明るいうつさん

明るいうつ病患者。小学校の先生。30代前半。金融系記事見るために登録したけど、日記とか…

明るいうつさん

明るいうつ病患者。小学校の先生。30代前半。金融系記事見るために登録したけど、日記とか文章書くのが好きなので、だらだら記事を書いてみようかと。哲学的思考に耽りがち。IQはそこまで逸脱して高いわけじゃないけど、悩み方が当てはまりすぎて大人のぎふてっどじゃないかと疑っている。

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鬱からの復帰 心境

はー、やっと復帰に漕ぎ着けるほど、症状が軟化してくれた。8ヶ月目。 贅沢な休業期間。本当に本当に、人生観は180度という単純な表現では足りないくらいに変化した。ありがたい時間だった。 岡田斗司夫先生の4タイプの考え方を知り、今まで自分が蔑ろにしていた健康や美意識、人間関係なんかをゆっくり見直す時間だった。 人間(生物としての自分)がかなりの欠陥を抱えた生物であるという自覚ももてたこもによって、さらに自己理解が深く達せられたのが大きい。 元々哲学好きだったけど、それゆえ

    • 香水にハマった話

      32の年の暮れ。今更、香水にハマった記録。 きっかけは、celes(香水のサブスク)でcelesセレクト(アンケート結果から好みそうな10香水を選んでもらえるサービス)を買ったことだった。 私はこれまで、香水を勝手なイメージで倦厭してきた。 香水ってきつい匂いが多いんじゃないの?わざわざ香害になるリスクを犯すことなくないか? 体臭そんなにきつくない方だし、香水で誤魔化す必要もないしなあ なんか、夜のお仕事のイメージがつきまとう… 香りを楽しむなら、アロマかハンドク

      • 鬱になって色々気づいたので、今後はこんな風に生きてみたい、まとめ

        鬱発症して4ヶ月弱、現在までに考えたことをひとまずまとめメモ。 そのうちまた違う結論に変わるかもしれない。 1 鬱は、心の風邪というより心の怪我 鬱はストレスにより、脳が疲労して、セロトニンが極端に少なくなり引き起こる心身症らしい。 精神的な不具合も、身体への不具合と同じように、何かしらのダメージを負っている状態と捉えていいのだろう。 身体の怪我なら擦り傷なのか、骨折なのか、打撲なのか、痛みや治り具合も確認しやすいが、如何せん、脳みそのしかも状態の不具合となると、視覚

        • 己の今の状態は、人間故のバグの所為という結論に帰着しそう

          とりあえず現時点の結論…。 あんまり明るいオチではないかも。あっけらかんとしていたいけど。 うつの症状にもだいぶ慣れてまあ回復に向かっているこの頃。 一連のどたばたお悩み劇は、まったくもって、単純で陳腐なオチに近づいている…ような気がする。 ギフテッドがどうとか、 育ち方がどうとか、 職場環境がどうとか、 たくさんの原因探しの末。 全てが確かに一因ではあるが、 根本的なのはやはり己の理性のあり方(考え方)が悪かったのだろう という、単純で面白みもない(悲劇に面白みを

        鬱からの復帰 心境

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        • 哲学日記
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        • 明るいうつ日記
          10本
        • 1本

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          宙ぶらりんこそ最強?

          宙ぶらりんでい続ける力 について、ここに書き綴ってるうちに、自分の思考の頑なさに気づいて、うわあああとなったというオチ(笑) 心理学で宙ぶらりん力が注目されてるよ、と聞いたのは2年前だったか、ひょんなことで精神科の先生の話を聞く機会があって、その時彼が面白いんだよ、これーと紹介してくれた話だっだ。 最近、心理学会の中で、解決しない曖昧のままでいられる力が注目されてるんだー というような話だったと思う。 聞いた当初は、何を言ってるんだと、困惑した。 人は悩むと物事を解

          宙ぶらりんこそ最強?

          自己再形成(詩)

          開けたくない箱を開けないといけない気がしてめちゃくちゃ怖い。と書き殴ってみても、この状況から逃げ切れるわけはなく。 開けてみた。 中身は全部吐き出せ、ているかもわからない。箱の中は覗くことはできないらしい。 おっかなびっくり叩いてみて、飛び出してきたものから床に広げて並べていく。 一つ一つ、丁寧に。 上から眺める。 ぐるぐる四方八方周りを歩き回り、あらゆる方向から眺めてみて、 意外と思っていたものとは違う色が付いてたことに気づいて、 戸惑う。 ちょっと面白く、

          自己再形成(詩)

          真ん中っ子の苦悩

          真ん中っ子あるある 写真少ない 放っとかれがち 上の反抗期と、末っ子わがままに挟まれて お利口さんになっちゃう 故に無駄に聞き分けよし 感情的になるのは無駄と思ってる 甘えないのがデフォルト というか甘え下手 1人でマイペースにやってく でもちょっとさみしい でも別に苦ではないと思ってる 思ってた うつなっちゃったら後からじわじわくるぜ……! 甘えられる時には頑張って甘えときゃよかったなあ いい歳して、いまさら甘えらんないわ! 「認められたい」とか

          真ん中っ子の苦悩

          おだいじに(ミニ小説)

          ※椎名林檎『おだいじに』のオマージュ小説です あ、今日は晴れだ。 朝目を覚ます時、今日の天気がわかる。 お空のではなくて、心の。 ごろんと寝返りをうって、お気に入りのガーゼ質のシーツに頬を擦る。赤ちゃんに使うような真っ白なそれは、汚れが目立ちそうで一瞬購入を躊躇ったのだけど、あまりの触り心地の良さについ買ってしまったもの。 空調の効いた部屋は心地よく、カーテンから漏れる朝日が部屋の中の有様をぼんやりと映し出している。真綿の部屋。 晩夏、とよばれるこの頃だけど気温はま

          おだいじに(ミニ小説)

          大人のギフテッド、かな。と自覚してみる。

          自分がいわゆる大人のギフテッドなのかな、と思い始めたのはここ1年くらいのことで。それがまあ、悩み始めていた証拠なのかもしれない。 子どもの頃から周りの子と話が合わなかった。 小学3年の頃には、人間関係ほど煩わしいものはないと思っていたし。 なんなら、おしゃべりの中で同意できないことや同意してもらえないことが多々あるのが嫌で、要は周りの話題に合わせるのが嫌で、休み時間中ずっと読書に耽っているような子だった。 授業は中学ぐらいまでは、教師の話を聞くのが苦痛で、自分で教科書

          大人のギフテッド、かな。と自覚してみる。

          空を見ながら思うこと。無価値な世界の好きと嫌いと無関心

          悠然と広がる空が好きで、子どもの頃からよく眺めていた。 思春期の頃、学校からの帰り道、街路樹から舞う葉っぱ越しに見た夕焼けに染まり始める空。 不意に時々思い出す。 なんとなく寂しくて、なんとなく愛しい空。 『時の流れと空の色に何も望みはしないように 素直で泣いて笑う君にエナジーを燃やすだけなんです』 (椎名林檎,幸福論,1998) 見返りも何も望まずそこにただ悠然とある物に対する憧れ。生き物でもないただの光景に対して、羨ましいなんて感情を抱いていた。 ただただ意味も

          空を見ながら思うこと。無価値な世界の好きと嫌いと無関心

          みんな疲れてるっぽい

          弱くなって、わかることも結構多い。 その一つが、 案外、心の病は身近に転がってるということ。 友だちのほとんどは短期間のうつ症状を味わったことがあったようで。むしろ私みたいに経験ない方がおかしいのかと思うような…。 「自分もだったよ」と言う、声がいっぱい。 あ、私が、まったく隠さずに自分の状態を人にどんどん告げていたから、逆に教えてもらえたのかな。 というか、こんなに多いって。 現代社会は、どうやら人の心をエネルギーにして回っているようだ。まあ、それはそうか。 心が

          みんな疲れてるっぽい

          まさかのはじまり

          まさか、自分が抑うつ症状を知る日が来るとは。 本当にある日寝耳に水みたいに陥って、戸惑った。 心理学を少し齧っていて、ストレスコーピングの卒論なんて書いた自分が。 (ほんと齧った程度で病気やカウンセリング系の勉強はしたことはなかったけど) 基本的に物事はポジティブに捉える方だったし、悩んでる暇があったら楽しいことから考えよう、なんて思うタイプの自分が。 うつ、だと……?? ある日いきなり涙腺がぶっ壊れ、全身の神経が鈍って、頭も体もうまく動かなくなるという、謎の感覚に

          まさかのはじまり

          宿題に向かう姪の横でごろごろする

          本日はおやつ時のこの時間に、小学3年生になる姪が宿題をする傍ら、ワニのぬいぐるみを枕に、畳に寝転がる。なんとも贅沢な時間だ‥ 姪は、うらやましいと言う。 仕事もしないでだらだらしてる叔母を見てたら、羨ましすぎて宿題に集中できないと。 「宿題かー、やらないとダメなの?」 休職中とはいえ教師にあるまじき発言かもしれないが、仕事や俗世から離れると、一般常識に則らなくていいこの環境に、途端思考は甘え出してしまう。 「だめだよ、居残りさせられる」 「居残りかー、逃げたらどうなる

          宿題に向かう姪の横でごろごろする