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詩 : 打ち水

「打ち水」

いつからだろう
夕方になると
何処の家となく
庭に水を捲いて
涼しい気分で
縁側で夕涼み
夏の暑さから
気持ちの良い感覚が
味わえなくなったのは

ああ
なんて残酷な物言わぬと
虫や植物
魚や動物達までの
行き場のない苦しみの
断末魔に似た
声さえ聞き取れなく
人間の犯した罪に翻弄されている
一体何処へ叫べば声は届くと云うのか

知恵のついて賢いと云われた人間は
熱波だけ出して
地面と海面を熱している
結果
地球の空気の流れと
温度の上昇をも齎した
気温を下げるための対策は
今更遅いと云う人もいる
まだ間に合うと云う大人もいる
本気で取り込ま無かった人が
拡声器を持って
尤もらしい対策を
さも直ぐに対応するかの如く
大声を張る

人間に
他の生物が
恩恵を与えている
この地上で
人間抜きで神が法廷が
開らかれるとしたら間違いなく
人間は負け
いつかきっと
その報いを受ける事だろうか

※季節外れの投稿、南半球から、既に、北半球へ季節は移動していますが、熱波に今年も悩まされそうですね。

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