わがままに生きる
2022.6.9【115限目】
今日、夫と朝食を食べている時に、いつになく昨日からイライラしているのか、私に対して少し言葉使いが荒い時がありました。
食事をしながら私が「年をとって、頑固になったらあかんなア。」と、いうと、夫は、私に「自分のやりたいことをして、人のいうことを聞かないで、わがままなところがある」と、言いました。そしてしばらくの沈黙。
夫はたぶん昨日からの私に思っている事を振り返っているのでしょう。私は、わがままに、心を自由にして、生かしてもらえていることが、幸せなことだと思いました。
その後、二人とも言葉にしたことで、気が済んだのか、夫はいつものペースになり、私はなんとなく感謝したい気持ちになっていました。
この年になるまでは、子育て、仕事、大人数の家族との生活があり、自分を抑え、我慢をしなければいけないこともありましたが、子育てが終わり、仕事も終え、父母を見送った今は、「わがままに生きる」は、とても気に入っています。
一日の生活の中で、それぞれのやりたいことをしたり、二人で同じ時間を楽しんだり、その時々で、楽しんでいます。これは退職してから今までに、第3の人生というか、今までとは違った向かい合い方をしてきた結果、生活のリズムが二人の間に出来て、育ててきたからだと思っています。
頼りにする
退職後は一緒にいる時間が長く、私がかなり夫を頼りにして生きています。
私は足があまり強くないので、力のいることは全部引き受けてくれます。買い物に行けば、荷物をさりげなく自然に持ってくれます。ゴルフの練習に行く時もゴルフバックは持ってくれます。
私がゴルフのラウンドで、上手くいかず落ち込んでいたら、庭に簡単なバンカーを作り、アプローチやパターの練習場も狭い所へ工夫して作ってくれました。
夫本人の為でもあると思うのですが、私の望みを叶えてくれたり、助けてくれたりする存在です。
感謝する
朝、私が起きるのが遅く起きた時、夫は、息子を駅まで送り、洗濯機を回し、庭仕事や散歩も終え、朝食まで作ってくれている時もあります。私は起きてから、夫が干していなかったら、洗濯物を干して、2回目の洗濯をします。それから私の家事が始まります。
夫は頼りになる人で、一緒にいると、心強く、安心です。私の話もよく聞いてくれ、思いやりもあり、いつも感謝です。
頼りにするとき、いつも心がけていることは、夫がしてくれる事については、指図をしないことにしています。時々してもらっているのに、不足を言うと気分を害されてしまって、折角の気持ちが無駄にしてしまう時があったからです。
今は、してもらった事には感謝です。そしてその感謝の気持ちは、出来るだけ伝えるようにしています。「ありがとう。」の一言ですが。
第3の人生
お互いの時間の中で、夫は、絵を描いたり、テニスのコーチに行ったり、庭仕事をしたりしています。私は、好きな料理や、洋裁や花を育てたり、生けたり、絵を描いたりと、お互いの時間と関係を大切にしています。
結婚した時の二人の関係、子どもや親と一緒だったころの関係、退職してお互いの距離が近くなった関係。消えていくもの、深まっていくもの、変わっていくもの、続いていくものがあります。年を重ねてからの新しい発見もあります。
この2年ほどは、コロナ禍ということもあって、人の目を気にせず、わがままに生きてきたように思います。これからも自分のやりたいことをして、納得のいく、第三の人生にしたいと思っています。年をとって気楽にさせてもらっていることに感謝です。
今日は、ゴルフクラブの月例で、レディース杯に行ってきました。沢山練習して庭に作ってくれたバンカー練習やアプローチ練習やパター練習が良かったのか、今までに無い良い結果でした。
帰って夫に話すと、練習は嘘つかないと喜んでくれて、次の課題は何か考えて練習するともっと良くなると言った。
私の第3の人生に良きパートナーがいてくれてよかったと思った一日でした。
【編集担当より】
”けい先生の知恵袋”は、母親が毎週送ってくる記事を息子がチェックして、アップしております。夫婦喧嘩は犬もなんたらと言いますが、この内容をチェックする息子は、まぁ楽しそうでよかったくらいの印象でしょうか。
ちなみに、記事を作る時には、母親が書いているのを横で父親がサポートしています。この記事を書いているときは、どんな雰囲気だったのでしょうね。今度実家にいる弟に聞いてみましょう。
「子はかすがい」とよく言いますが、今回は、「noteはかすがい」といったところでしょうか。パートナーと一緒にnoteを書くのは、結構よい影響がでる活動かも知れません。交換日記みたいなつもりで一度試みられてもよいかもしれません。
実家が平常運転でよかったです。全員わがままな家庭で困りますね笑。
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