがあるぞという方はこんにちは。
しかし、内容は全然違いますよ(笑)。
こちらもざっくりと説明すると、悩める高校生たちのために、"家"でも"学校"でもない第3の居場所を作ろうというもの。
こういうコンセプトはなんとなく気になってしまう。カフェ自体が「コーヒー屋さん」ということではなく、デザインされた空間を提供しているというのはよくある話。
が、「誰のための」「どういう居場所」を考えるのはかなり難しい。
今回は「悩める高校生たち」の「(大学生たちによって)悩みを解決するための場」ということでした。
私的な意見としては、「解決」というところまでに手を出すと色々めんどくさそうなので、"お悩み相談所"くらいでええんちゃうかなと。
先日聞いた話をもとにすれば、空間デザインやコミュニティデザインということになるのかもしれません。
数あるカフェの中でどう差別化していくのか、がポイントになりますよね。そういった意味で、学生や生徒(今回は生徒のみでしたが)のみにフォーカスするような「お悩み相談所カフェ」というのは面白いんじゃないかなと思いました。
最後に
こういう学内の取り組みに参加するのはほとんど初めてでした。
普段はゼミ生としか一緒にいないので、同年代の学生がどういう考えで、どういうことに取り組んでいるのかを知りませんでした。
そのため、「外を知る」という意味でも「自分たちと比較する」という意味でも非常にいい機会でした。
何より自分たち(当ゼミ)からでは出にくいようなアイデアや考えが出てくるので、とても面白かったです。
逆に「周りから見て我々はどう映っていたのか」は気になるところです。あまりいい印象は持たれてなさそうですが。
ゼミに染まりすぎてんなあ、とは感じましたね。
ということで、今回は気になったプロジェクトについて勝手に語ってみました。批判をしたいわけではないので、そういう風に感じられた場合はご指摘いただければ幸いです。
それでは、また次回!
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