詩 : おたまじゃくし
「オタマジャクシ」
1度に沢山の子供たちが
嬉しそうに隅から隅まで
われ先に先陣の音程になりたがり
一列の先に並びたがる
命の歌が今日も何処かで
始まろうとし
親ガエル達は
名指揮者にでも成ったように
誇らしげに練習に余念が無い
田んぼの脇で
子供たちがオタマジャクシを
集めるのに夢中だ
音が外れたのは
子供の家に
連れて行かれたせいだろうか
淋しく金魚鉢から
声が届くよう鳴いている
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